再びカイロへ
ルクソールを満喫した後、空路カイロに戻りました。
メンフィス、サッカラ
実質の最終日は、メンフィスとサッカラの観光です。
ジョセル王の階段ピラミッドを観たり、ラクダに乗ったり。
余韻を楽しむ
ここまで毎日見どころ盛りだくさんで、重要な観光スポットが続いてきました。
ピラミッド、スフィンクス、アブシンベル、クルーズ、カルナック、王家の谷…。
最終日は、正直なところ少し流した感じでした。
ゆったりと余韻を楽しむ感じです。
お土産
お土産もいくつか買いました。
カルトゥーシュ(王様の紋章)デザインのTシャツや、ジャッカル神(黒い犬)デザインのキーホルダー。
絵葉書の価格交渉で失敗
お土産と言えば、どこかの観光地での失敗談です。
物売りの少年が声を掛けてきました。
商品は絵葉書です。
どこかで何枚か買いたいと思っていたので、価格交渉に入りました。
具体的には覚えてないので例え話になりますが、こんなやり取りをしました。
50と言われたので私は10と言い、30と20まで歩み寄り、最後に間を取ろうとして私は「2つで50」と言おうとして、「2つで500」と言ってしまったのです。
通貨の計算で混乱してしまって、一桁間違えてしまったわけです。
少年は「OK」と言って商品と紙幣を交換しました。
なんとなく後ろめたさを感じたのでしょう、少年は1枚おまけをくれました。
私はお礼を言って別れ、しばらくしてから間違いに気がつきました。
結局おまけも含めて「3つで500(@167)」で買ってしまったわけです。
最初の少年の提示額の3倍以上…。
まあ大した金額じゃありませんけどね。
下の写真はエジプトポンド紙幣です。
先進国に比べて、紙幣はかなり古くて汚かったですね。
現地ガイドのコミッション
カルトゥーシュのデザインのネックレスを買いました。
少し値が張りましたが、記念の旅行でしたので。
店を出ると、現地ガイドがコーラを奢ってくれました。
満面の笑みで「Thank you!!」とても嬉しそう。
そう、私たちが買い物をすると、現地ガイドにキャッシュバックがあるようです。
私が少し高い買い物をしたので、報酬がよかったのでしょう。
まあ、これはそういう仕組みですから、コーラを美味しくいただきました。
空港の物売り
さあ、帰国です。
私は空港の椅子に座って、チェックインの時間を待っていました。
そこに物売りがワゴンを押してやって来ました。
何だったか忘れましたが、何か商品を見せて「買わないか?」と話しかけてきました。
そのとき私は、何の疑いもなく言われた値段の紙幣を出そうとしていました。
まさに渡そうとした瞬間、ハッと気づきました。
私はそんなもの全く欲しくなかったのです。
買う必要のないものを、価格交渉もせずに言い値で、言われたままに買おうとしていました。
きっと疲れていたのだと思います。
安全な団体旅行とはいえ、初の途上国で緊張していたはずです。
糸が切れたように無抵抗になっていました。
最終日は失敗の日
実は、卒業旅行の時もそうでした。
「明日飛行機に乗って帰国するだけ」という最後の夜に、運転していたレンタカーをぶつけてしまいました。
私にとって、最終日は失敗の日のようです。
家に帰るまでが遠足。気をつけなきゃ。
【卒業旅行の最終日の記事はこちらです】↓
初めてのビデオ撮影
家庭用ビデオカメラを買って初めて旅先に持って行きました。
旧式ですので長さが20cmくらいあり、今と比べると嵩張るし重い。
画質や手振れはありますが、動画が残っていたのはよかったです。
今回ザっと見返しましたが、忘れていた記憶がだいぶ蘇りました。
もっとも、ずっとしゃべりながら撮影していたので、公開できる部分はとても少ないです。(自分がしゃべっているところを公開する勇気はありません…)
そして帰国したらビデオカメラは壊れていました。
エジプトの砂埃で故障してしまったようです。
保証期間内だったので無償で修理できましたが、これもエジプト旅の思い出です。
まとめ
小さな失敗はありましたが大きなトラブルはなく、無事帰国できました。
エジプト旅は期待以上でした。
数千年前に造られた貴重な建造物や文化遺産を、本当にたくさん手に触れられる状態で見ることができました。
カイロの市場や馬車で行ったスークなど、途上国らしい生活も感じることができました。
添乗員とガイドのおかげで、安心して十分な情報のもとで観光できました。
団体ツアーとはいえ参加者は良識ある人たちで、気持ちよく過ごせました。
飛行機はビジネスクラス、ホテルは一流、クルーズも5ツ星で極めて快適。
確かにツアー代金は高かったです。(生涯最贅沢旅)
でも、それだけの価値があったと思います。
とてもいい旅でした。
完
【今回のエジプト旅の最初の記事】↓
【ブログの目次と海外渡航歴一覧】↓