- 「快速はまゆり」で遠野へ
- 「伝承園」で民話の世界を体感
- カッパを釣るには許可が必要
- 民話は怖い(?)
- 旅先のフードコートを楽しむ
- 「鉄と魚とラグビーの街」へ
- 鉄の歴史館
- 釜石大観音で汗びっしょり
- インド・スリランカ様式の仏舎利塔
- 釜石の街歩き
- 薬師公園
- 釜石の宿は懐かしいビジホ
「快速はまゆり」で遠野へ
「青春18きっぷ」で東北を乗り潰す旅の4日目。
今日は盛岡から「快速はまゆり」で遠野に向かいます。
盛岡から東北本線を少し南下し、花巻から初乗車区間の釜石線に入ります。
最初はシートが後向きで、花巻で進行方向が変わります。
たまにあるけど、こういうの好きです。
ディーゼル4両編成でシートが高級でした。
1時間20分で到着。
遠野に着くと、駅前でカッパが談笑してました。
「伝承園」で民話の世界を体感
遠野駅からバス20分で「伝承園」へ。
民話の世界を体感する施設とのこと。
おばあちゃんが語る民話が囲炉裏端に流れてたり、工芸を体験できたり。
願いを書いた布を吊るす「オシラ堂」は不思議な場所でした。
民話の世界って結構怖いですよね。
カッパを釣るには許可が必要
伝承園の次は歩いてすぐの「カッパ淵」へ。
いかにもカッパが出てきてイタズラしそうな場所でした。
看板に「カッパ釣りをしたい人はカッパ捕獲許可証が必要です」と書いてありました。
密猟は禁じられており、許可証は伝承園で入手できるようです。
民話は怖い(?)
バスで戻って遠野駅近くの「とおの物語の館」へ。
民話の世界や、柳田國男に関する展示がありました。
よく整備された施設で、ゆっくり見学しました。
紙芝居のようなスライドや、音声と効果音などさまざまな方法で民話を聞かせてくれるんですが、やっぱり民話は怖いですね。
すぐ殺しちゃったり食べちゃったりして。
旅先のフードコートを楽しむ
お昼ご飯は名物料理ではなく、敢えてショッピングセンターのフードコートで。
遠野駅の近くにある「とぴあ」に行ってみました。
ニチイ(サティ)閉店の後、2階に役所が入って運営されてるらしいです。
ここでハンバーカーセットをいただきました。
チープな味がなかなかいいです。
こういうのも旅の楽しみのひとつです。
「鉄と魚とラグビーの街」へ
午後は遠野から釜石に移動です。
前回三陸に来たときは通過したので、今回は寄ってみました。
「鉄と魚とラグビーの街」。駅の目の前が日本製鉄ですね。
私の年代にとっては「釜石」と言えば「新日鉄釜石、松尾、森、平尾」。
鉄の歴史館
釜石駅からバスで「鉄の歴史館」へ。
率直に言って期待と違いました。
「現代のダイナミックな製鉄製鋼技術」についての大きな展示があるのかと思ったら、「近代の鉄の歴史と人物」という感じで、結構地味でした。
いえ、私が勝手に勘違いしたんです。申し訳ありません。
屋上から釜石大観音と海が見えました。
釜石大観音で汗びっしょり
続いて鉄の歴史館から見えた釜石大観音へ歩いて行きました。
エスカレーターがあるのですが一部だけで、観音様の胎内は階段で上って行きます。
この日の釜石はとても蒸し暑く、一番上に着いたら汗びっしょり。
あと学生さんが胎内で大騒ぎしてて残念でした。
お寺や神社は静かにお参りしたいんですけどね。
インド・スリランカ様式の仏舎利塔
参道の店は全て閉店していて寂しげでした。
バス停に戻るのに階段を上がるので再び汗だく。
湿気が多いからTシャツが乾きません。
これが日本の夏だ!って感じでした。
釜石の街歩き
釜石駅に戻って街の中心部を散策。
工場からは元気に煙が立ち上っているのが見えました。
釜石の中心街に「昔ながらの商店街」はありません。
新しい建物ばかりになってしまいました。
あちこちの建物の壁に「ここまで津波が来た」という印がついています。
薬師公園
階段を上がって薬師公園に行ってみました。
釜石の宿は懐かしいビジホ
盛岡の宿は「ホテルマルエ」。
軽朝食付5,000円台ですが、「かまいし宿泊キャンペーン」で2,000円引していただけて3,000円台でした。
洗面・トイレ共同で、風呂は大浴場のみ。
朝食はおにぎりの種類がたくさんあって、軽朝食の割に満足度が高かったです。
古くて質素ですが、マンガコーナーがあってスタッフが感じよく、居心地よい雰囲気でした。
今回の旅は最盛期だったので、安めの宿を上手く利用しました。
明日は最終日です。
つづく。
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