世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【北陸岐阜7】下呂温泉でゲロゲーロ

 

高山から1時間で下呂

7日目は下呂温泉

朝の列車で高山を出発し、1時間ほどで下呂に到着しました。

下呂温泉は観光地らしい温泉ですね。

学生さんや家族連れで賑わっていました。

気楽に歩き回ろうと思います。

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温泉寺からの眺め

まずは坂と階段を登って温泉寺へ。

小高い丘からは温泉地と飛騨川が一望できます。

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ここは80年代の清里

温泉寺の麓あたりには、可愛らしい店がいくつかあります。

仔牛が牛乳風呂に入ってました。

大昔の清里を思い出しましたよ。ミルクポットとか知ってる?

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かえるを探したりコロッケ食べたり

あとはショボい感じの「かえるの滝」とか、アスファルトにかえるの絵が隠れてたりとか。

「湯島庵」でカレーパンを食べたかったのですが、売り切れだったのですき焼きコロッケをいただきました。

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合掌村の土雛

少し歩いて合掌村へ。観光客向けの施設ですね。

合掌造りの建物の中に、昔の生活を解説する展示がある感じ。

土雛という素焼きの雛人形がたくさん飾られてました。

写真では向こうの方に誰か居ますね。

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展示のあちこちに実物大の人形が居て、暗い場所だとギョッとしました。
まあ総じてイマイチかなあ。

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足湯でほんわかプリン

合掌村から宿に帰る途中で、さるぼぼ黄金足湯に寄りました。

下呂はあちこちに足湯がありますが、ここはさるぼぼが宝船に乗ってます。

近くの「ゆあみ屋」の「ほんわかプリン」は温と冷が選べます。

温を選んだらお湯が流れる桶から自分で取って食べる方式。

とろとろに柔らかいプリンでした。

学生さんが大勢で足湯に入りながらプリン食べてました。

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珍しく温泉観光旅館

下呂温泉の宿は水明館。大規模な温泉観光旅館ですね。

和服の仲居さんに案内されると緊張します。

こういう宿は一人部屋はほとんどないので、めったに泊まりません。

この日も家族連れと学生さんグループがほとんど。

一部に一人用の部屋もあって、朝食付1万円弱だったので、「たまにはこういう宿もいいかな」と泊ることにしました。

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大浴場とバイキング朝食

大浴場が3ヶ所あるので、空いてる時間を狙って夜と朝で制覇しました。

夕食はコンビニ飯ですが、朝食はバイキング。

今回唯一、と言うより朝食バイキング自体がとても久しぶりです。

比較的リスクが高いのでずっと控えてきましたが、3回目接種の2週間後だし、1度くらいはアレをやりたくてですね。

それでも最もリスク低い状態で食べるべく、開始時間ちょうどに行きました。

年寄りなので欲張らずに少量多品種を楽しみました。

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東海三県とは

余談ですが、「東海三県」という言い方がありますね。

愛知・岐阜・三重を指します。

よく「静岡はなぜ東海3県に入らないのか?」と言われますが、私にとってはむしろ岐阜が東海に入るのが不思議に感じます。

・愛知・岐阜・三重は中京圏…わかる

・愛知・三重・静岡は東海圏…わかる

・岐阜も東海圏…ん?

・東海3県は愛知・岐阜・三重…??

…という感じです。

高山と下呂に泊ったからそう思うのでしょう。

ミュージアムから綺麗な雪山が見えたりしたものですから。

部外者の戯言です。気にしないでください。

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明日は最終日

さて明日は今回の旅の最終日です。

名古屋を通って帰ります。

つづく。

 

【次の記事】↓

 

【今回の旅の最初の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓

【北陸岐阜6】飛騨高山で古い物を愛でる

 

高山陣屋と朝市

昨日は波乱の一日になりましたが、6日目は通常モードに戻ります。

朝はゆっくり起きて、飛騨高山の街歩きに出掛けます。

まずは高山陣屋へ。

台所とか、軒の屋根とか、いい感じでした。

門の前では朝市が開かれ、名産品などが売られてました。

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古い街並みをゆったり歩く

高山の街並みは思ったより広範囲に渡っていて、歩きがいがありました。

歴史ある建物が並び、観光客の気持ちを高揚させます。

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メインの通りは民家ではなく、観光客向けに土産物屋や名産品、みたらし団子や五平餅などが売られています。

上の写真は人通りが途切れたタイミングで撮ったので静かに見えますが、実際は春休みの日曜日ということもあり結構人が出てました。

下の写真はそんな感じが伝わりますでしょうか。

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酒屋さん

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味噌屋さん

 

