世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【青春18東北5】行かふ年も又旅人也(釜石→東京)

 

ホヤが1コ150円

青春18きっぷ」で東北を乗り潰す旅の5日目、最終日です。

宿を出て駅のそばの「サン・フィッシュ釜石」に寄ってみます。

朝7:00から営業していて、建物は新しいけれど店は懐かしい雰囲気でした。

昔は橋の上に市場があったそうですね。

ホヤってあんまり積極的には食べないけど、150円って安いのかな。

 

釜石駅の地下通路が秀逸

今日は三陸鉄道に乗ります。

改札口のある待合室はいい雰囲気です。

そして釜石駅の地下通路の構造が秀逸です。

1つのホームをJRと三陸鉄道が共用しているのですが、改札口は別々です。

地下通路が2本あって、一方がJRもう一方が三陸鉄道の改札口につながっています。

車両が発着する際に、乗客を当該会社の改札口につながっている地下通路に誘導するようになっています。

説明が難しいなあ。構内図と写真でわかりますかねえ…。

三陸鉄道のwebサイトよりお借りしました

 

トンネルが多い三陸鉄道

さて、釜石から三陸鉄道を南下して盛へ移動します。

ゴルゴ13」が来ました。

後方展望の特等席を確保して約1時間乗車。

三陸鉄道は前回全線乗りましたが、海沿いの景色が見れると思ったら、「山陽新幹線かよ」ってくらいトンネルが多いんですよね。

よく考えたらリアスですもんね。

 

BRTはバス?電車?

盛からBRTで気仙沼へ。

BRTとは…。下の画像(気仙沼駅にあったクイズ)をご参照ください。

見た目はバスだけど、どう見ても鉄道のホームから出発。

元鉄道の線路だった専用線や一般道、それに高速道路(自動車専用道路)も走っちゃう不思議な交通機関です。

ちなみにJRが運行していて「青春18きっぷ」も使えます。

 

【BRTについては前回訪れた時の記事もご参照ください】↓

三陸自動車道を走行中


気仙沼に到着

途中「奇跡の一本松」を通ります。

前回降りたので今回は通過しますが、この日はたくさんの人が訪れていて、駐車場にも車がたくさん停まっていました。

陸前高田でバス(BRT)を乗り継いで、盛から1時間半ほどで気仙沼に到着。

陸前高田で乗継
気仙沼駅

 

BRTとローカル鉄道のツーショット

気仙沼駅からは、普通のローカル鉄道の大船渡線に乗ります。

BRTと大船渡線のツーショットがなんかかわいいです。

気仙沼から1時間20分(初乗車区間)で内陸の一ノ関に到着。

途中、ピカチュー列車とすれ違いました。

一ノ関からは東北本線を2駅乗って平泉駅へ。

 

月日は百代の過客

東北旅の締めくくりは「中尊寺」。

中学生以来40数年ぶりです。

参道の坂を上って、本堂にお参りして讃衡蔵を見学、そして国宝の金色堂

素晴らしかったです。

「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」中学のとき暗唱しました。

その後歳を重ね旅を愛する今、奥の細道に改めて思いを馳せました。


最終日は乗り物三昧

中尊寺を後にして帰途につきました。

帰りは一ノ関から新幹線で一気に東京へ。

最終日は「三陸鉄道→BRT→ローカル鉄道→東北本線→新幹線」といろんな車両に乗って乗り物三昧でした。

 

4泊5日の乗り潰し旅終了

4泊5日の青春18東北旅が終わりました。

もう一度ルートの地図を載せときます。(平泉から東京の復路は省略)

赤は今回初めて乗車した区間です。JR乗り潰しは70%を越えました。

今回もおつきあいいただきありがとうございました。

ああ楽しかった!

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【「青春18きっぷ」の他の旅】↓

 

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