世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【広島4】映画「時をかける少女(1983年)」撮影地(尾道・竹原)

 

尾道と竹原で映画撮影地めぐり

今回の広島旅の後半では、大林宣彦監督の映画「時をかける少女」と「転校生」の撮影地を訪問しました。 

いわゆる聖地巡礼でしょうか。コアなファンではないので、私が聖地とか言うのはおこがましいですけど。

作品をご存知の方は「撮影地」として、ご存じない方は「趣のある街並み」として、この記事をご覧いただければと思います。

私は両作品とも若い頃に観て、その後1-2度観て、この旅の前にDVDで予習して今回現地に行きました。

尾道三部作」と言われますが、「さびしんぼう」は観てません。ごめんなさい。

今回復習のために買ったDVD

 

NHK少年ドラマシリーズ「タイムトラベラー」

まずは「時をかける少女」。

原田知世初主演の角川映画です。

筒井康隆の原作は、実写・アニメ・ドラマ・舞台など多くの作品になっています。

私は小学生のころNHK少年ドラマシリーズ「タイムトラベラー」を観たのが最初です。

とても衝撃を受けました。

「今の技術では人工音声は不可能なはず。ということは…。」というセリフにゾクッとしたのを今でも覚えています。

 

筒井康隆の原作

次に筒井康隆の原作を読みました。

学生の頃は筒井にはまっていて、ほぼ全作品を読みました。

今もその時買った文庫本が本棚にズラッと並んでいます。

下の写真は当時買った文庫本です。

映画公開後のデザインですが、おそらく公開時には映画を観ず、原作を先に読んだと記憶しています。

1983年?に買った文庫本

 

映画「時をかける少女(1983年)」

そして最後に角川映画を観ました。

公開された時は「角川のアイドル映画」って感じで劇場に行く気にはならず、後日TVで観たんだと思います(たぶん)。

原作のファンによくあることですが、実写化に抵抗があったのかもしれません。

ところがだいぶ後にまたTVで観たら、不思議とよく感じました。

歳を取って自分の青春時代と重なったんですかね。

そして一昨年またTVで観た時にやけに心に残り、尾道に行きたくなったしだいです。

 

竹原の町並み保存地区

ブログ読者には興味のない個人的な話が長くなってしまいました。

さて、撮影地めぐりに戻ります。

時をかける少女」の撮影地は竹原と尾道の2ヶ所です。(この旅の前までは全部尾道だと思ってました)

まずは竹原から。

JRの駅から徒歩15分ほどの場所にある「町並み保存地区」が撮影地です。

よく保存されてますし、古民家カフェなどもいくつかあって、いい街です。

私が訪ねた日は平日だったこともあり、人が少なくてゆったり歩けました。

 

竹原の撮影地

では今回私が訪ねた撮影地をいくつかご紹介します。

通学路と吾郎の家
通学路

通学路、火事の後、エンディングなど
通学路、胡堂は重要な場面で数回登場


尾道の撮影地

続いて尾道の撮影地です。

尾道駅から徒歩圏内の趣ある街並みに、撮影地が点在します。

「タイル小路」なども行ってみましたが、私有地の中は撮影を控えました。

子どもの和子が居なくなる神社
タイムリープする場面
校庭と校門のある階段
通学路(右は竹藪沿いの道)

通学路

 

尾道ラーメン

撮影地訪問の後、夕食に尾道ラーメンを食べました。

目当ての店が2店とも休業中or営業時間外で、3店目でようやく入れました。

背あぶらたっぷりで濃厚なお味でした。

よく歩いたので、腹に沁みる旨さでした。

 

尾道の宿

尾道の宿は「尾道ロイヤルホテル」。

外観とロビーは昭和ですが、客室は改装されていて普通のビジホです。

窓から新尾道大橋尾道水道を行き交う船が見えます。

映画撮影時に出演者が泊まったとか泊まらなかったとか(真偽不明)。

この景色を見たかも知れませんね。

 

帰宅後にDVDで復習

広島旅から帰宅してから、再度DVDを観て復習しました。

「あーやっぱりここだ。まだ残ってるなんて素敵だな。でも少し変わってるな。」などと思いながら作品を見直すのは感慨深いものです。

撮影地めぐりの楽しさですね。

 