飛騨牛にぎり寿し

あちこちで飛騨牛の串焼きや寿司が売られています。

私も飛騨牛にぎり寿しを食べてみました。

煎餅の上に載ってました。美味しかったです。

2貫700円の価値があるかどうかは微妙かな。

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飛騨高山レトロミュージアム

高山にはレトロをテーマにした施設がいくつかあります。

昭和レトロ好きなので、行かないわけにはいきません。

まずは「飛騨高山レトロミュージアム」へ。

小学校の教室がそのまま再現されてて、とてもいいです。

昼の時間帯は給食メニューを食べられるらしいです。

ジュークボックスも昭和アイドルがたくさん。

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昭和のアーケードゲーム

昔のアーケードゲームもありました。

スペースインベーダードンキーコングギャラクシアン、ヘッドオン…。

100円玉積んでさんざんやりましたよ。懐かしい!

ギャラガパックマン、クィックスの3台をプレイしてみました。

クィックスはずっと探してたので感激!

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高山昭和館は展示が充実

続いて「高山昭和館」へ。

なかなか充実した展示で、たっぷり時間かけて鑑賞しました。

飲み屋街、商店街、映画館、電器屋、食堂、床屋、町医者…。

最近は全国各地にこういう施設ができてますが、ここは上位に入る内容だと思います。

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「さるぼぼ」の儚いアート

少し疲れたので、飛騨高山まちの博物館にあるカフェで休憩。

店員さんが、水と筆で地面に「さるぼぼ」の絵を上手に描いてました。

10分で乾いちゃって儚いアート!

素敵でした。

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人気店は長い行列

街にある人気の飲食店は長蛇の列ができていました。

私は並ぶのが苦手なので回避。

昼の飲み屋街の看板を愛でながら、街はずれに向かってのんびり歩き続けます。

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街はずれは静かでいい雰囲気

宮川沿いに北上して大新町、下二之町辺りまで行くと、観光客はまばらです。

静かなカフェなどもがあって、こちらの方がむしろいい雰囲気でした。

午前中からお昼過ぎまで、ゆったりと古い街を楽しめました。

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不思議な「光ミュージアム

午後は高山駅から路線バスで「光ミュージアム」へ。

新興宗教団体が運営する施設ですが、普通に観光客が来てます。

外観からしてそれっぽい感じです。

中に入ると通路がますますそれっぽいです。

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ピラミッドに能舞台!?

ピラミッドホールの中心には水に浮かぶ玉。

そして能舞台があります。

このフロアーの周囲の展示室では、普通に北大路魯山人展などが行われています。

エスカレーターで上階に上がると、地球や人類の歴史の展示。

ホールには、スフィンクスマチュピチュを背景に写真撮影するコーナーがあって唐突感。

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最上階

最上階の中庭にはピラミッドがあり、最後に宗教団体に関する部屋があります。

特に入信に関する勧誘はありませんし、団体に関する部屋には入らずに帰ることも可能です。

想定内ではありましたが不思議な場所でした。

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翌日は下呂に移動

今日は飛騨高山の街を一日かけて楽しみました。

昨日の疲れが残っているので、17時くらいに宿に戻って、相撲見ながらゆっくりしました。

この旅も終盤戦。明日は下呂温泉に向かいます。

つづく。

 

【次の記事】↓

 

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【国内旅の記事の目次】↓

【北陸岐阜5】なあに余裕余裕→波乱の一日に

 

とんでもない一日に…

5日目の朝、天気予報は雨です。

今日の予定は「富山→飛騨古川→高山」。

「風が弱ければ歩く。風が強ければ歩かない。

いい感じのカフェ見つけてまったりでもするかな。

あと洗濯して相撲観て。

少し疲れ気味だから休養日にするか。」

…などと考えていたのですが、とんでもない一日に…。 

 

運転見合せ…だと!?

まずは飛騨古川に向かうべく富山駅へ。

改札で切符を渡すと、駅員さんが

「強風の影響で、高山線は現在運転を見合わせています。

次の列車が運転されるかどうか未定なので、改札の外でしばらくお待ちください。

新しい情報はアナウンスしますので。」

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わははははは、余裕余裕

新幹線も止まってるらしく、富山駅みどりの窓口には長い列ができています。

「なあに吾輩くらいになると、イレギュラー事象が発生すると、ワクワクしてくるもんじゃ。今日中に目的地に着ければよし。場合によっては今夜はここに足どめでも構わんわい。わははははは。」

などとツイートしてまだ余裕の私。

構内に置いてあるピアノでも弾いて待ってようかな、ってな感じでした。(弾きません)

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夕方まで運休決定、プランB!

