観光情報誌「Koala(コアラ)」
30年以上前の昭和のシドニー旅行。
出発前に観光情報誌「Koala」が届きました。
現地の観光地やオプショナルツアーなどが記載されています。
書面づくりや写真、文面が昭和です。
今日はその内容をご紹介します。
表紙
オーストラリア人アーティストのケンドーンの絵です。
オペラハウスが大胆にデフォルメされてますし、綺麗で可愛らしい表紙です。
現地の売店にも、ケンドーンのデザインのグッズがたくさん売ってました。
私もTシャツ買いました。
昭和のアベック
1枚めくると、いきなり昭和のアベック(死語)がジャンプ。
新婚旅行で来た夫婦を想定したモデルさんですかね。
歓迎パーティー
日本人観光客を無料招待の歓迎パーティーのページ。
ここでツアーやレストランの申し込みをさせたんでしょうね。
写真の色とか、フォントとか、ポーズとか…。
オプショナルツアー
市内観光が半日AU$70(9,660円)、一日AU$125(17,250円)。
定員6名で日本語ガイドなら、現地通貨ならこんなもんかと思いますが、なにしろレートが「AU$1=138円」なので高く感じます。
左ページのオーストラリア人運転手が、なんか可愛いです。
AU$1=138円で円高だと?
国の紹介ページが驚きです。
いきなり、「オーストラリアは、今だにカンガルーが大通りをぴょんぴょん跳びはねている様ないなかだと思われている方が多いかも知れない」で始まります。
そして、「労働時間は週平均38時間で、土日は休み。休暇は年に4週間」と持ち上げる。
最終的に「オーストラリアでの日本円の価値は日本でよりはるかに高く、すなわちあなた方日本人観光客の方には、こちらは全くお徳な観光地」ときます。
あとは右下の「衣服」ですかね。
「日本式にドレスアップしても場違いにならない」…
ワイン3本飲んだら運転するな
「シドニー情報」のページもぶっ飛んでます。
「飲酒運転は日本同様かなり厳しい」とした上で、「ビールあるいはワイン3本以上、もしくはスピリッツを2杯以上飲んでいたら、運転しない方が無難と言えよう」
無難どころか、それ、とてもとても危険では。
あとは右下「ハーバークルーズ」の上の表記が、昭和の言い回しで風情がありますね。
「御婦人には平らな歩き易い靴をお召し頂くよう、お勧めする」
観光情報、レストラン、お土産
あとは普通に、観光情報・レストラン案内・お土産広告。
という感じです。
おわりに
いかがでしたでしょうか、昭和の海外パック旅行。
記事を書きながらいろいろ思い出して、懐かしい気持ちを楽しめました。
おつきあいくださった方、ありがとうございました。
私はこの1ヶ月後に卒業旅行に出ます。
そちらはこの時とは全く違う完全個人旅行でした。
2ヶ月間にいろんな経験をしたものです。
卒業旅行については、
また機会がありましたら記事にします。
完
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