スリの被害に
観光地周辺の点心街で、スリにあいました。
150元(約2000円)
これまでの旅で、スリは後にも先にも唯一の経験です。
肉まんを買った後、人込みで現金をしまうのに手間取り、取り敢えずポケットに入れた直後、人にぶつかられて「あっ」と思ってポケットを確認したら、もうありませんでした。
きっと、外国人観光客の私が肉まんを買ってる時から狙ってたんでしょうね。
買い物から1分経ってなかったと思います。
私も警戒不足でしたが、鮮やかでした。
南京街でボッタクリ(?)撃退
犯罪関連でヒヤリハット事例をひとつ。
スリにあった同じ日の出来事です。
繁華街の南京街を歩いてた時のことです。
若い男性が日本語で声をかけてきました。
「上海は楽しいか」「これからどうするのか」など。
私は警戒モードで周囲を見回します。
すると背後に仲間らしい男性を発見。
二人に挟まれる形になりました。
話していない方が何か仕掛けるに違いないので、私は動き回って常に二人を視界にいれる位置関係を取りました。
「一人で歩くからほっといてくれ」「お断りします」とハッキリ言うと、しばらく粘っていましたが、やがて諦めて消えていきました。
よくわかりませんが、どこかに連れて行って法外な料金を請求するボッタクリキャッチ的な輩かと。
スリの後で警戒してたので、今度は被害にあわずに済みました。
ああドキドキした。
迷子
別の日に上海で迷子になりました。
私としては、スリやボッタクリより迷子の方がよっぽど怖かったです。
近郊の街「周荘」から路線バスで上海に帰ってきた時です。
「はい到着」と言われてバスを降りたものの、ここがどこかわかりません。
上海といっても広く、上海のどこに着いたのかがわからないのです。
大きなバスターミナルではなく、普通の街角です。
「東京行き」のバスに乗って、「湯島」あたりで降ろされた感じでしょうか。
地図はあるけど現在地が不明、今のようにグーグルマップはないし、電話さえ持っていません。
通りすがりの人に「上海駅」と書いたメモを見せても、早口の中国語でまくしたてられるだけサッパリわかりません。
「これはマズイぞ。解決策が思いつかない。はたして宿に帰れるのか。」
私は急に怖くなりました。
これまでの旅で一番怖かった瞬間だと思います。
不安に怯えながらしばらく歩くと、モノレールが見えました。
それに沿って歩いたらモノレールの駅につきました。
路線図を見て上海駅まで乗って到着。
なんとか帰ることができました。
ああ焦った。
再び迷子
翌日、また迷子になりました。
今度は「用直」から上海に戻ってきました。
バスはまた違う場所に到着。
東京でいえば、前日は「湯島」、今度は「赤羽橋」に着いたようなもんです。
同じ轍を踏まぬよう、車掌に上海駅への道を聞いたのですが、それが方向違い。
地図で現在地をなんとか把握し、「上海駅行き」らしき市内バスに乗り込んで、知ってる場所にたどり着きました。
ああ焦った。
あと、まとめ記事を書きます。
つづく
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