1時間後にアナウンスがあり、16時半の列車までの運休が決定。

その後の列車が運転されるかどうかは、夕方に決定とのこと。

これで昼間の予定は全て白紙になりました。

夕方の列車が動けば、今夜の宿泊地(高山)には着けそうです。

こりゃプランBだわ。

 

総曲輪で寿司をいただく

富山に足止めなら、新湊へ行ったり街歩きしたりしたいところですが、外は風速16mの強風が吹き荒れ、横殴りの小雨も降っています。

遠出や外歩きは無理だな。アーケードなら大丈夫かな。

まだ動いてる路面電車に乗って、とりあえず中心街の総曲輪まで行ってみました。

アーケードを少し歩くと「地場もん屋」という食料品店があって、賑わっています。

地元の食材を販売していて、美味しそうな寿司が安かったので購入。

屋根のある広場(グランドプラザ)でいただきました。

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アーケードが崩れそう

しかし風がものすごいです。

ゴーゴーいってますし、アーケードの天井からガタン、ドカン、バーンと大きな音が聞こえてきます。

こりゃ頑丈な建物の中に居た方がよさそうだな。

避難場所を探し始めました。

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映画館に避難

「てるてる亭」という寄席(?)を見つけて「これだ!」と思ったのですが、残念ながらこの日は休館。

大手モール駅の近くにあった映画館に身を寄せることにしました。

しっかりした大きな建物なので、ここなら安全そうです。

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映画「ベルファスト

さてと、何やってるのかな?

子ども向けじゃなくて、できれば洋画で、アクションやサスペンスじゃなくて、ゆったり観れるようなヤツ…。

ベルファスト」、これだな。

観終わって富山駅に行けばちょうど16:00くらいだし。

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北アイルランド紛争の最中、ベルファストの街で故郷と隣人を愛しながらも、時代に翻弄され揺れる家族の心と絆。

静かに心揺さぶられる映画でした。

6月にベルファスト行こうかと思ったけど無理かなあ。

思いがけずいい映画に出会えてよかったです。

災い転じて福となす。

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終日運休!宿はキャンセルかな

富山駅に戻ると残念なお知らせが。

「最終列車まで全ての列車が運転取りやめ」

今夜は富山にもう一泊か。

高山の宿は当日キャンセルで80%か、許してくれないかな。

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新ルート発見!?

暗い気持ちで乗換案内を見ていると、「富山から猪谷までバスで行き、猪谷から高山まで鉄道で行く」というルートが出てきます。

「えっ?高山線は不通じゃないの?」

調べてみると、富山県内(JR西日本)の「富山⇔猪谷」は運休だけど、岐阜県内(JR東海)「猪谷以南」は動いているらしい。

みどりの窓口に居たJR駅員さんに確認することに。

私「猪谷以南は動いてるんですか?バスで猪谷まで行って猪谷からJRで高山に行こうと思うのですが。猪谷まで行ってJRが止まってると困るので確認したいのです。」

J「猪谷以南はJR東海なので情報がないのですが、JR東海のホームページで確認します。(持っていたタブレットで調べて私に示しながら)平常運転ですね。動いてると思います。」

私「わかりました。ありがとう。助かりました。」

 

これは素晴らしい!

続いて駅前の富山地鉄バスの案内所へ行きます。

私「猪谷まで行くバスは動いてますか?次は19:00ですかね?」

バ「路線バスは平常運転です。次は16:30発です。」

私「えっ?19:00の前に16:30があるんですか?」

バ「はい。5番乗り場です。」

私「ありがとう。助かりました。」

おお、これは素晴らしい。

16:30発に乗れば猪谷に17:29着だから、猪谷17:50発の特急ひだ20号に間に合う。

18:41に高山に着けるじゃないか!

