- 旅の余談を少々
- 右側通行の国で最も危険なこと
- トイレは滅多にない
- 有料トイレのエピソード
- ゴミ箱はそこら中にある
- 4ヶ国周遊、実は狭かった
- さまざまな言語が聞こえる
- 中途半端な現地語に苦笑い
- やたらと道を尋ねられる人
- パリのメトロ入口は目立たない
- VISAタッチ大活躍
- 帰国直後あるある
- 楽天モバイルの海外ローミング
- 欧州は傘の輸入が規制されている?
- ドアを支えて次の人を待つ
- ツールドフランス開催中?
- ドミトリーでの独り言
- 割り箸
- 成田空港のエスカレーターは「右」
- 欧州2週間旅の費用
旅の余談を少々
2022年10月の「西欧4ヶ国旅※」の余談をあれこれ書かせていただきます。
※ドイツ→オランダ→ベルギー→フランス
現在の欧州旅事情やちょっとした緩いエピソードなどを集めてみました。
既にツイートしたものが多いですが、このブログの読者でTwitterしてない方もいらっしゃるでしょうし。
どうぞお気軽に眺めてみてください。
右側通行の国で最も危険なこと
まずは真面目な話から。
今回の訪問国は車が右側通行です。
「車が右側通行の国に渡航して一番危険なこと」は「道路を横断する際に無意識に右を見てしまうこと」です。
車は左から来ます。
何となく右から来ないからと渡り始めてしまったところへ、左から車が来てあわやということになります。
街を歩くときは「まず左」を常に意識することが極めて重要です。
トイレは滅多にない
公衆トイレがとても少ないです。
中央駅にはありますが、メトロの駅にはありません。
ショッピングモール、美術館博物館、飲食店などで「行ける時に行っておく」こと。
あと、長距離列車や郊外電車には無料のトイレが付いているので、移動の際は次の都市に着く前にトイレに行っておくとよいと思います。
有料トイレが多く€0.3-€2。
クレカOKの場所も多いですがコインだけの場所もあります。
心配なので水分を控えがち。
有料でいいから5倍くらい公衆トイレを増やしてほしいですね。
有料トイレのエピソード
パリ郊外の有料トイレに行った時のこと。
ここは€1でコインのみでしたが、小銭がありません。
これまでカードOKがほとんどだったので油断しました。
スタッフに€20紙幣を出して見せますが首を横に振ります。
紙幣の扱いはできないそうです。
近くの別の有料トイレに行きましたが全く同じ状況。
小銭入れを逆さにして19セント見せて手を横に広げると、「わかったわかった、それでいいから使え」と19セントで中に入れてくれました。
ありがたかったと同時に、コイン常備の大切さが身に沁みました。
ゴミ箱はそこら中にある
逆にゴミ箱はとても多いです。
公園や駅構内だけでなく、普通の通りにもそこら中にたくさんあります。
回収作業も頻繁に行われていて一杯になっていることは稀です。
街中で食べ歩きしてもすぐ捨てられるので気楽でした。
日本は最近ゴミ箱が減っているので、少し驚きました。
でもゴミは最悪宿まで持って帰れますので、やっぱりトイレ問題の方が重大ですね。
4ヶ国周遊、実は狭かった
旅のルートを地図にしてみました。
4ヶ国周遊と言っても、世界地図からみると極めて狭いエリアを移動しただけですね。
日本で言えば本州の半分くらいでしょうか。
地図にしてみたらちょっと面白かったので。
さまざまな言語が聞こえる
本州の半分くらいの狭いエリアですが、公用語はドイツ語、オランダ語、フランス語と3つです。
ベルギーは北部がオランダ語、南部はフランス語が話され、フリュッセルの駅名は2ヶ国語が併記されていました。
街を歩くと現地公用語だけでなく英語で話している人は多かったですし、スペイン語や中国語などもよく聞こえました。
中途半端な現地語に苦笑い
本当は現地の言葉を少しでも覚えて使うべきなんでしょうけど、勉強嫌いなので基本的に下手な英語で乗り切りました。
パリで「たまにはフランス語を使ってみるか」と思い、雑貨店で水を買う時にどっかで知った単語「オーミネラル」を使おうとしました。
そして出た言葉が「オーミネラル、プリーズ」。
店主と二人で苦笑い。
そこまできたら「シルブプレ」でしょうよ。
やたらと道を尋ねられる人
よく道を尋ねられます。
ドイツに着いて3日間で3回尋ねられました。
1回は英語で、2回はドイツ語で。
3回とも英語で「わかりません。旅行者なんで。ごめんなさいね。」って答えました。
その後もベルギーで2回。
電車の中でゴツいオジサンに「この電車ブリュッセル行く?」→「行きますよ」。
街中で親子連れに「英語話せる?ああよかった!グランプラスどっち?」→「まっすぐ行って最初の信号右です」
フランスでも「この電車どっち行くのかしら、乗換必要?(フランス語でたぶんこんなこと言ってたと思う)」→「わたしフランス語ダメあるね。わっかりーましぇーん(英語で)」
写真撮ってあげたの5回。私から道を尋ねたのは2回。
なぜ東洋人に聞くのか?と思いましたが、恐らく多様性が進んでるので見た目で話す言語を予断する発想がないのでは。
東洋人でも現地語を話す人は多いでしょうから。
そしてなぜこんなに頻繁によく道を尋ねられるか?