復習して気づいた「どうでもいいこと」…

・「土曜日の実験室!」って、昔は土曜日も午前中は学校も会社も行ったなあ。「半ドン」つってね。

・ラジカセ、デジタルの目覚まし時計(叩くと直る)、洋酒は高かったから大事とか、時代だなあ。

・深町君の父親の遺影って、もしかして松任谷正隆ですかね。

・今年(2022年)の4/16は土曜日だと気づいてしまいました。深町君また来てたんじゃないかな。

 

【余談】TVドラマ「俺たちの朝」撮影地

尾道とは関係ありませんが、同じ頃のTVドラマ「俺たちの朝」撮影地(神奈川)を巡ったときの記事がありますので、番組をご存知の方はどうぞ覗いてみてください。↓

 

次回は「転校生」

次回はこの広島旅の最終回。

映画「転校生」の撮影地訪問と旅のまとめを少々。

つづく。

 

【次の記事】↓

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓

【広島3】呉で船を見て船に乗る

 

半個室キャビンはコスパ最強

広島旅の3日目は広島市を出て東に向かいます。

広島の宿は「TRUST HOTEL」でした。

半個室のキャビンタイプ。

二段ベッドのドミトリーよりは感染リスクは低いと考えて利用しました。

朝食はこの手の宿にしては充実していて、混む時間を避けたら空いてて安心でした。

この朝食付で1泊2,000円台です。

半個室キャビンはコスパ最強で大好物です。

 

呉線で呉へ

午前中は呉へ。

呉線は未乗車だったので乗り潰しを兼ねてます。

単線ですが全線Suicaが使えて助かります。

呉駅から大和ミュージアムを目指しますが、ほぼ屋根の下を歩けて便利。

巨大な潜水艦と潜水調査船が目を惹きますね。

 

圧巻の戦艦大和10分の1模型

大和ミュージアム」に入ると、まず「戦艦大和10分の1模型」が目に飛び込んできます。

なかなかの迫力です。

隣の部屋には潜水艦、ゼロ戦、人間魚雷…。

 

戦争と呉

展示は「日本がどのように戦争に進んでいったか→戦時における呉の役割→戦後の平和産業転換」を説明。

時節柄、自分の国がつい数十年前に辿った歴史を再認識するよい機会になりました。

 

海軍さんのカレー

売店にはいろんなカレーが。

「海軍さんのカレー」と珈琲のセットをお土産に買いました。

喉が渇いたので「大長レモネード」を飲みました。すっぱ美味い。

他にもTシャツやプラモデルなどグッズの品揃えが充実してました。

 

海上自衛隊艦船めぐり

続いて隣の港から「呉海上自衛隊艦船めぐり」に参加。

停泊している自衛艦、造船中のタンカー・風力発電プラント船などを巡る35分のクルーズです。

ガイドさんは独特の抑揚でわかりやすい説明。いいツアーでした。

横須賀のより見どころが多かった印象です。

雨予報でしたがポツポツで済んだので、2階で見れて楽しかったです。


「生もみじ」が美味い!

呉駅に戻ったら小腹が空きました。

こういう時は土地の銘菓をバラで買うに限ります!

電車の時間まで売店を眺めてたら「生もみじ」に手が伸びました。

これが美味かった!もっちもちなんですよ!

普通のもみじ饅頭しか知らなかったので、大ファンになってしまいました。

 

竹原の街歩きは次の記事にて

呉から東へ移動して竹原で下車。

古い街並みを歩いたのですが、これがなかなかいい街でした。

その様子は次の記事に書かせていただきます。

ここでは予告編的に写真を1枚だけ。

 

三原で乗り換えて尾道

竹原の後、呉線の終点の三原で山陽線に乗り換えて尾道まで。

この日は尾道に宿泊です。

写真は呉線の車窓と三原駅ホームです。

 

地上波で広島戦が観れる!