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気分は太川陽介

すっかり嬉しくなって、この後私は次のような浮かれたツイートをしました。

「いやあ、面白くなってきたぞ。TVのバス旅みたいだ。太川陽介の気分です。果たして今日中にチェックポイントに辿り着くことができるのか?!後半はCMの後!」

しかしながら、世の中そう甘くありませんでした。

「ルイルイ♬」

 

1時間のバス旅

バスは定刻通り出発し、約1時間で猪谷駅に着きました。

途中、大きな看板が風に飛ばされて路上に落ちていたり、家のトタン屋根がなくなっていたりしました。

無事着いてよかったです。

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猪谷駅で仲間と特急を待つ

猪谷駅は特急停車駅ですが、小さな駅舎の無人駅。

自動券売機で高山までの乗車券と自由席特急券を買います。

時刻表には17:50発の特急がちゃんと載ってます。

10分前にホームへ移動。

しかし定刻になっても列車は来ません。

ホームに居たもう一人の乗客に話しかけてみました。

私「17:50の特急ですよね。来ませんね。ここから南は平常運転と聞いて、富山からバスで来たんですけど。」

乗「私も富山からバスです。同じバスでしたね。今JR東海のホームページ見ましたけど平常運転って書いてありますね。少し遅れてるだけと信じたいです。」

この後の私のツイートに、先ほどの浮かれ具合いはもうありません。

「おかしい、来ないぞ。来るはずの列車が定刻になっても来ないぞ。公式には「平常運転」って書いてあるのだが。同じ境遇の人と二人で待ってるなう。遅れてるだけと思いたい。」

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特急運休!

18:10になっても来る気配がありません。

JRの職員らしき人が居たので尋ねると、残念なお知らせが。

J「普通列車は平常通りですが、特急は運休なんです。」

私は富山駅のJR職員に平常運転を確認したこと、JR東海のwebにも平常運転と書いてあることを伝えましたが、動かないものは動きません。

次の普通列車は3時間後の20:41発です。

この時のツイートはこちらです。

「どうやら運休らしい。3時間待つらしい。3時間後の列車は本当に来るのだろうか?一応来るらしいけど。なかなかスゴいことになってきました。」

 

タクシーで行く?

とにかく今日中に宿に着きたい。

周囲に宿は1軒もない。

この待合室に泊るのだけはマズい。

そこへ、たまたま時刻表を確認に来たタクシー運転手の方が声を掛けてきました。

タ「これから高山に帰るんだけど乗りませんか?」

もう一人の乗客は明日朝から高山で仕事だそうで、タクシーに乗ることにしました。

私は迷いましたが、3時間後の列車が動くならそれでいいと思ったので、JR東海に電話で「普通列車は平常運転」を確認して、タクシーはお断りしました。

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カロリーメイトと水

仲間に別れを告げると、小さく薄暗い待合室に一人。

「20:00チェックイン」と伝えてある宿に電話して事情を説明し、「遅くなるけど必ず行くから部屋取っといて」とお願いしました。

この時のツイートです。

「うーむ、さすがにワクワクの状態じゃなくなってきました。まあ、TV番組だったら「おいしい展開」でしょうけど。嫌な予感はしたので、カロリーメイトと水買ってある私ってホント優秀だと思うわ。」

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なんとか高山到着

果たして20:41の普通列車は平常通り来ました。

猪谷で折り返して約1時間、高山に定刻通り21:45に到着。

高山駅の駅員に事情を話して、自由席特急券を払い戻してもらいました。

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宿でコンビニ飯

宿にチェックインしてコンビニで夕食を買いました。

カロリーメイト食べたとはいえ、もう22時過ぎですからお腹空きました。

富山にもう一泊なら別に問題なかったのですが、猪谷でハシゴ外されかけて緊張が走りました。

とにかく着いてよかったです。

到着ツイート「なんとか宿に着きました。TV番組なら「当日中にチェックポイントに到達するも、太川リーダー疲労の色は隠せません」ってとこかな。これからコンビニ夕飯食べます。お腹が空いたよ。あと、洗濯しないと明日着るものがないぜ…。」

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本日の事象の振り返り

平常運転であることをJRの職員に確認し、自分でもwebで確認して、しかも天候は回復傾向だったので、判断自体は大きな間違いはなかったと思います。

実際、旅慣れてそうな人が私以外にもう一人、全く同じ判断をしてましたし。

でもよく考えたら「特急だけ運休」はよくあること。

JR西日本JR東海に言いたいことはいろいろありますが、「それでもこうなるかも」というリスク管理をして、猪谷駅の待合室で寝る事態だけは回避すべく、念のため富山にもう一泊してもよかったかもしれません。

てなことを考えるのも旅の一部ということで、大変でしたが致命的な事態にはならなかったということでよしとします。

一人旅なので自分の心配だけすればいいので、ある意味気楽でした。

 

休養日のはずが

朝は「疲れ気味なので休養日でも。カフェ、洗濯、相撲…」とか言ってたのに、ハチャメチャな一日になりました。

ツイートでは断片的なことしか書けなかったので、一日のことをここに詳しく書いてみたしだいです。

長文失礼しました。

翌日は通常モードに戻ります。

つづく。

 

