投稿が少し空いてしまい申し訳ありませんでした。
過去旅「英国→モロッコ→アイルランド」の続きです。
営業トークにのってツアー申込み
今日はマラケシュからエッサウィラへの日帰りツアーに参加します。
日本でバス予約済で個人で行くつもりだったのですが、宿のスタッフに「ツアー代金はバス往復と同額。個人だと旧市街からバスステーションまでタクシー等で行く必要あるけどツアーは宿までドライバーが迎えに来るよ。現地でもバスより観光地の近くで降りれるし。」との営業トークにのって、バスをキャンセルしました。
約束の10分前7:50にドライバーが来ました。
朝の静かな旧市街を一緒に歩いて出発場所のフナ広場へ。(旧市街は車が入れないので)
脚の悪い私はドライバーの歩くスピードについて行くのが大変。
いつもゆっくり歩いているのが改めてわかりました。

フナ広場で1時間立って待つ
フナ広場のカフェドフランス前で「ここで待っててね」と言われ、ドライバーのおじさんは他の参加者を迎えに行きます。
これがなかなか帰ってこない。40分後に参加者2人とやっと戻ってきておじさんは苦笑い。きっと参加者が寝坊したに違いありません。
やっと出発かと思いきや「あと1人」と。更に20分待ってようやくフナ広場を出ます。私はフナ広場に1時間立って待っていたわけです。


1時間遅れで出発
乗ったミニバスは10分後に降ろされて「あのバスに乗り換えろ」と。まあよくあることですね。
結局エッサウィラ行のツアーバスが出発したのは10:00(予定は9:00)。私が宿を出てから2時間10分後です。
ツアーはこうなるんですよね。利用しなくなって長いので久しぶりに洗礼を浴びた感じです。



途中、ドライブインでトイレ休憩。
その後、アルガンオイルの店に寄ります。
これは聞いていたので予定通りですが、私にとってはこれも久しぶりの経験。
隣席の米国人は連日ツアーに参加しているらしく「アルガンのプレゼン4回目だわ」って言ってました。スタッフより詳しいのでは。
エッサウィラに着いたのは12:30。予定は11:00だったので1時間30分遅れですね。


無数の青い漁船
さて、気を取り直してまずは漁港に行ってみます。
青い小さな漁船がたくさん停泊していてなかなかの迫力です。




鮮魚販売の露店
露店がたくさん出ていて鮮魚を売っています。
港の一画に持って行くと焼いてくれて食べられるようです。




頭上からの爆撃
カモメ?ウミネコ?がたくさんいて、頭上を盛んに飛んでいます。
爆撃を食らいそうで気が気じゃありません。
卒業旅行の初日にサンフランシスコの港で肩から背中に大量の爆弾を浴びたのがトラウマになってます。
怖い。




イワシとパンとレモン
港の門をくぐった先に魚を焼いて提供する店が並んでいて、激しい勧誘合戦を展開しています。
イワシでも食べてみるか、と入ってみます。
パンとレモンは無条件に出てきます。
ナイフとフォークで食べるの不思議な感じ。
普通に美味しかったです。



旧市街の中へ
さて、港から広場を通って旧市街に入って行きましょう。



迷路ではなく碁盤の目
土産物店等が並んでるのは他の都市と同じですが、迷路のようではなく碁盤の目のような街になってます。
商品の陳列やディスプレイがあか抜けてる印象。
そんな違いを楽しみつつプラプラ歩きます。



ローカルっぽくて美味そう!
庶民的な店が並ぶエリアを通って行くと、屋台でおじさんが魚を揚げてます。
これがローカルっぽくて美味そう!
身振りで「ひとつください」と伝えると「あそこの店でパンを買ってきな」と。
言われた通りに丸いパンを買って来て渡すとイワシフライを挟んでくれます。
イワシは美味しかったのですが、トマト系の2種類のソースが私には合わず。
でも言葉が通じない中でやり取りして買ったの楽しかったです。


展望台から大西洋
城壁の展望台からは海が見えます。
大西洋の向こうはアメリカですね。



静かな雰囲気
海沿いの通りは中心部から離れていて静かな雰囲気。




洗練された感じの店
歩き疲れたので中心部に戻ってしばし腰かけて休憩します。
エッサウィラは他の街よりお洒落で洗練された感じの店が多く見られます。



ビーチでアイス
最後にビーチを眺めながらアイスを食べて、ツアーの集合時刻を待ちます。
滞在時間は4時間半(本当は6時間のはずだったけど)。
できれば1泊したいところですが、これでちょうどいいのかも知れません。
お洒落な店が多い感じで海や漁港もあり、他の都市の旧市街と違った雰囲気の街。
期待以上でした。


夜のフナ広場
マラケシュに着くと日没直後。
夜のフナ広場は活気に満ちています。ジュース屋台も客引きが激しいです。
その他の店もライトアップして販売に熱が入ります。




大道芸の人垣と飲食屋台の客引き
あちこちで楽器の演奏や大道芸が行われ人垣ができています。
エスカルゴの屋台はひときわ照明が明るい感じ。
テントの飲食屋台の客引きは激烈極まりないですね。
「今日はもう食べちゃったから明日ね」と笑顔で言うと「OK、〇〇番、覚えといて!」とキラキラした目で見つめてきます。
マラケシュらしい雰囲気を満喫できました。




「ウチでお茶でも」
宿に帰り呼び鈴を押しても反応がありません。
困っていると隣家の人が出てきて声をかけてくれます。
「暫く待ってみる」と伝えると「宿の人が来るまでウチでお茶でも」と。
丁重にお断りしてるところへスタッフが帰ってきました。
お礼を言ってカントリーマアムを渡します。
また人の温かさに触れました。

カントリーマアム
補足します。
カントリーマアムは今回の旅でも既に何度か登場していますが、私は最近海外旅する時に必ず持って行き、リュックに常時4つくらい入れておきます。
今回のようにお礼の気持ちを示したいけど、お金を渡すと失礼になりそうな場合に「日本のお菓子です」と言って渡してます。
「Japanese cookie」と説明しやすいし味も違和感なく受け入れやすく、小袋入りで渡しやすいし貰いやすいかと。チョコは溶けるけどこれは大丈夫。

明日は実質最終日です。予備日的にゆったり楽しみます。
つづく。
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