尾道の宿でTVをつけたら、地上波で「広島-ロッテ」を放送してました。

交流戦は、広島の外では地上波・BSはもちろんネット配信さえなく、CSしか手段がありません。

広テレでロッテ戦観るなんて不思議な気分でした。

これも旅先ならでは。

 

次の記事は「時をかける少女」撮影地の話

今日歩いた竹原と宿泊地の尾道は映画「時をかける少女(1983年)」の撮影地です。

次の記事では、その撮影地巡りの様子を書かせていただきます。

つづく。

 

【次の記事】↓

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓

【広島2】美しい宮島と楽しい路面電車

 

路面電車で出発

広島旅の2日目は、広島電鉄路面電車で出発です。

広島は日本で一番路面電車が発達している街ですね。

路線も9号線まであって、本数も乗客も多いです。

ICカードなら全てのドアから乗降できて合理的。 

 

さまざまな車両が見られる千田車庫

まずは広島駅から1号線で広電本社前まで行きます。

近くの千田車庫は「そのうち移転かも」と聞いたので見納めにきました。

広電は全国から車両が集まるので種類が多くて楽しいです。

新型車両が随分増えましたね。

 

京都市電 昭和53年広電移籍

乗った車両に「京都市電 昭和53年広電移籍」との表示が。

京都から広島に来てから既に44年経過とは!

趣のある古い車両も残してほしいものです。

 

横川からJRで宮島口へ

さて、続いて宮島に向かいます。

広電本社前から7号線で横川駅、横川からJRで宮島口へ。

「広島駅-宮島」はルートがいろいろありますね。

以前は広電で行ったので、今回はJRで行こうと思います。

広電「横川駅」

 

宮島松大汽船JR西日本フェリー

「宮島口⇔宮島」は2種類の船が運航中。

料金と所要時間はほぼ同じ。

以前は宮島松大汽船に乗りましたし、「昼間のJRは鳥居の近くを通る」と聞いたので、今回はJRを選択。

でもそれほど近くには寄らないし、鳥居は改修中なのであまり意味なかったかな。

JRの方が少し空いてて、2階で風を感じながらゆったりできたのでOK。

左が宮島松大汽船、右がJR西日本フェリー

 

鹿と土産物屋と青い海

宮島は20数年ぶりです。

船を降りると鹿がいるのは昔と変わりません。

土産物店が立ち並ぶ通りを歩いて神社に向かいます。

宮島の海ってこんなに綺麗でしたっけ?

緑の松と白い浜、海は青くてフェリーが行き交います。

ベンチに座ってしばらくまったりしました。

いい時間でした。

 

美しい厳島神社

相変わらず美しいですね。

平日なので人が少くて静かに参拝できました。

干潮なので、鳥居の近くまで歩いて行けました。

 

絶景の宮島ロープウエー

厳島神社の裏手から無料送迎バスで宮島ロープウエーへ。

(公式の表記が「ロープウエー」なんですよ)

ここは初めてです。

2つの異なるタイプのロープウェイを乗り継いで展望台へ。

着いてみてビックリ、絶景でした。

正直「ちょっと上ってなんとなく海と島を見るだけかな」と思ってたので期待以上。

短い動画も撮りましたので、合わせてご覧ください。

 

【動画】【広島】獅子岩展望台の絶景15秒(宮島ロープウエー

 

紅葉谷公園の綺麗な新緑

暑かったのでセブンティーンアイス食べちゃいました。

帰りはロープウェイ乗り場から紅葉谷公園の中を歩きました。

新緑がとても綺麗でしたが、秋はさぞかし素晴らしいことでしょう。

厳島神社からロープウェイ乗り場までは、それなりに登ります。

行きは送迎バス、帰りは徒歩をお勧めします。

 

高速船で一気に広島港へ

帰りは宮島から高速船で一気に22分で広島港へ。

船が苦手な私ですが、広島湾の奥なので揺れる心配なく船を楽しめました。

広島港から広電5号線で広島駅へ。

広島⇔宮島は往復とも初めてのルートを楽しみました。

移動も楽しい!いや、むしろ私の旅は移動がメインかな。

広島港駅

 