【次の記事】↓

 

【今回の旅の最初の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓

【北陸岐阜4】「ドーン」「チャー、シュー、メン」

 

建機のテーマパーク「こまつの杜」

4日目は福井から北陸をさらに北上します。

最初の目的地は「こまつの杜」。

建機のコマツの施設です。

敷地に入るといきなり巨大な建機が目に入ります。

巨大な油圧ショベルとダンプの展示は圧巻。

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大人も興奮の運転席

そしてこの2台、なんと上に登って運転席に座れます。

レバーやボタンも触れて感激。

子どもだけでなく、大人だって大きなものには興奮します。

貴重な経験させてもらいました。

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駅近、無料でお勧め

体験学習ができたり、科学館や公園も併設されてます。

去年北陸に来たときは改装で休業中でした。ここもリベンジ。

小松駅からすぐで無料。お勧めです。

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氷見でなぜかカレー

午後はさらに北上し、高岡から氷見線で終点の氷見駅まで。

魚市場食堂の丼が有名なのですが、既に営業時間外。

そこでバスで道の駅「ひみ番屋街」へ。

ここで新鮮な魚を食べるかと思いきや、地元老舗洋食店ハローのカレーをいただきます。

氷見産煮干しと氷見牛使用とのこと。

心なしか魚の香りがした気がしました。

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氷見線

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レンタサイクル

道の駅には足湯もあります。

温まった後、展望台で海を眺めてリラックスできました。

そして道の駅でレンタサイクルを借ります。

ここから駅まで乗って、駅で乗り捨てできるのです。

便利~。

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自転車で最初に寄ったのは「ひみの海探検館」。

中の展示はちょっと寂しい感じでした。

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氷見まんがロード

続いて氷見の商店街「まんがロード」へ。

藤子不二雄(A)さんが氷見出身ということで、あちこちにキャラクターのモニュメントがあります。

喪黒福造が「ドーン」してたり、プロゴファー猿が「チャー、シュー、メン」してたりします。

他にも忍者ハットリくんとか怪物くんとか。

最近はこういう商店街が増えましたね。

ところで、魚を干してある所にワニが居たのは何なんでしょうか?

※この記事を書いた翌日、藤子不二雄(A)さんの訃報を知りました。

 謹んでご冥福をお祈りいたします。

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氷見つまみ食いクーポン

先ほどの道の駅「ひみ番屋街」で「氷見つまみ食いクーポン」を購入しました。

500円でクーポン3枚。氷見の13店舗で食べ物に引換できます。

名産品や地元のお菓子などを、少しずつつまみ食いできるわけです。

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私はソフトクリーム(優しい甘さ)、もちパイ(パイの中が餅!)、そしてぎんなん餅をいただきました。

ぎんなん餅は、銀杏の香りの柔らかい求肥で、中に和歌のカードが入ってて上品な感じでした。

しかもこのクーポン、特典で周遊バス無料、レンタサイクル500円→200円!

お得に地元お菓子をちょこっと楽しめました。

今回の旅では毎日バラで地元のお菓子を買って食べてましたが、まさにその楽しみ方を仕組みとして提供してくれている氷見商店街さん。

ありがとうございます!

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わざわざ万葉線路面電車)に乗る

自転車を氷見駅で返して次の目的地へ。

高岡に戻る途中、能町で氷見線を降りて少し歩き、新能町から万葉線路面電車)に乗車します。

乗り物好きなのでいろいろ乗りたいんですよ。

ピカピカの新型車両がやってきました。

高岡までの20分ほどの乗車を楽しみました。

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氷見線能町駅
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万葉線高岡駅

 

富山駅前の路面電車の往来

高岡から富山へ移動。この日の宿泊地です。

富山駅前の路面電車の往来は大好きです。

いろんな車両が次々に通って行きます。

この往来を眺めてると飽きなくてキリがないんですよねぇ。

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夜の路面電車

やや疲れ気味なので、宿にチェックインしたらもう休めばいいんですよね。

でも、どうしても夜の路面電車に乗りたくなってしまいました。

富山駅前に戻ると、ちょうど趣ある古い車両がやってきました。

「えいっ」と乗車。富山駅から南富山駅前まで乗りました。

音と揺れがいいんですよねえ。最高です。

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地鉄の鉄道本線の哀愁

さらに南富山から地鉄の鉄道本線(路面電車じゃなくて普通の電車)に乗って、地鉄富山に戻ってきました。

これはこれで、また地方私鉄の哀愁があっていい感じでした。

今日は個性ある車両にいろいろ乗れて楽しかったです。

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「笹ずし連子鯛」と「白えびせんべい

夕飯は軽めに笹寿し連子鯛151円。それとご当地お菓子たち。

駅の「とやマルシェ」にある白えび亭で、白えびせんべい誉290円を買ったらこれが美味い!

