世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【沖縄台湾5】ローカル線「平渓線」と素朴な街

 

ローカル線「平渓線」

今日は台北郊外のローカル線に乗ります。

まず、台北駅で平渓線の一日乗車券を買います。

通常の切符売り場の窓口で尋ねると「一日乗車券は12番窓口で買ってください」と英語で教えてくれました。

券売機の右脇にある12番窓口で無事購入でき、今日の日付のスタンプを押してもらいました。

 

乗換案内と電光掲示板を見てホームへ

台鉄(在来線)の改札口を悠遊カードで入ります。

まずは台北の北部郊外の瑞芳駅まで行きます。

台鉄公式サイトの乗換案内によると、8:35発の「区間快」で行けそうです。

電光掲示板を見ると4Aホーム(月台)。漢字がわかると楽ですね。

ホームに降りる乗客がたくさん居て活気があります。

日本の駅と雰囲気はそう変わりません。

 

瑞芳駅に到着

車両も日本と似た感じの電車。

市街地から郊外に向けて、いくつか駅に停まりながら走ります。

約50分で瑞芳駅に到着しました。

日本の地方の中規模駅のイメージですね。

 

瑞芳駅の小さな老街

ここで平渓線に乗り換えるのですが、発車まで40分あります。

駅の北側に老街があるようなので、悠遊カードで改札を出てそちらに行ってみます。

街は小さくてすぐ終わり。古い商店を眺めて駅に戻ります。

趣のある地下道を通って駅の南側に出てみます。

 

駅の南側は賑やか

駅の南側はタクシー乗り場もあって開けています。

駅舎の中も切符売り場や電光掲示板があって賑やかでした。

ちょうどいい時間になったので、一日乗車券で入場してホームへ向かいます。

 

ディーゼル3両編成

平渓線はディーゼル3両編成。

この列車で終点の菁桐まで55分かけて走ります。

列車は渓谷沿いをゆっくり走っていきます。

大半の乗客は途中の十分で降りて空きました。

車窓を眺めながらのんびり鉄道旅を楽しみました。

 

静かな菁桐駅前

終点の菁桐駅は静かな駅。駅舎は木造でいい感じです。

駅前には短い老街。

土産物店がいくつかありますが人通りは少なく落ち着いた雰囲気。

トップシーズンや週末はもっと賑やかなのかもしれません。

 

竹筒とランタン

少し歩くと願いを書いて吊るした竹筒が飾ってありました。

更に先には飲食店や土産物店の施設。

ランタンが上がる様子を映し出す仕組みもありますが、この日はお休みのようでした。

 

日式宿舎群

駅を離れて10分ほど歩くと、その昔日本人が建てた木造建築が残っている地域がありました。

炭鉱の管理者等がこのあたりに住んでいたようです。

「北海道」「東京」などと書かれた看板もありました。

 

隣の駅までのんびりウォーキング

次の列車まで時間があるので、隣の駅まで23分歩くことにします。

今日は小雨が降ったり止んだりですが、涼しいので晴れよりむしろ楽です。

朝、宿の近くでサンドウィッチ(20元≒90円)とバナナを買ってきたので、途中で食べながら歩きました。

緩い下り坂なので気持ちのいいウォーキングでした。

 

素朴な平渓老街

隣の平渓駅が近づくと、老街が広がっていました。

こちらも素朴な小さな街です。

観光客もそれほど多くなく、落ち着いて散歩を楽しめました。

 

小さな街の鉄橋を走るローカル線

ちょうど列車が通る時間だったので、鉄橋のところで短い動画(10秒)撮ってみました。

珍しく縦長ショート動画です。

【動画】【台湾】平渓老街を走るローカル線(平渓線)

 

十分のランタン上げ

平渓から列車に乗って十分まで戻ります。

ここは滝があったり「ランタン上げ」が盛んなので観光客が多いです。

駅を降りて店が並ぶエリアに行くと、線路で「ランタン上げ」をしてる人が結構いました。

願いをランタンに筆で書いて気球のように飛ばすのです。

ベトナムホイアンはイベントの日だけですが、ここは毎日できるようです。

しばらくその様子を眺めていました。

 

つり橋の隣を並走する鉄道

駅から十分瀑布に向かいます。

途中、四廣潭吊橋と觀瀑吊橋の2つの橋を渡ります。

2つ目の觀瀑吊橋はその名の通り滝が見える橋です。

そして隣に平渓線の鉄橋があって、列車が並走します。

あと10分で列車が来そうなので、待って動画を撮ってみました。

※下の写真は後で列車の車内からつり橋を撮ったものです。

 

【動画】【台湾】老街と鉄橋を走るローカル線「平渓線」(十分)

 

思ったより迫力ある十分瀑布

つり橋を渡ってさらに進むと、馬や象が祀られていました。

もう少し歩くと十分瀑布に到着。

思ったより大きくて迫力ある滝でした。

ありがたいことにここは無料です。

 

甘い串焼きソーセージ

小腹が空いたので売店で串焼きのソーセージを1本。

台湾のソーセージは甘いと聞いてましたが、確かにほんのり甘かったです。

手描きの案内看板がいい味出してます。

帰りは別の道を通って駅まで戻りました。

天気もなんとかもっていい散策でした。

 

クセになる濃厚な味「阿鈺雙醬麵」

再びディーゼル列車に乗って、朝乗り換えた瑞芳まで戻ります。

駅から徒歩5分の瑞芳美食街で食事します。

牛魔王金牌鍋貼水餃牛肉麵手作麵點」で焼餃子と水餃子を食べたかったのですが、休業中でした。

まだ15時台だったので、夜になったら営業してたのかも知れません。

プランBは「阿鈺雙醬麵」で雙醤麺。

ジャージャー麺胡麻だれを混ぜたものだそうです。

最初食べたときは「?」って感じでしたが、食べ進むにつれて「こりゃなかなか美味いぞ」ってなりました。

独特の味は濃厚でクセになりそうです。小50元≒230円。

スマホを構えたら店主が笑顔でポーズ取ってくれました。

 

「瑞芳林記福州」の胡椒餅

続いて「瑞芳林記福州」で胡椒餅を1つ買って、駅前のベンチで食べました。

具だくさんで胡椒ピリ辛で美味し。50元。

 

普通の店で普通の物

まだ時間が早いので、瑞芳駅前の街をテキトーに歩いてみます。

商店や飲食店が並んでます。

入りやすいパン屋がありました。

夕飯を早目に済ませたので、夜食用に買うことに。

ネギがのったパンと月餅のような丸いお菓子を1個ずつ。

2つで53元≒240円。

こういう普通の店で普通の物を買って食べるの好きです。

 

満足して帰路へ

さて、ローカル線も乗ったし、素朴な街も歩いたし、美味い物も食べたし。

そろそろ帰りますかね。

瑞芳から台鉄で約1時間。台北駅まで戻って宿に帰りました。


明日は台中へ

のんびり台北郊外の日帰り小旅行。楽しかったです。

明日は台中まで足を延ばしてみます。

つづく。

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