世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【埼玉】初冬の秩父・長瀞を歩く

  

「武島家」いなり寿司

朝食はいなり寿司を買って食べるつもりでした。

御花畑駅秩父駅の間の番場通り商店街からちょっと線路の方に入ったところにある武島家。

朝8:00から営業と聞き、8:30頃行ってみたのですが、自動ドアが開きません。

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「休業かな」とおそるおそる手動でドアを開けると、「はい、いらっしゃい」と声を掛けてくれました。

中では4-5人の人がいなり寿司をまさに作ってる最中。

まだレジも開いてないとのことでしたが、いなり寿司とのり巻きのセット(450円)を1ついただきました。

忙しい朝から失礼しました。 

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商店街のベンチでのんびり朝食。

甘めの寿司酢でガリとワサビがついてて美味しかったです。

空気がキリッと冷たくて気持ちよかったなあ。

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秩父街歩き

昨夜歩いた街からさらに秩父駅の方へ行ってみました。

あちこちに古い建物があっていい街です。

カフェや蕎麦屋に改装してあったりしてね。

秩父まつり会館にも寄ってみました。

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「松本製パン」コッペパン

ブラブラ歩いてるとパン屋さんがありました。

「有名な」お店らしいです…。

朝ごはんが少し足りなかったので、入ってみました。

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普通のアンパンやクリームパンもあるのですが、看板メニューはコッペパンらしいです。

どうやら、あんバターやチョコレートなど好きな物を、その場で塗ってくれるようです。

私は「ピーナッツ」を頼みました。120円。

特別美味しいというわけでもありませんが、懐かしい感じの食感と味を楽しめました。

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秩父神社

秩父街歩きの最後はここ。

静かにお参りしました。 

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秩父鉄道長瀞

秩父駅から23分で長瀞駅に到着。

長瀞駅の駅舎も可愛らしいですね。

切符を手売りしていた時の窓口が残ってました。 

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長瀞荒川ライン下り

長瀞と言えば川下り。

駅から岩畳通りを抜けて川に向かいます。

30分のロマンチックコースに乗るつもりだったのですが、なんと渇水のため20分の岩畳一周コースのみ。

しぶきを上げて川を下るのではなく、緩やかな流れをのんびり浮かぶだけ。

ちょっとがっかり。

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でもこれはこれで、ゆったりできてよかったことにします。

水は綺麗でしたし、独特の地形も楽しめました。

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宝登山ロープウェイ

駅に戻って無料シャトルバスでロープウェイ乗り場へ。

歩くとそれなりに登るので、バスで行くことをお勧めします。 

乗客はそこそこいましたが、窓全開なので低リスク。

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山頂駅から少し歩くと宝登山神社奥宮に着きます。

この近くは季節の花がいろいろ咲くらしいです。

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宝登山神社

ロープウェイを降りて、今度はバスに乗らずに歩いて下ります。

先ほど奥宮に行った宝登山神社へ。

立派な神社ですね。

装飾も色鮮やかで綺麗です。

神社やお寺の渡り廊下が好きです。 

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羽生まで秩父鉄道を乗り潰し

緩やかな下り坂を駅まで歩いて、再び秩父鉄道に。

終点の羽生まで全線を乗り潰します。

秩父らしい石灰石(?)を運ぶ貨物も複数回見かけました。

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一応改札を出ましたが、特に用事はありません。

最近はどこもアニメの舞台になってるみたいですね。

ローカル線に乗ると必ず、知らないキャラクターの等身大ディスプレイがあります。

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あとゆるキャラね。

「アロハガス」はヤバそうですが、LPガス屋さんらしいです。 

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寄り道

予定より少し早く羽生に到着しました。

さてどうしよう、まっすぐ帰るには早いし。

東武伊勢崎線の路線図を見てたら、大師線に乗ってないことを思い出しました。

「よし、西新井大師へ行こう」

 

西新井の不思議な乗り換え

大師線伊勢崎線西新井駅から出ている支線です。

西新井駅大師前駅を結んでおり、間に駅はなく1駅だけの路線です。

オレンジ色の車体で2両編成。

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そして西新井駅の乗り換えが不思議です。

伊勢崎線を降りて大師線のホームに行こうとすると、間に改札があります。

同じ東武なのになぜ?

逆に大師線から伊勢崎線に乗り換える時は、改札前に券売機があって切符を買う必要があります。(ICカードはタッチして通過)

例えれば上野駅京浜東北線から山手線に乗り換える時に改札がある感じです。

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大師線側から伊勢崎線側を望む

 

なぜか。それは大師前駅に改札がないからです。

大師前駅は電車を降りても改札がなく、そのまま駅舎の外に出られます。

ですから大師前駅の改札が西新井駅構内にあるようなものです。

1駅しかない路線だから可能なのですね。

改札業務を西新井に集約して、大前駅無人化できるからでしょう。

合理的ですね。

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大師前駅の改札(素通りできる)

 

西新井大師

さて、大師駅からすぐの西新井大師へ。

初めて来ましたが大きなお寺ですね。

うちは真言宗なので親近感を覚えます。

大きな大本堂の他にも、塩地蔵・水洗い地蔵などがあり、お庭も綺麗でした。

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レトロな参道の街並み

お参りした後、参道を散策しました。

古くてなかなか味わいのあるお店が並んでいます。

「いずみや煎餅」は煎餅を透明の箱に入れてバラで売っています。

青のり煎餅を1枚だけいただきました。60円

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隣の「かどや」は食堂兼甘味屋。

看板が年季入ってますね。

今川焼をひとつだけ買いました。120円

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他にもレトロな店舗がいくつか。

楽しく街歩きできて、いい寄り道になりました。

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振り返り

1泊2日の近場旅。

由緒ある神社を3ヶ所(三峯・秩父宝登山)+西新井大師

乗り物(急行バス・秩父鉄道全線・川下り・ロープウェイ・大師線)。

地元の素朴なグルメ(豚みそ丼とパン・わらじカツ丼・いなり寿司とコッペパン今川焼と煎餅)。

あとフィンランド(笑)。

 

今回も盛りだくさんで満足しました。

感染予防はいつもより更に注意しましたが、全体に空いていて低リスクだったかと。

急遽計画した旅としては、大成功だと思います。

ああ楽しかった!

