世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【エジプト1】「文明の旅」に出発(1996年)

 

初めての途上国

ずっと昔、エジプトを旅しました。

以前、動画だけの記事を1つだけアップしました。

その後、押入から旅の資料が発掘されましたので、改めて記事を書くことにしました。

私にとって6回目の海外旅行でしたが、それまでの旅は全て先進国。

このエジプトが初めての途上国となります。

 

【以前アップした動画だけの記事はこちらです】↓

 

「文明の旅」

今回は一人旅ではなく、家族と二人です。

①記念の旅だから、②歴史や文化の説明をよく聞きたいから、③初めての途上国だから、の三点から、添乗員付きのツアーにしました。

代理店はグローバルユースビューロー社。

マイナーな国のツアーも得意とする代理店で、パンフレットのタイトルは「文明の旅」。

イスラエル、シリア、ヨルダンなどのツアーも取り扱っていました。

 

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11日間「ゆったりエジプト探訪」

ツアーは「ナイル河クルーズ 11日間 ゆったりエジプト探訪」。

カイロから入ってアスワンに飛び、クルーズでルクソールまで下って、カイロから帰国。

機中2泊、船中4泊、ホテル4泊です。

 

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注意事項

事前に届いた冊子に注意事項が書いてありました。

別途ご紹介した「昭和の旅」から9年経ってますので、古臭さは薄まっています。

それでも「水筒」あたりは時代が感じられますね。

「懐中電灯」は、ピラミッドや王家の谷の内部見学に必須。

あと、ちょうどラマダンの真最中でした。

 

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【昭和の海外旅行の話はこちらです】↓

 

ナイル殺人事件

事前にアガサクリスティのミステリー「ナイルに死す」を読みました。

映画化された「ナイル殺人事件」もレンタルビデオで観ました。

ナイル川クルーズを楽しむには、ここが舞台となった有名作品は観ておかないとです。

あと「ナイルの遺産」という本も買って、古代エジプトの歴史をザっと勉強して行きました。

エライなあ。

 

成田は第二ターミナル

第二ターミナルは1992年に供用開始済。

空港第2ビル駅」ができ、JRと京成で直接アクセスできます。

集合場所は第二ターミナルの「JAL団体受付カウンターH」でした。

右ページを見ると、関空は開港済みですが、セントレアはまだですね。

 

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トラベラーズチェック

トラベラーズチェック」全盛期。

米ドル建てで持って行き、どこで使ったか真面目にメモしました。

現地の両替伝票が、異国情緒を感じさせてくれます。

 

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エジプト航空

航空会社はエジプト航空です。

往路は「マニラ、バンコク経由」20時間20分、復路は「バンコク経由」で16時間15分でした。

冊子「旅のしおり」には「南廻り」と書いてありました。

アンカレッジ経由の「北廻り」に対して、東南アジア経由の「南廻り」。

旅情と時代を感じます。

 

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写真の上が往路の搭乗券、左下が復路の搭乗券、青いのは「トランジット」と書いてありますね。右端のは国内線かな(?)。

よく覚えていないのですが、マニラは乗ったまま、バンコクは一度降機したのではないかと思います。

ドンムアン空港の椅子に座って待った記憶があります。

当時のドンムアンはアジア屈指のハブ空港で、とても活気がありました。

今年1月に24年ぶりにドンムアンを利用しましたが、面影がありましたね。

茶色っぽい地味な色とか、薄暗さとか。

 

ビジネスクラス

今回はビジネスクラスです。

12万円の追加で往復ビジネスに乗れるので、割安だと思って奮発しました。

シートは広いし機内食もそれなりに豪華。

窓際に大きめの物入れがあったり、ひじ掛けが余裕だったり。

 

ただし全体に質感は高くなく、日系の航空会社と比較すると貧相でした。

そして、出発まもなく前方のトイレのドアが壊れて閉まらなくなり、座席からトイレの中が見える状態でカイロまで飛びました。

まあ、エジプト航空で往復12万ですから、こんなもんかなと思いました。

 

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映画や地図はスクリーンに投影

発掘した写真を見て驚きましたが、当時から現在位置の地図が見れたんですね。

ただ、個別の液晶モニターはなく、前方のスクリーンに投影される方式でした。

当然、映画もみんなで決まった作品を一緒に観る方式。

 

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次回

長時間フライトでようやくエジプトに到着。

次回はカイロの様子をご紹介します。

つづく

 

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