路面電車の折返しが楽しい

広電の広島駅は独特の構造です。

「おりば」と「のりば」が2ヶ所ずつあって、折返し作業はパズルのようです。

見てるとだんだんわかってきて、「ああ、今度はアレが動いた後にコレが入るんだな」などと考えながら見物。

1時間くらい眺めてしまいました。ああ楽しい。

 

【動画】【広島電鉄】広島駅の折り返し、前面展望(2022年)

動画も少し撮りましたのでご覧ください。

【内容】広島駅の折返し入替→前面展望(7号線)→広島駅の出発到着

 

大きく変わる広島駅

しかしながらこの光景は、もうすぐ見られなくなってしまいます。

広島駅は大工事中で、2025年春に大きく変わる予定。

路面電車は駅ビルの2階に乗り入れる形になるそうです。

小倉駅のモノレールのイメージでしょうか。

私のような年代は、どうしても期待より寂しさを感じてしまいますが、新しく便利になった広島駅をまた見に来たいです。

 

明日は呉から東へ

前の記事に書いた通り、この日の夜は野球観戦しました。

翌日は広島市を出て、呉から東方面に向かいます。

つづく。

 

【次の記事】↓

 

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【国内旅の記事の目次】↓

【広島1】プロ野球12球団本拠地球場制覇

 

1ヶ月半ぶりのリハビリ旅

旅中心の生活をしてましたが、少し体調を崩して1ヶ月半ほど自宅で休養してました。

ようやく回復してきたのでリハビリ旅へ。

まだ70%くらいの見切り発車なので、無理せずノンビリ旅で行きます。

普段は移動多めなのですが、そういうことで今回は広島県のみです。

 

羽田は空いてて快適

出発は羽田から。平日昼間なので割と空いてます。

早目に行って展望デッキでしばらく飛行機を眺めます。

ANAはスキップサービスからオンラインチェックインに移りつつあって、より便利になりましたね。

預ける荷物ないけど、いつか自動手荷物預け機を使ってみたいなぁ。

POWER LOUNGEも空いてて快適でした。

 

久々のANAにはしゃいでしまう

ずっとLCCばかりだったので「高級な飛行機」は久しぶりです。

機内Wi-Fi、個別モニターと豊富なコンテンツ、高精細の前方と下方の機外カメラ…。

3DのCGがスゴい。左右の窓の景色やコックピットなど8モード。

1時間じゃ遊びきれません。もっと乗ってたかった〜。

楽しく移動できてスーパーバリュー8千円台は満足!

すっかりはしゃいでしまった50歳代男性です。

※2枚目の写真は羽田の同時並行離陸です

 

バスで広島市内へ

広島空港からは広島市内までバスで50分。

空港から市内がやや遠いのが難点ですが、それでも新幹線(4時間2万円)より早くて楽なので、出張の時も必ず飛行機でした。

正規料金でも空路ですが、安く買えれば東京-広島は空路一択です。

バスで着いた広島駅前

 

12球団本拠地球場制覇

初日の夜はプロ野球「広島-ロッテ」観戦です。

これで【12球団本拠地球場制覇】です。

2007年からの数年間あちこち観戦に行って、2011年の時点で行ってないのは広島だけになってました。

「いつでも行ける」と思ってたのですが、忙しかったりコロナだったりで、最後の1ヶ所が11年かかってしまいました。

ようやく制覇できて達成感と言うより安堵感です。

「全国の本拠地球場めぐり」については、↓の記事をご覧ください。

 

三塁側パフォーマンス席

この日の座席は「三塁側パフォーマンス席」の最前列。

TVだと「遥か高い場所にそびえ立つスタンド」のように見えますが、実際に来てみるとグラウンドが近くて観やすいです。

ロッテファンが多い席なので、近くの皆さんと昔話しながら観戦。

試合も快勝で気分は最高!楽しかった〜。

座席は赤丸の場所です

座席からの眺め

 

赤いローソン

当然のことながら私にとって広島は完全アウェイです。

どこもかしこも赤赤赤。

コーラの赤は当たり前ですが、ローソンまで赤いのには参りました。

 

2日連続「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島」

実は翌日も「広島-ロッテ」を観戦。

何しろやっと訪れた「12球団本拠地球場制覇」の機会ですので、雨天中止だと取り返しがつきません。

なので2日連続でチケットを入手しておいたわけです。

この日は内野2階指定席。完敗で1勝1敗。

広島MAZDAスタジアムは見やすくて清潔で、個性的な席があっていい球場ですね。

2日間楽しかったです!