軽く揚がったおかきは白えび風味が満点。満足です!

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翌日は波乱の一日に…

今日はいろんな乗り物に乗って、いろんな所へ行きました。

結局21:30まで活動してしまいました。

疲れたけど楽しかった。楽しかったけど疲れました。

翌朝は遅い予定なので大丈夫…だと思う…たぶん。

…と思っていたのですが、翌日は波乱の一日になりました。

つづく。

 

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【国内旅の記事の目次】↓

【北陸岐阜3】恐竜を食べ、道場を訪ねる

 

温かさを感じるえちぜん鉄道

3日目はえちぜん鉄道に乗って出発。

福井駅の駅舎は美しくて好きです。

三国芦原線は昨年乗りましたので、今回は勝山永平寺線に乗ります。

ローカル私鉄ですが、アテンダントが乗車して地元の人と世間話したり、駅員さんと手を振って挨拶したり。

コストカットだけでない温かさを感じます。

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恐竜に会いに行く

勝山永平寺線の終点の勝山で下車。

バスで向かったのは「福井県立恐竜博物館」。

前回福井に来た時は休館中でしたので、今回は入れてよかったです。

なかなか立派な施設で、展示も充実していました。

来年リニューアルで、再来年は新幹線延伸。

もう一段人気になりそうな場所ですね。

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迫力のティラノサウルス

ティラノサウルスの動きがとてもリアルでした。

複雑な動きが自然で滑らか。

本物っぽかったので、動画を撮ってみました。

【動画】【福井恐竜博物館】リアルな動きのティラノサウルス

 

恐竜の肉?を食べる

空いてるカフェの端の席で「恐竜バーガーセット」1,050円。

ハンバーガーの形が恐竜の足になってるだけです。

恐竜の肉ではありません(あたりまえ)。

売店も充実していて、グッズがよく売れてました。

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風情ある永平寺口駅

バスと電車で永平寺口駅まで戻ります。

古い駅舎が残っていて、いい感じです。

「ジャンジャンが鳴ったら」の音を伝えたかったので、動画も撮ってみました。

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【動画】【えちぜん鉄道】踏切の警報音ジャンジャン(永平寺口駅)

 

心静かに永平寺をお参り

バスで永平寺へ。

参道の土産物店が並ぶ辺りは観光地の雰囲気ですが、入口周辺から修行の場という厳粛さを感じます。

入ってすぐの傘松閣は天井の造作が素晴らしかったです。

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山門から法堂は段になっていて美しい構造です。

ちょうど大きな法要を行なっていて、少し同席させていただきました。

永平寺も昨年福井に来たときは閉まっていたので、今回は参拝できてよかったです。

しかし、金切り声をあげて走る子ども、身を寄せ合ってクネクネするカップル、家族の愚痴を大声で話す人は、どうにかならないのでしょうか。

禅の道場なのですから、心静かにお参りしたいものです。

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変わりゆく福井駅周辺

福井まで戻って、夕方は少しだけ駅周辺を街歩き。

新幹線延伸を前に再開発が進行中です。

昨年来たときからもう変わってました。

でも新栄商店街はそのまま。

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カレー焼き73周年

「カレー焼き73周年」という今川焼屋を発見。

高校生が並んで買っています。

家庭的なカレーと甘い皮の組み合わせが新鮮でした。150円。

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今日も地元お菓子をバラで

夕飯はコンビニ飯とデザートに地元のお菓子。

羽二重餅」はふわふわとろとろ。

「團助のごまどうふ」は豆腐も味噌だれも濃厚。(お菓子じゃないか)

「かゞみやのうに豆」はカリポリ止まらない美味しさ。

バラ買いでちょこっとずつ旅気分を味わえて、連日このパターンを楽しんでます。

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北陸を北上

明日は福井を後にして、さらに北上します。

のんびり気楽な一人旅はまだまだ続きます。

つづく。

 

【次の記事】↓

 

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【北陸岐阜2】乗換7回リベンジ乗り潰しデー

 

延期した乗り潰しに再チャレンジ

2日目は兵庫から福井への乗り潰しです。

実はこのルート、昨年12月に行く予定でした。

しかし大雪で不通になり延期していました。

急遽、無計画の大阪ディープ旅になったヤツです。

【大阪ディープ旅はこちらです】↓

 