それは「わからないことは尋ねる」という文化なのでは。
日本も昔は通りすがりの人ともっと気軽に話してた気がします。
まあ私は国内でも海外でもやたらに道を尋ねられる人なので、何かもっているのかもしれませんけど。
パリのメトロ入口は目立たない
他の都市のメトロは、大きな「M」の看板があったりして割と見つけやすかったのですが、パリでは見つからなくて探すことが何度かありました。
おしゃれなデザインで街に溶け込んでるんですよね。
目の前にあるのに散々探して「お前ずっとそこに居た?!」ってなりました。
VISAタッチ大活躍
VISAタッチが大活躍しました。
スーパー、切符、有料トイレ、入場料、カフェ、コインロッカー…。
使える場所がとても多い。
海外旅再開を想定して、夏にVISAタッチ対応クレカに切り替えてよかったです。
現金は国内で€200両替して、序盤で少し使って日本人宿(現金支払のみ)で€125利用したら残り€20に。
最後の5日間はクレカと交通カードと€20だけで過ごしました。
結局現地での現金両替やキャッシングはせずに済みました。
キャッシングって嫌いなんですよね。
手数料とかカード回収されたりとか引出した後狙われたりとか。
帰国直後あるある
物価をいちいち現地通貨に換算して「高い」「安い」と考えてしまいます。
セブンの丼ものが440円って€2.99でしょう?
パリなら倍の€5.99するなあ。
マックのセット€10って1,470円だもんやっぱ倍だなあ。
スーパーはそんなに高くなかったけど。
水37円、クロワッサン57円とか。
楽天モバイルの海外ローミング
初日は不安定でどうなることかと思いましたが、2日目以降は全く問題なく国内と何ら変わらず使えました。
月2Gまで無料。超過しても500円/Gで追加できます。
私はライトユーザーなので2週間2Gで足りました。
2年前に楽天に替える時の理由の一つがこれでした。
やっと日の目を見ました。
欧州は傘の輸入が規制されている?
欧州では「傘☂」という便利な道具がまだ発明されていないようです。
日本から仕入れて1本€100で売ってら大儲けできますよ。
いや、もしかしたら輸入が規制されてるのかな。
冗談抜きで、本降りなのに傘なしでベンチでずっと談笑してる夫婦や、ずぶ濡れで歩きながらスマホゲームしてる少女とか。
フード被っても服やリュックがグショグショでしょうよ。
ドアを支えて次の人を待つ
電車は乗る人も降りる人も同時に交錯しながら進もうとします。
通路を開けたり奥に詰めるという発想はありません。
でもビルの扉だけは、どんなに遠くでもこちらに向かっている人が見えたら、次の人の為にドアを支えてずっと待つのがマナー。
ここだけなぜ?って思うの私だけでしょうか。
いい悪いではなく、違いというものは興味深いですね。
ツールドフランス開催中?
欧州の街は自転車がビュンビュン通って怖いですね。
専用道路がよく整備されていますが、スピードとマナーが…。
ツールドフランスの先頭集団かと思ってしまいます。
日本の高校生やウーバーイーツ配達員なんか可愛いもんですよ。
まあ、ベトナムのバイクやインドのリキシャーよりは安全かな。
ドミトリーでの独り言
普段独り暮らししてて旅も一人旅だと、独り言が増えるんですよね。
で、ドミトリーとかで他の人が居るのについ独り言したりして、ああ気をつけなきゃって思います。
私だけかな。
割り箸
旅の持ち物で改善すべきだと思ったのは「割り箸」です。
5つ持って行きましたが足りませんでした。
欧州は物価が高いのでスーパーでサラダ等を買って宿で食べるのによく使いました。
もっと増やすか塗箸にするかした方がいいですね。
成田空港のエスカレーターは「右」
欧州のエスカレーターは「右に立つ」だったので、成田空港の入国審査へ向かうエスカレーターは右でした。
東海道新幹線を新大阪駅で降りてホームから上がるエスカレーターが、東京と同じ「左に立つ」なのと同じ現象でしょう。
成田の入国後は左、新大阪駅の在来線ホームは右です。
どうでもいいことですが、面白いなと思ったものですから。
欧州2週間旅の費用
最後にお金のこと。
・航空券 約12万円(有料で変更可)
・宿 約10万円(1泊平均6,800円)
・その他 約11万円(陸路、食費、観光、土産等全て含む)
計約33万円(14泊17日)
ザックリこんな感じです。
旅のスタイルによっていろいろでしょうけど、今回の私の場合はこうでした。
それなりに節約したんですけど、物価高と円安でやっぱりだいぶかかりましたね。
相当の幸せを手に入れたのでよしとします。
以上で今回の旅の記事を終わります。
ありがとうございました!
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