 

明日は20数年ぶりの宮島へ

初日は移動と野球だけでしたが、明日は観光と乗り物です。

つづく。

 

【次の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓

【秩父2】夏の陽気の長瀞を満喫

 

家族旅の2日目

4/上の秩父家族旅の2日目です。 

訪問2回目の場所は写真が少ないです。

下のリンクから前回の秩父旅の記事を合わせてご覧ください。

【前回の秩父旅の記事】↓

 

長瀞ラインくだり

秩父駅から秩父鉄道長瀞へ。

まずは「長瀞ラインくだり」です。

AコースとBコースがありますが、今はコースを選べず指定されます。

私たちはBコース。

Aより穏やかな流れですが、帰りにバスで桜並木を楽しめます。

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この日は水量が少なめで川の流れは比較的ゆったり。

それでもそれなりに水しぶきがあがって楽しかったです。

2年前に来た時は水量不足で短縮コースだったので、やっと通常コースに乗れて満足しました。

舟はトラックに積み込んで上流に運ぶんですね。

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活気が戻りつつある岩畳通り

川岸の岩畳を少し歩いて、土産物屋を眺めます。

やっと少し活気が戻ってきた感じですかね。

昨日も暖かかったのですが、今日はさらに気温上昇。

だんだん夏の陽気になってきました。

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天然氷のかき氷はふわっふわ

駅の反対側へ少し歩いて阿左美冷蔵宝登山道店へ。

ここは私も初めてです。

行列に30分ほど並んで入店。

天然氷は評判通りふわっふわで舌触り抜群。

そして「秘伝のみつ」が上品で美味しかったです。

暑い日だったのでクールダウンできました。

期待以上でした。

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SLパレオエクスプレス

ちょうどSLが通る時間なので、長瀞駅に戻ります。

汽笛を鳴らすことなく静かに出発していきました。

(乗り物好きの私ですが、なぜかSLはあまり興味ないんですよね)

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レトロな宝登山ロープウェイ

続いてロープウェイ。

ゴンドラは昭和35年製造でレトロです。

上りはモンキー、下りはバンビに乗りました。

(ゴンドラの写真は上記リンクから過去記事をご参照ください)

山頂駅の「入口」と「出口」の看板が懐かしい感じで好きです。

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昼食は豚みそ丼

駅近くに戻って「有隣」で豚みそ丼を食べました。

前回食べた「野さか」の豚みそ丼は濃厚でしたが、こちらはサッパリと食べやすいお味でした。

(写真は2枚入りの(小)800円)

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羊山公園は芝桜だけじゃない

秩父鉄道御花畑駅まで戻り、徒歩で羊山公園へ。

芝桜はまだシーズン前なのは承知で行きました。

途中の桜が満開でとても綺麗でした。

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芝桜と武甲山

芝桜も一部とはいえ咲いてました。

武甲山もよく見えていい眺め。

他にもチューリップやスイセンなどが咲いてました。

何よりまだ人が少なくてよかったです。

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コロナ前の観光地は大混雑

2006年に行った時の羊山公園の写真を見つけました。

コロナ前の観光地って混んでたんですね。

西武秩父駅のホームとか怖くなります。

あの活気が戻ってほしい気もしますが、戻ってほしくない気もしてきます。

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普通の旅

今回は「近場の1泊家族旅行」。

1日目は春爛漫、2日目は夏の陽気。

いつも好き勝手やり放題の一人旅なので、久しぶりに「普通の旅」をした感じがします。

秩父は2回目(日帰り羊山公園を入れれば3回目)でしたが、特急ラビュー、パリー食堂、長瀞ラインくだり、天然氷のかき氷は初めてだったので、私も楽しめました。

これはこれでいい旅がでました。

ああ楽しかった!