青春18きっぷは利用せず

今日一日の乗車券は5,500円。

青春18きっぷの利用が想定されます。

しかしながら今季はこの1回しか利用予定がありません。

4/上の福島旅で使う予定でしたが、地震で中止になりました。

三ノ宮の金券ショップを回ったら、1回は在庫なく2回で8,000円。

他の日を組み合わせてもこれでは赤字です。

スタート地点の元町駅で正規の乗車券を購入しました。

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山陽→加古川→福知山

元町から山陽線の快速と新快速で加古川へ。(既乗)

加古川線の青緑の車輛に乗り、西脇市で乗り継いで谷川まで。(未乗)

福知山線に乗り換えて福知山まで。(既乗)

古めの電車ってシートのスプリングが効いてて、縦揺れが激しいと座りながらジャンプしますよね。前の人と一緒に。

あと揺れるたびに連結部分が、ホーヒーホーヒーって音しますよね。

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念願の小浜線

福知山から山陰線と舞鶴線で東舞鶴へ。(既乗)

舞鶴から念願の小浜線敦賀へ向かいました。(未乗)

小浜線は所要2時間のローカルっぽい路線。

もっと若狭湾の近くを走るのかと思ったら、海が見えるのは一部でした。

それでも「やっと来れた感」があったので、嬉しかったです。

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不思議な補助シート

小浜線の車輛で不思議な補助シートを見つけました。

これ、なんか変。おっかしいですよね!

車両の真ん中に補助シートがあります。

ここに立つのも変だし、補助シート出して座るのも変。

補助シートならドア脇に設置すればいいのに、なぜ真ん中に?

ナニコレ珍百景って感じ。

どうしてこうなった??

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納得の理由

って現地でツイートしたら、フォロワーさんからリプいただきました。

元々3ドアの車輛をベースにつくられた車輛とのこと。

そのシートレイアウトをベースに、埋めたドアの部分に入る座席を設置したらこうなったらしいです。

はあ、納得です。おかげさまでモヤモヤが消えました。

でも、あそこには座りたくないなあ。

 

8時間、乗換7回で福井到着

最後は長い北陸トンネルを通って福井へ。(既乗)

神戸から「山陽→加古川→福知山→山陰→舞鶴→小浜→北陸」の各線を通って福井まで。

8時間、5,500円、乗換7回。結構ローカルなのに全部電化でした。

福井到着は16:31ですから、比較的早目に着きましたが、それなりに疲れました。

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焼き鯖寿司」とご当地お菓子

夕飯は「焼き鯖寿司」。

駅ビルの田村屋で買って、宿で食べました。

香ばしくて美味い!

食後は同じく駅ビルでバラで買ったご当地お菓子。

「五月ヶ瀬」と「眼鏡堅パン」は堅くて甘くて美味しかったです。

「ボル菓(ボルガ)」はボルガライス味のおかき。

確かにそんな味する!でも微妙!

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カオスな宿の清掃の仕組み

この日泊った宿の清掃の仕組みがカオスでした。

①プランの種類、②キーをフロントに預けるか否か、③何時に外出するか、の3つの要素で、清掃の対応が変わります。

フロントの説明が腑に落ちず、部屋の紙見て一度理解するも、別の紙を読んでまた混乱してしまいました。

いろんな宿があるなあ。これも旅ですね。

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明日は福井リベンジデー

乗り潰しで疲れたのでゆっくり休みます。

明日は、前回福井に来た時にお休みで行けなかった場所2ヶ所。

2日連続でリベンジデーです。

つづく。

 

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【北陸岐阜1】天候不良でよかった!?

 

早朝の羽田でラウンジ

今回の旅は兵庫から入って北陸を通り、岐阜から愛知に抜けて帰ります。

スタートは羽田→神戸。4時前に起床です。

羽田で珍しくラウンジに入ってみました。

POWER LOUNGE NORTHは快適ですね。

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スカイマークで初の神戸空港

スカイマークは数年ぶり。

昔はチープに感じましたが、最近のLCCに乗り慣れるとピッチが広いですね。

キットカットもいただきました。

神戸空港は初めてです。

天気悪いけど、それなりに楽しみますよ。

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神戸電鉄有馬温泉

神戸空港からポートライナーで三宮へ。

今夜は神戸泊なので、コインロッカーに荷物を預けます。

神戸地下鉄、神戸電鉄を乗り継いで有馬温泉へ。

神戸から近いですね。

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湯本坂の街並み

平日で雨なのに春休みだからか、街は学生さんを中心に賑わってます。

湯本坂辺りの街並みはいいですね。

メインの通りだけでなく、細い坂道やら源泉の脇の道などをウロウロ楽しく歩き回りました。

カフェや雑貨屋も多くて、行列ができてる店もいくつかありました。

(写真は人通りが途切れた瞬間に撮ってますが、結構な人が歩いてました)

