世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【東南アジア7】高速鉄道でヴァンヴィエンへ

 

中国ラオス高速鉄道のチケット手配

今日はラオスルアンパバーンからヴァンヴィエンに移動します。

以前はミニバンで山道を4時間しか選択肢がなかったようですが、中国資本の高速鉄道ができてこれが安くて速くて快適と聞きました。

そこで今回はその高速鉄道に乗ってみることにしました。

チケットの手配を宿に頼んだら2等が22万kip(1800円)。

半分手数料ですが、自力で買うには市街地から遠い駅まで行って並ばなければなりません。

半日仕事が900円と考えれば妥当な額かと思います。

駅のチケット売り場の列

 

ピカピカの駅と質素な商店

1日3便の中から12:10発を選択。

10:30に宿ピックアップのミニバンは35,000kip(280円)。

街から離れた場所にある駅が近づくと、駅に続く通りに昔ながらの古い商店が並んでいます。

その先に噂通り中国っぽい真新しい駅舎。

大きくてピカピカの駅と小さくて質素な商店が対照的です。

駅前には無数のミニバンが停まっていて、到着する乗客を待っています。

 

ガランとして無機質な待合室

駅舎に入る際にパスポートとチケットの確認とセキュリティチェック。

笑顔で「日本から?」とフレンドリーでした。

チェックインまで待合室の椅子に座って待ちます。

綺麗なトイレがありますが売店等はなく無機質な感じ。

 

出発時刻の3分前に発車!

時間になって並んでホームへ。

乗車すると中はほぼ新幹線。概ね満席です。

そしてなんと出発時刻の3分前に発車!

全員乗車を確認したとは思えません。大丈夫なのでしょうか?

後ほどわかるのですが、ラオスでは「時刻表より早く出発」はよくあることのようです。

それにしても高速鉄道でそれが起きるとは。要注意です。

 

50分でヴァンヴィエン到着

出発するとチケットのチェックと車内販売あり。

160km走行と聞いてましたが、体感はもう少し遅いかな。

山陽新幹線のようにトンネルが多いですね。

ミニバンなら山道なのですから当然かもしれません。

あっという間に50分でヴァンヴィエン到着です。

 

お兄さんお兄さん!

ここも似たデザインのピカピカの駅舎。

駅前には昔ながらのソンテウ(ドイサーン)が並んでいます。

市街地へ行く乗客が次々と乗り込んで乗合で行くようです。

宿の名前を伝えると「OKOK」と言うので料金を確認して荷台へ。

すると外から「お兄さんお兄さん!」と声が。

突然の日本語に驚いていると、若い日本人男性が私に「いくら払いました?」と。

「3万です。25,000-50,000と聞いてたので妥当かと。」と返事。

学生さん2人組で卒業旅行とのこと。

「今の学生さんはコロナで旅行できなくてかわいそうだったねえ」などと、互いの旅の話をしてるうちに宿に着きました。

 

別にラオスはこれでいいよね

乗合なのに私の宿が最初だったので思ったよりスムーズに到着しました。

まだ14時です。でも外は34℃で強い陽射し。

洗濯をお願いしたり(120円)、次の目的地へのミニバンを予約したり、レンタサイクルの店を教えてもらったり。

宿の人が親切にいろいろ教えてくれました。

あとは日が落ちるまで部屋でゴロゴロ。

別にラオスはこれでいいですよね。

 

「タイガーヘッド」

下の写真はラオスで一番よく見かける水「タイガーヘッド」です。

モンドセレクション受賞って書いてありました。

1.5Lが6,000kip(48円)、600mlが4,000kip(32円)くらい。

他の銘柄でスーパーだと2Lが5,000kip(40円)かな。

 

動物と数字が書いた紙

日が暮れたので街歩きに出発します。

ルアンパバーンは夕方一気に涼しくなりましたが、ヴァンヴィエンはまだ結構暑いです。

小さな街なのですぐ一回り出来ました。

ナイトマーケットも小ぶり。

定番の服や雑貨以外にも不思議な物を売ってます。

繁華街に突然病院があったり、さっきの日本人学生さんとすれ違うなど。

あちこちにある机と椅子はロトですかね。動物と数字が書いた紙と小型端末が置いてあります。

ルアンパバーンにもありました。だいたい若い人が売ってます。

 

暮れなずむ景色が素適

川辺に出たら暮れなずむ景色が素適でした。

東南アジアっぽい特徴的な形の山がシルエット。

飲食店の灯りが水面に映って綺麗でした。

 

ラオスは何食べても美味い

お腹空いたのでお客さんが多い店に入ってみます。

パッタイがボリュームあって満腹。コーラつけて450円。

ラオスは何食べても美味いです。

 

ヴァンヴィエンの宿

ヴァンヴィエンの宿は「メイレイゲストハウス」。

広めで明るくて設備もまあまあ。

宿の人は積極的に声かけてくれて気遣いが嬉しいです。

朝食付でメニューから選べて助かります。

バスタオルがすんごいゴワゴワで身体拭くと痛いですが、「乾布摩擦にちょうどいい」と思うことにしました。

久しぶりに「1,2,1,2」って背中こすったら血行がよくなって若返りましたわ。ワハハハハハ。

この広さで朝食付1泊約1,900円ですからね。文句言いません。

 

若者が楽しむ街

宿は中心部から少し離れてるものの近くの飲食店の大音響が聞こえます。

やはりヴァンヴィエンは若者が楽しむ街ですね。

沈没するバックパッカーも多いと聞きます。

 

旅もそろそろ半分

ずっとお腹は調子よかったのですが、この日からやや壊しぎみ。

大したことないからたぶん大丈夫。

他にも小さな問題は少し発生してますが、上手に対処して大問題にしないようにしたいです。

今日は高速鉄道で移動→部屋でのんびり→夜の街歩きで終了。

明日はもう少し頑張って活動する予定です。

今回の旅もそろそろ半分。後半も楽しめますように。

つづく。

 

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