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓

【秩父1】2度目の秩父は春爛漫

 

家族で1泊旅

秩父は2年前に一人旅で行きました。

今回(4/上)は家族で土日の1泊旅です。

一緒に行く家族は初めてですが私は2度目なので、前回よかった場所に連れて行きながら、私も初めての場所を混ぜて楽しみたいと思います。

訪問2回目の場所は写真が少ないです。

下のリンクから前回の秩父旅の記事を合わせてご覧ください。

【前回の秩父旅の記事】↓

 

初めての特急「ラビュー」

池袋から西武池袋線の特急「ちちぶ」に乗ります。

窓が大きくて視界が広~~い「ラビュー」が来ました。

折り返しでの座席方向の回転は自動です。(下の写真は回転中)

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ヘッドレストは上下するし、テーブルもあるし、リクライニングは座面ごと傾くので、高級感ありました。

この路線で一番好きなのは「正丸トンネル」です。

4.8kmのトンネルの中に複線区間があって、上下線の行き違いが行われます。

長いトンネルの中で停車して対向列車を待つのはちょっと怖いですね。

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わらじカツ丼

西武秩父駅に到着し昼食。

安田屋に並ぶ時間はないので、祭の湯のフードコートでわらじカツ丼をいただきます。

ご飯の上に味の付いた薄くて大き目のカツが載ったシンプルなメニュー。

私は普通の味、家族は味噌味を食べました。

 

三峯神社の林

西武秩父から急行バスに1時間15分乗って三峯神社へ。

林の中の道を歩くと、山奥に来た感じがして好きです。

2回目なので写真はこれだけ。

綺麗な造作などの他の写真は、前述の過去記事をご覧ください。

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枝垂桜とバス停

西武秩父駅まで戻って秩父神社にお参り。

そこから宿に向かって歩いていると、満開の枝垂桜の前にピンク色のバス停があって綺麗でした。

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念願の「パリー食堂」

夕飯は「パリー食堂」。

私の中での本日最大の目的地です。

昭和2年(1927年)に建てられた看板建築は登録有形文化財

前回来た時は定休日ではないのに閉まってました。

廃業ではないことを祈りながら再訪を心に決めました。

この旅の1週間前にTwitterのフォロワーさんが食事されてるのを見て、「よし絶対行こう」と誓いました。

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皿には「パリー」の文字。

水の入ったコップの中にスプーン。

プラスチック製の箸立ての質感もいいです。

優しい味のオムライスには、フルーツがたくさん添えられてて美味しかったです。

家族によると、猫さんが奥の部屋に居るのが見えたらしいです。(私は気づかず)

はあ、満足しました!

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この付近は歴史ある建物がいくつかあって、好きな街並みです。

角の建物は工事中で、どうやら宿に改装されるようでした。

また来てみようかな。

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「祭の湯」で桜の露天風呂

食後は祭の湯でゆっくり温まりました。

少し遅めの時間だったので、混んでませんでした。

露天風呂にも桜が咲いてて満開。

散ってきた花びらが岩風呂に浮いてて綺麗でした。

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ドミトリー4人部屋を貸切

宿は「働Co-living(ハタラコリビング)」。

ドミトリーですが4人部屋を貸切です。

「デラックスキャビン1部屋貸し4ベッドプラン」約16,000円。

トイレ、シャワー等は共用ですが、比較的新しくて清潔。

風呂は外で入ったので無問題。

マットレスや布団もしっかりしてて快適でした。

朝ごはんは共用スペースでコーヒーとスープ作って、サンドイッチ食べました。

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夏のような陽気

1日目も暖かくて春爛漫でしたが、2日目はさらに気温が上がります。

夏のような陽気の中、長瀞を中心に過ごすことに。

後半へつづく。

 

【次の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓

【北陸岐阜8】迷路のような細い路地を探検

 

飛騨金山で途中下車

8日目、旅の最終日です。

下呂を朝出発して、高山線で20分の飛騨金山で下車します。

小さな駅ですが有人駅で、駅員さんに親切にしていただきました。

駅の待合室で散策マップを入手。

これから「筋骨めぐり」をします。

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「筋骨めぐり」とは

筋骨"きんこつ" とは、飛騨地方の呼び名で細い路地が迷路のようにからみ合っている公道のこと。

筋や骨のようにからみ合う人間の体に例えています。

飛騨街道 金山宿は江戸時代、4つの藩境にあたり宿場町として大変賑わいました。

その名残りが映画のセットのようなレトロ感あふれる街並みを形成しています。

(金山町観光協会webサイトより引用)

