アブシンベル大神殿
カイロから空路でアブシンベル神殿へ飛びました。
想像してたより大きくて迫力ありました。
4体のラムセス2世像のうち、左から2番目の像は上半身が崩れて足元に落ちた状態のまま、今に至っていると聞きました。
それを間近で見ると年月を感じます。
小神殿のアンクの鍵
隣にある小神殿は、ラムセス2世の王妃ネフェルタリに捧げられた神殿。
入口に座っている係のおじさんが、「アンクの鍵」と呼ばれる金色の鍵を持っていました。
私はやりませんでしたが、鍵を持って写真を撮るとチップを要求されるとかされないとか。
あの鍵カッコよかったなあ。
(写真はありません。「アンクの鍵」で検索してください。)
【おまけ】こちらは「東武ワールドスクエア」
年に2度だけ朝日が…
大神殿の最も奥の小部屋に像があります。
年に2度だけ朝日が入口から差し込み、中の像を照らすそうです。
紀元前1250年に暦が存在し、それを綿密に計算して神殿と小部屋の入り口と像を配置したという説明に、感動しました。
帆掛け船ファルーカ
短距離ですが再び空路でアスワンへ。
伝統的な帆掛け船「ファルーカ」に乗ります。
ゆったり過ごすのかと思いきや、船頭さんが太鼓をたたきながら歌い踊ります。
そして「さあ、みんな、座ってないで、踊った踊った」と煽られて、全員参加で正体不明のダンスタイム。
楽しいのか辛いのかわからないまま、結構な時間を踊った記憶があります。
アスワンハイダム
言わずと知れた巨大ダム。
氾濫防止と電力供給でエジプトの発展を支えました。
ここへ行くのも楽しみにしていたのですが、行ってみたら巨大すぎてよくわかりませんでした。
見えるのは道とコンクリと水だけ。
大きすぎて構造がわからないのです。
ですからこんな写真しかありません。
広大な砂漠
ナイル川のほとり以外は全部砂漠です。
少し川を離れると砂しかありません。
こんな感じです。↓
単独で馬車でスークへ
フリーの時間に、単独で馬車に乗りスーク(市場)に行きました。
解散になる際に添乗員さんから「面白いので、勇気があったら行ってみては?」と案内があったのですが、みんな怖がって行きませんでした。
私たちは(特に私が)市場に行ってみたかったので、思い切って行ってみました。
コーラの栓をシュポッ
馬車との価格交渉はどうやったか忘れました。
「スークに行って」と頼んだら、街の店の前で降ろされ、店内に案内されました。
私たちが言われるがままに中に入ると、店のおじさんは瓶のコーラの栓をシュポッと抜いて渡してくれました。
「えっ、これって、えっ」と思いながらも、もう栓を抜かれてしまったので、なんとなく飲まないと悪いような気がして、私たちは思わず飲んでしまいました。
飲んでしまってから「しまった、思うつぼだ。買わされるやつだ。飲まないで出ればよかった。」と後悔。
私はまだ、この手のやりとりに慣れてませんでした。
「サンキュ」で脱出
何の店だったか覚えてませんが、一応しばらく店内を見渡して、数分後に「サンキュ」と言って逃げるように店を出ました。
なんとか難を逃れましたが、冷や汗かきました。
ああ、怖かった。
スークはたぶん刺激的で面白かったんだと思いますが、よく覚えていません。
とにかく瓶のコーラだけよく覚えています。
店の前まで戻って来たら、さっきの馬車がいて(待ち構えてた)、船まで帰りました。
次回
次回はいよいよ、4泊5日の「ナイル川クルーズ」が始まります。
これがとてもいい船旅でした。
つづく
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