レトロな街探訪シリーズ
このブログは「海外一人旅」をテーマにして始めました。
しかしコロナの影響でしばらく海外に渡航しずらいため、少し幅を広げようと思います。
題して「レトロな街探訪シリーズ」
私は国内外を問わず、街歩きが好きです。
雑踏、裏路地、商店街、市場、古い建物、生活、斜陽、混沌…。
このシリーズでは、過去に訪ねた国内各地のレトロな街を、写真を中心に紹介していきます。
昭和30年代の街「月江寺」
いきなり地方のマイナーな街からスタートです。
マイナーと言っても映画のロケ地になったことがあり、この手の街が好きな人には結構知られてるかと思います。
ここは織物産業で栄えた富士吉田の歓楽街として発展したとのこと。
最もにぎわったのは昭和30-40年代。
その名残は感じられると同時に、栄えた街が忘れられていく悲哀も感じられます。
こういう街、私の大好物です。
アクセス
JR中央本線「大月駅」から富士急行に乗り換えて、「富士山駅」のひとつ手前の駅です。
高速バスで「富士山駅」まで行って、電車でひと駅乗ってもいいです。
レトロな街並みは、この駅から徒歩圏内にあります。
駅から商店街へ
駅は2017年に改装され、小さなロータリーも新しいです。
まっすぐ伸びる中央通りは、ごく普通の小さな商店街です。
営業している店もあれば、廃ビルのような建物もあります。
下の写真の服装学院は廃業していましたが、1階をタクシー会社が駐車場として利用していました。
昭和の建物がたくさん
左に折れて脇道に入ると、風情が増します。
古い木造や鉄骨の建物がたくさん見られます。
隣の建物が取り壊され、それまで隠れていた側壁があらわになったところなどは、とても味わい深いですね。
夜の飲食店街
さらに歩くと、やがて小さな飲食店街の看板が見えてきます。
「えっ、この道が飲食店街?」と思うような小径です。
かつての歓楽街が、現在に至った経緯を想像させてくれます。
店名が…
細い路地を入っていくと、看板がいくつか見えてきます。
色も形も大きさもフォントも、本当に様々な看板。
そして店名が…。
「愛人」「セクシー」「フォーェバー」…。
個性的な建物も
下の最初の写真は、料亭だった建物で現在は医院として使われているそうです。
他にも、入口や窓が個性的な建物もいくつかありました。
カフェ風だったり、それっぽい建物だったり…。
まるさくたなべ
国道139号線に出ると「まるさくたなべ」があります。
中型店舗の衣料品店です。
建物の造りといい、看板の字体といい、昭和レトロ全開です。
ひやかしで入店するのは気が引けたので、入り口から店内を少し眺めて失礼しました。
月の江書店
月江寺の街に行ったら是非訪れたい店が「月の江書店」です。
懐かしい昭和の本屋です。
看板やガラス戸も風情がありますが、店内もいい雰囲気です。
プラモデルも売っていて、子どもの頃を思い出してしまいました。
お勧めです
いかがでしたでしょうか。
東京からほど近く、駅から徒歩圏内で、混雑していません。
いい感じの建物がたくさん残っていて、1-2時間ほどで回れます。
ゆったり街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
近隣の観光地や遊園地と、あわせて楽しんでもいいですね。
コロナが落ち着いて訪問しても問題なくなったら、是非訪れることをお勧めします。
次回
あと何回か、このシリーズの記事を書いてみようと思います。
次回は関西方面の予定です。
お時間がありましたら、またおつきあいください。
つづく
【次の記事】↓
【他の国内旅の記事はこちらです】↓