- オーストラリア13日間の旅
- なぜ一人旅に出たのか
- 「地球の歩き方」2冊
- オーストラリアのスケールを感じる旅
- 3泊4日の大陸横断鉄道
- STAトラベル社
- 英文資料と格闘
- 当時のオーストラリア
- 勤務先の根回し
- 旅日記
- 次回
オーストラリア13日間の旅
初めての「海外一人旅」は30歳の頃でした。
「オーストラリア13日間」、その旅を振り返ってみようと思います。
昨年(2019年)一度記事を書いたのですが、その後いろいろ資料が見つかりましたので、全面的に書き直しました。
写真は紙焼きをスキャンしたので画質が悪いです。ご容赦ください。
なぜ一人旅に出たのか
勤務先の会社には「勤続年数の節目にまとまった休暇を取りましょう」という制度がありました。
私はその制度を利用して、約2週間の旅に出ました。
そういうことなので同僚は仕事だし、2週間も休みが取れる友人などいません。
独身なので家族旅行でもなく、結果的に一人旅になったわけです。
ですから、「一人旅をしよう」と思ったのではなく、「一人旅になった」のでした。
「地球の歩き方」2冊
旅の検討はやはり「地球の歩き方」。
通常版の「オーストラリア」とFRONTIERシリーズの「オーストラリアの大自然」の2冊を買いました。
通常版は約650ページで全部持ち歩くと重いので、手で破って分けて必要なページだけ持って行きました。(パースの街歩きにはパースのページだけリュックに入れました)
オーストラリアのスケールを感じる旅
そこそこまとまった日程が取れたので、オーストラリア大陸をほぼ一周するプランを立てました。
「ケアンズ → ダーウィン → パース → シドニー → エアーズロック」
ビーチリゾートはあまり興味ないのでゴールドコーストはパス。
シドニーは2度目なので1泊だけ。
①ダーウィン近郊、②鉄道、③エアーズロック、の3つがメインです。
ツアータイトルをつけるとすれば、「大自然満喫と大陸横断鉄道、オーストラリアのスケールを感じる旅、たっぷり13日間」ってとこでしょうか。
3泊4日の大陸横断鉄道
この旅のクライマックスは「大陸横断鉄道」です。
せっかくのチャンスなので、普段できない鉄道の旅をしたいと思いました。
寝台列車の旅なんて、友人や家族はなかなか一緒に行ってくれませんし。
調べるうちにオーストラリアの「インディアンパシフィック」を知りました。
オーストラリア大陸の端から端までを3泊4日で走るらしい。
そして「480km(東京-京都に相当)続く直線区間」があるといいます。
なんとしても乗ってみたくなりました。
STAトラベル社
観光の定番であるシドニーとゴールドコーストをパスするので、ツアーはやめて個人旅行をアレンジすることにしました。
しかし当時の私は、独力で手配する経験とスキルがありません。
そこで旅行代理店に頼ることにしました。
「地球の歩き方」の現地ツアー紹介のページに載っていた「STAトラベル社」に相談しました。
英文資料と格闘
代理店では、航空券(国内線含む)、鉄道、宿(ダーウィンだけ)、現地ツアー(ダーウィンだけ)を予約しました。
ネットの予約サイトなどない時代ですから、宿とツアーは代理店で紙資料をコピーして持ち帰って家で検討しました。
資料は全て英文で、辞書を使って解読しました。
ダーウィンの宿と日帰りツアー3本を予約しました。
大変でしたが、自分で行きたいツアーを探して決めるのは、とても楽しかったです。
個人でプランを組み立てる喜びを、知った瞬間だったかもしれません。
当時のオーストラリア
オーストラリアは2回目です。
初めての海外旅行がオーストラリア(シドニーとキャンベラ)でした。
あれから7年経過し、昭和から平成に。
そして豪ドルは138円から74円に!
そしてビザもまだ必要でした。
【1回目のオーストラリア旅の様子はこちら】↓
勤務先の根回し
会社の制度を使って休むとはいえ、2週間も職場を空けることになります。
そこは十分に根回ししました。
前年から「来年は休む年だから」と言い続け、早めに日程を決めて上司に希望を伝え、決まったら同僚や関係部署に「悪いけどお願いね。みんな順番だからさ」と、低姿勢でしかし断固とした態度で「行きますから」と認識してもらいました。
旅日記
今回見つかった資料に「旅日記」がありました。
現地で毎日書いたもので、読み返したら忘れてたこともたくさん書いてありました。
いつもブログ記事は普通に説明調で書いてましたが、このシリーズは「旅日記」をそのまま転載する形で書いてみようと思います。
当時、現地で感じて書いた言葉をそのまま伝えてみます。
次回
前置きが長くなりましたが、そんな感じで旅がスタートします。
次回はケアンズとダーウィン、「初日から小波乱」の様子をご紹介します。
つづく
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