エジプト入国
二十数年前のエジプト旅。
いよいよ入国です。
ビザ申請料金は旅行代金に含まれており、添乗員が現地でアライバルビザを申請して入国しました。
ツアーは楽ちんです。
ツアー参加者は24名
空港で専用バスに乗り、ツアー参加者が一堂に会しました。
参加者は24名。
老若男女、夫婦、友人同士、一人旅、いろいろです。
「添乗員つきの団体旅行」は楽で安心な一方で、「変な人がいたら困るな」と少し心配していました。
しかし皆さん良識ある人たちで、人数も適度で心地よいグループでした。
添乗員+現地ガイド
日本から同行の添乗員(日本人女性)の他に、現地ガイド(日本語が堪能なエジプト人男性)が同行しました。
添乗員もガイドも優秀で、人柄もよかったです。
当然ツアー料金はそれなりの金額でしたが、その価値がある二人でした。
モハメドアリモスク
さて、最初の観光は「モハメドアリモスク」。
立派な建物に素晴らしい装飾。
初めて見るイスラム文化の美しさに見惚れました。
クフ王のピラミッド
続いてギザの三大ピラミッドへ。
近くで見る「クフ王のピラミッド」は、やはり巨大でした。
「平均2.5tの岩を約270万-280万個積み上げた」と聞いていたもの、岩を間近で見ると「よくこんな大きいものを人力で…」と絶句します。
ピラミッドの中へ
そしてピラミッドの中へ。
中は暗く、そして一部はとても狭くなっていました。
ああ、あのピラミッドの中にいるのか。
現地初日にして、既に目的を達した気分になりました。
スフィンクス
思ったより小さく、そしてかなり傷みが感じられました。
修復が行われていました。
砂埃でピラミッドが霞んでますね。
カイロの街
バスで中心街へ移動しました。
人が多くて活気があり、古い車やバスがたくさん走っていました。
自転車に乗った人が頭の上に大きな荷物を載せていて、荷物には手を触れずに両手はハンドルを握っているのを見て、ビックリしました。
ハンハリーリ市場
バスを降りて街を歩きました。
ハンハリーリ市場では、衣料品・食料・雑貨などの店が並び、警官や肉屋が怒鳴り声をあげ、馬車やバイクが雑踏を走り抜けていました。
初めて途上国の街を歩いて、その迫力で圧倒されてしまいました。
世界各国の街で、日本語で話しかけてくる物売りがいますね。
当時カイロでは「バザールでござーる」と声を掛けるのが定番でした。
覚えてますか? NECのCMでサルが出てくるやつ。(若い人は知らないよね)
「ほう、たしかにここは市場だから、バザールでござーるな。秀逸だ。」と妙に感心しました。
遠い異国でエジプト人に耳元で「バザールでござーる」なんて囁かれたら、思わずクスッと笑って話を聞いてしまいますよね。
思うつぼです。
当時現地で撮った動画
古いバスや車、市場の雑踏、車窓から中心部。
当時の音と映像を是非ご覧ください。↓
【動画】【エジプト】昔のカイロの街と市場【1996年撮影】
次回
次回は、考古学博物館でツタンカーメンやミイラを見た話や、児童労働の話です。
つづく
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