【参考webサイト】公式の散策マップもこちらから↓

 

共同の水場

公式の散策マップに書いてあるモデルコースに沿って歩いて行きます。

駅から西方向に歩いて大きな橋を渡り、商店街を抜けると飛騨街道に出ます。

いい感じの街並みです。

小さな橋のそばの細い階段を下りていくと、共同の水場の「清水」がありました。

4つに区切ってあって用途によって使い分けているようでした。

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えっ、ここ入ってくの!?

ルートに沿って少し歩くと、右折するようです。

曲がる方向を見ると下の写真の通り。

「えっ、ここ入ってくの!?」思わず声が出ました。

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失礼します…

住宅地で生活している人が居るわけですから、このような小径に入るのは躊躇してしまいます。

しかし観光協会が作った公式マップが「ここを入れ」と言っているのですから、「失礼します」とつぶやきながら行くしかありません。

住民の方も観光資源として活用することを了解してるのでしょうけれども、必要以上に生活を覗かないように配慮しながら歩きます。

先ほどの暗い路地の階段を抜けて振り返ると、下の写真のような感じ。

左の階段の奥から手前に歩いて来ました。

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大好物の絵面

続いて上の写真の右方向へ、畑と水路の間の小径を奥に向かって歩いて行きます。

他人の庭先を歩いているようで緊張します。

写真は散策マップに掲載してある写真と同じレベル感で、気をつけながら撮らせていただきました。

薄暗い通路を抜けると、回り込むような階段と頭上にかかる橋が現れました。

うーん、とてもいい感じ。こういう絵面は大好物です。

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廃業した銭湯

階段から橋を渡り、少し行くと廃業した銭湯が見えてきます。

1988年まで営業していたそうです。

男湯だけは入っていいそうなので中へ。

脱衣所、番台、大人100円、標準体重表…。

奥の戸を開けると洗い場と湯舟。

明治につくられたタイルと天井が趣があります。

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屈んで中腰で通り抜ける

さらにルートに沿って細い筋骨をしばらく歩きます。

最後は頭上に建物や配管がある通路を、屈みながら中腰で通り抜けました。

駅に戻って散策終了。

とても興味深い街歩きでした。路地好きには絶対お勧めです!

私は1時間15分くらいで歩きました。

有料のガイドツアー(60分コース、90~120分コース)もあるようです。

上記の参考webサイトに記述があります。

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徳川園で庭と花を愛でる

JRを飛騨金山から美濃太田で乗り換えて鵜沼へ。

新鵜沼から名鉄に乗って名古屋へ出ました。

名古屋は通過の予定でしたが、思ったより早く着いたので、急遽ちょっとお散歩することに。

徳川園は静かな日本庭園です。

中は落ち着いた風情ですが、入口付近は春らしいピンク色。

いい締めくくりが出来ました。

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名古屋の「基幹バス」

名古屋駅への帰り道は、久しぶりに「基幹バス」に乗りました。

「中央走行方式」というバス専用レーンを走ります。

合理的で効率的なシステムだと思います。

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無事帰宅

というわけで、おかげさまで無事帰宅しました。

羽田→神戸から始まって、北陸を北上して富山から岐阜を南下。

バラエティに富んだ日々を無理せず楽しみました。

イレギュラー事象もありましたが重大な事態には至らず、プランBを楽しめました。

今回もおつきあいいただきありがとうございました。

ああ、楽しかった!

 

全県宿泊達成!

そして今回の旅で「全都道府県宿泊」を達成しました!

「岐阜に泊ったからあと埼玉だけだな」と思ってたら、埼玉は2020年に宿泊済でした。

あー勘違い。

ここ2年でだいぶ国内旅したので、一気に埋まりました。

さて、いよいよ海外行かないとですね。

※画像 : 2019左上→2020右上→2021左下→2022右下

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【今回の旅の最初の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