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視界不良のロープウェイ

街歩きの後はロープウェイで六甲へ。

2年前に導入した新しいゴンドラで快適。

見下ろす森にはなんと雪が降り積もってます。

有馬の街は人でいっぱいだったのに、ロープウェイは濃霧で視界不良のためか乗客は私だけ。

これはこれで貴重な経験でした。

12分間は結構長く楽しめた感じがしました。

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「ああ、やっぱり何も見えなかったね」

濃霧のロープウェイに乗って思い出したこと。

十数年前、友人の子どもと2人で遊びに出掛けたことがありました。

高層ビルの展望台に行ったのですが、現地は雨。

下まで来て「雨だからやめよう」と、上らずに帰りました。

後で「失敗したな」と悔やみました。

展望台に上ってみて、「ああ、やっぱり何も見えなかったね」って言って帰ってくればよかった。

そうすれば「雨で何もできずつまらない一日だった」ではなく、「雨で何も見えない展望台に行った不思議な一日だった」という思い出ができたはずなのに。

今日は天候不良のロープウェイに乗ってよかったです。

 

表六甲線(休止中)の廃墟

ロープウェイを降りると隣にもう一つ駅が見えます。

ゴンドラがありますが乗り場は廃墟のようです。

ここのロープウェイは表六甲線と裏六甲線がありましたが、表六甲線は営業不振で休業になっています。

私が乗って来たのが裏六甲線で、廃墟になっているのは表六甲線の設備です。

なんでも国立公園内のため、廃業にすると設備の原状回復を求められるので、休業の形を取っているとか。

それって自然公園法の主旨に反してますよね。

廃墟は好きなので、私はこれを拝めて嬉しいですけど。

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雪景色の六甲山頂

小雪がちらつく六甲では、ガーデンテラス周辺を歩きました。

こんなに雪が積もってるとは思いませんでした。3/下ですよ。

「六甲枝垂れ」という不思議な施設と、なぜかひつじのショーン

相変わらず濃霧と雲で、展望台からは何も見えません。

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カフェの特等席でスイーツ

「グラニットカフェ」を覗いてみると空いてたので、身体を温めることに。

大阪湾を望む窓向きの特等席。

最初は何も見えませんでしたが、しだいに霧と雲が晴れてきて景色が見え始めました。

抹茶スイーツと紅茶のセットも美味しかったです。

身体が温まったところで、バスで六甲ケーブルの駅へ向かいます。

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昭和7年の開業当時のままの駅舎

さて、六甲ケーブル六甲山上駅です。

この駅舎がスゴい!昭和7年の開業当時のまま!

震えました。

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事前にネットの写真は見ていました。

素敵だと思ったからこそ、今回の旅に組み込んだんです。

でも来てみると歴史の重みが胸を打ちます。

90年経過ですよ!現役ですよ!

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旅程の順番を入れ替えて大正解

駅舎の上の「六甲山展覧台」に上ると、先ほどよりさらに雲が晴れています。

瀬戸内海や港が見えます。手前は前述した表六甲線の駅の廃墟です。

実はこの日の旅程は、当初「六甲→有馬温泉」の予定でしたが、「午前中雨で午後回復」という予報だったので「有馬温泉→六甲」に順番を入れ替えたのです。

最後になんとか晴れ間が出て、六甲からの眺めをギリギリ楽しめました。

残念な天気の割にはいい一日になり大正解。

GJ、私!

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オープンエアの六甲ケーブル

さて、ケーブルで下界に降りることにします。

車両は2両編成で半分はオープンエアです。

新しいけどデザインはレトロ。

楽しく乗車しました。

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夕食は中華テイクアウト

宿にチェックインして夕食へ。

中華街か近いので点心をテイクアウトしました。

チャーシューまん、唐揚げ、ごまだんご。450円。

注文してから蒸してくれたので美味しかったです。

南京町有馬温泉と同様に学生さんで賑わってました。

三ノ宮の商店街を歩きたいところですが、やや疲れ気味なので早めに部屋で休みました。

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明日は乗り潰しデー

結構盛りだくさんの初日になりました。

明日は以前天候不良で延期した乗り潰しに精を出します。

つづく。

 

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