世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【九州4県2】思いつきの訪問も旅の醍醐味

 

雨は雨なりに楽しみたい

九州旅の2日目は大分から南下します。

今日からしばらく曇りや雨の天気が続きそうです。

景勝地を巡る旅ではありませんから、雨は雨なりに楽しみたいものです。

列車の待ち時間も長くなりそう。

何も考えてませんが、現地で思いついたことをしてゆったり過ごそうと思います。

今回はそういう旅です。

 

大きい窓から海が見える

まず各駅停車で大分→佐伯85分。

大きい窓から海が見えて気持ちいいです。

 

特急しか走らない区間

佐伯で乗り継ぎなのですが、ここで駅の時刻表をご覧ください。

宮崎方面の昼間は特急しかありません!

この日利用の「九州満喫きっぷ」は特急利用不可。

仕方なく佐伯→延岡のみ別途チケット購入します。

1時間だけ柔らかいシートで贅沢しました。

 

ジャズを聞きながらチキン南蛮

延岡で特急を降りて改札を出て街へ。

チキン南蛮の人気店「直ちゃん」に来ました。

お昼時で店の外に10人並んでましたが、席数が多いので10分で入れました。

店内はモダンな感じでジャズがかかっています。

チキン南蛮定食は、もしゃもしゃした衣に甘酸っぱいタレがかかって美味し。

カラシと柚子胡椒で食べました。

 

モダンな延岡駅

延岡駅はモダンな駅舎でした。

スタバとTSUTAYAも入ってておしゃれ。

そして駅前に停車中の宮崎交通バスに「すみません…」を目撃しました。

前回宮崎に来た時も見かけて、丁寧な表現でいいなと思いました。

その後全国何ヶ所かで同じ表現を見かけました。

 

バス停が見つからない

延岡から南下して美々津で下車。

伝統的建造物群保存地区へ向かいます。

コミュニティバスがあるはずですが、駅前のバス停には違う路線しか載ってません。

「えっ、30分歩くヤツ?歩くのはいいけどコインロッカーないんだよね。キャリーがらがら引くのやだな。」

結局、少し離れた場所に別のバス停を発見して無事バスに乗れました。

一時はどうなることかと思いました。

 

美々津伝統的建造物群保存地区

美々津の保存地区は廻船問屋や商店など、江戸、明治、大正の建物が混在しています。

美々津軒と資料館に入りましたが、構造が独特で興味深かったです。

押し入れの中に隠し階段があったり、2階の中にさらにロフトのようになってたり、天井が船底型になってたり。

それぞれ理由があって、係の方がいろいろ教えてくださいました。

美々津でお話しした方々は、皆さん街への愛情に溢れてました。

栄えていた頃の面影もありつつ、静かで落ち着く街並みでした。

 

紀元は2600年

美々津保存地区で入ったお店のメニューに「お船出だんご」というのがありました。

神武天皇が船出する際に献上した団子で…」との伝説があるそうで、お祭りも行われるそうです。

近くに紀元2600年昭和15年)の碑もありました。

さすがの私もリアルタイムじゃありませんが、親が「♫きげーんはにせーんろっぴゃくねん」って歌ってました。

 

奇数月は駐車禁止?

美々津で不思議な標識を発見しました。

「奇数月」?!反対側を見るとやはり「偶数月」。

保存地区の一帯が全部この規制になってるようでした。

「両側に駐車すると通行に支障が出るので片側だけ駐車を許し、公平になるよう月ごとに駐車可能な側を入れ替える」ってことですかね。わかんないけど。

Twitterのフォロワーさんによると、他の地区にも存在するそうです。

 

宮崎駅前に来たのは初めてだっけ?

美々津から再び電車に乗って宮崎へ。

宮崎市内は前回歩いたので今回はスルーです。

乗換時間の14分間に一瞬駅の外へ出て宮崎駅前の景色を確認してタッチアンドゴーしよう。

と思ったら、「あれ、この駅前見覚えないな」。

前回は南宮崎に泊まって、南宮崎から市内中心部にバスで行ったので、宮崎駅前は今日が初めてでした。

あちこち旅してると地方都市の駅前の記憶がごちゃ混ぜになりませんか?

「駅前の松屋でパパッと昼飯にするか。あれ、ない!あああれ違う駅だった」とか。

 

思いつきの訪問も旅の醍醐味

九州旅2日目は移動だけかと思いきや、チキン南蛮やら古い街並みやら神武天皇やら、思いほか面白い一日になりました。

予備知識なしの思いつきで訪れた場所もありましたが、むしろ驚きや発見があって楽しかったです。

これも旅の醍醐味。

つづく。

 

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