旅の第1ステージ
さて、旅は最初の山場を迎えます。
ダーウィンを拠点に、3日間連続で日帰りツアー3本に参加しました。
オーストラリア北部はノーザンテリトリーと呼ばれる自然豊かな地域。
欧米人には人気ですが、日本人観光客はそれほど多くありません。
普段と違う旅をしたかった私は、このエリアで日程の1/3を過ごすことにしました。
英語ツアーに参加
見どころは都市部から離れており、個人でのアクセスは難しいため、ツアーに参加するのが一般的。
私は現地の英語ツアーに参加しました。
日本語ツアーより安くて種類も豊富だったからです。
日本のバスツアーは運転手とガイドのペアが普通ですが、豪州のツアーは運転手が一人で運転とガイドの両方をこなします。
運転しながら名所の説明をして、降車時の引率もします。
それで安いツアーができるのだなと思いました。
小型機でキャサリンへ
1つ目のツアーは「キャサリンとマタランカ シーニックフライトとサファリ」です。
キャサリン渓谷はダーウィンから330km南にあるため、小型機で向かいます。
【旅日記引用】
5:30起床、6:00出発、6:45テイクオフ。ハンサムなパイロット。客はスイス人カップルと私の3人。思ったよりスムーズな飛行。揺れも少なくキャサリンのシーニックフライトも。ソフトランディング。
ボートクルーズ
小型機を降りるとバスで移動。
最初はキャサリン渓谷のボートクルーズです。
生い茂る木々、浸食された渓谷、無数の鳥や魚。
豊かな自然の中をゆったりと進んで行きました。
【旅日記引用】
ボートクルーズ2時間。スゴイ迫力!カヌーがのどかで楽しそう。次回はカヌーに1日のんびりと乗りたい。
ロードトレインにビックリ
バスで移動中に、衝撃的なものを見てしまいました。
周りに何もない直線の一本道を走っていた時です。
前方をタンクローリーがやや低速で走っています。
バスは追い越そうと対向車線に出ます。
そしてタンクローリーの右側を走っていくと、なんともう1台タンクローリーが前につながっています。
「タンクローリーが連結して走行するだと!?」
と思ったらさらにもう1台。
そうです、タンクローリーが3台連結されてトレーラーが牽引して走っていたのです。
「ロードトレイン」と呼ぶそうです。「道の列車」…なるほど。
長距離を運搬するのに効率的なのでしょう。
上の「前方にタンクローリー走行中」の写真をよく見ると、影が3台分見えますね。
そして最後部には「ROAD TRAIN」と表示されています。
おそらく追い越すのに時間がかかるので、全長が長いことを後続車に知らせているのでしょう。
このネタをTwitterでクイズをだしてみたのですが、結構楽しんでいただけて嬉しかったです。
この光景はこの後何度も見かけました。
これもオーストラリアのスケールを感じる経験でした。
クタクタケーブ
【旅日記引用】
いわゆる鍾乳洞。日本の方がよい。たいしたことない。ドライバーも洞窟のガイドもよくしゃべるが、10%しかわからない。勉強必要。
英語ツアーのデメリットと限界を感じてましたね。
ドライブインにカンガルー
ドライブインで昼食。
店内にカンガルーが数匹いて、観光客に寄ってきます。
手をペロペロ舐められました。かわいかったです。
カンガルーは本当にそこら中に平気でたくさんいました。
ジャングルの中の温泉
マタランカ温泉に行きました。
バスを降りてジャングルを歩いていくと、池に出ます。
ここが天然の温泉。
【旅日記引用】
ジャングルの中の34℃の温泉。「リラクシング」とはこのことか。のんびりと気持ちよい。ぬるくてよい。大量のコウモリが飛んでいる。野生の親子カンガルーがかわいい。
再び小型機
帰りも小型機ですが、ひと回り大きい9人乗り。
行きより揺れましたが問題なし。
実は前日パースで小型機墜落のニュースがあり、怖かったんですよね。
無事でよかったです。
ホテルで旅日記
【旅日記引用】
シャトルバスでホテルへ。着いたときサイフを落とし、ドライバーに呼び止められる。あぶねー。
水とビールを買いに出る。ビールは$1.20前後。90円か。
部屋で日記とハガキを書く。TVがおもしろい。つかれた。
次回
日帰りツアー3本のうち1本目は大満足。
次回は翌日の2本目です。この旅最大のピンチ。
つづく
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