 

【この旅の最初の記事】↓ 

 

【国内旅の記事の目次】↓

【埼玉】埼玉の奥座敷 秩父へ

  

埼玉県に泊まろう

先日「制県レベル」をやってみました。

思ったよりいろんな県に宿泊してることに自分でも驚きました。

しかし埼玉は近すぎて泊ったことがありません。

そんな時、今週の予定が急になくなりました。

そこで急遽、近場の小旅行に出ることにしました。

制県レベルのこともあり、今回は埼玉に一泊することにしました。

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西武池袋線

ラッシュのピークが終わってから飯能へ向かいます。

有料特急がありますが敢えて乗らず、快速急行で。

平日午前中の下りはガラガラです。

ところが人身事故で遅延。

車内で電車やバスの時刻を調べてスケジュールを組み直します。

プチトラブルは楽しみましょう。

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メッツァビレッジ

飯能駅からバスで「メッツァビレッジ」へ。

ここは「ムーミンバレーパーク」が人気です。

楽しそうですがフルチケットは5,500円しますし、ムーミンにそれほど興味ありません。

今回は、北欧のライフスタイルがテーマの無料エリア「メッツァビレッジ」のみ楽しむことにしました。

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入口から奥へ進むと湖畔が見えます。

オシャレな椅子やオブジェがあって、向こう岸にムーミン谷の建物が。

リラックスできる場所ですね。

近くには工房や・雑貨屋・カフェなど、北欧風の建物が並びます。

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大きな建物にはレストランと物販店。

北欧最大のカフェチェーン「ROBERT’S COFFEE」をはじめ、美味しそうなお店で湖を眺めながらゆっくりできそうです。

北欧っぽいシャレた雑貨や、地元埼玉の食料品なども売ってました。

今回はパスしましたがカヌーにも乗れるようです。

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西武秩父

飯能駅に戻って西武線でさらに西へ。

終点の西武秩父駅まで約50分。

西武池袋線は飯能で進行方向が変わるのが面白いですね。

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そしてここからは車輌もボックスシート

途中の正丸トンネルが好きです。

結構スピード出すのと、トンネルの中に待避線があってすれ違うのが珍しい。

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豚みそ丼本舗「野さか」

西武秩父駅から徒歩4分。

今日はここで昼飯。

現在は店内は営業せず、11:00~15:00に弁当だけ販売しています。

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気になるパン屋さん発見

野さかから駅に帰る途中で気になる看板を発見。

なんか美味しそうな予感がするパン屋さん。

行ってみると可愛らしいお店。

小ぶりなパンを中心に、ケーキやクッキーも売ってます。

迷った末に「ウサギの餡バター」と「アップルシナモンデニッシュ」を買いました。

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駅のベンチで満腹

観光案内所の屋外ベンチで昼食。

豚丼はいい具合に焦げてて、味噌が香ばしくてうまうま。

パンも甘さ控えめでデザートに最適。

満足しました。

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急行バスでさらに奥へ

西武秩父駅前から急行バスでさらに奥地を目指します。

普通のバスだけど、山道をクネクネ登ります。

1時間15分で三峯神社に到着。

東京・山梨・長野・群馬の各県との県境が間近です。

このバスも乗客3人でガラガラでした。

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三峯神社

建物は風格があるし、装飾は綺麗だし、御神木はご利益ありそうだし。

参道は静かで落ち着きます。

遠くまでバスでやって来た甲斐がありました。 

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秩父鉄道

復路はバスを途中で降りて、電車で移動します。

秩父鉄道に乗りたかったものですから。

終点の三峰口駅から乗って御花畑駅まで25分。

3輌編成合計で乗客2人。

楽しいローカル線の旅です。

夕暮れの駅舎がノスタルジックで心が震えました。

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御花畑駅はスゴい駅名ですが、羊山公園の芝桜が有名ですね。

今は咲いてませんが、十数年前に行った時の写真を貼っときます。

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レトロな街並み

御花畑西武秩父駅の周辺は、古い建物がいくつか残っています。

日が暮れて暗かったので、昨年撮った写真を貼っときます。

パリー食堂でオムライス食べたかったのですが、営業してませんでした。

定休日ではないのですが、廃業でないことを祈ります。

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駅前温泉「祭の湯」

西武秩父駅に直結のスーパー銭湯

露天風呂もあっていいところです。

以前一度来たことがあるので、今回は食事だけしました。

秩父名物のわらじカツ丼。

安田屋に行く時間がなかったのと、お昼食べ過ぎて1枚しか食べられなかったのがちょっと残念。

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宿

今日の宿は「Comfort stay みやび前」。

ワンルームマンションをシンプルな宿に改装したホテルです。

下駄箱・ミニキッチン・バルコニーなどがあって、やはりマンションですね。

「和モダンなコンセプトホテル」とのこと。

まあまあかな。

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明日

今日は電車やバスはガラガラで、観光地も屋外で空いてたので、リスクを感じませんでした。

明日も感染予防に留意しつつ、埼玉を楽しみます。

つづく

 

【次の記事】↓

 

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【成田】第1ターミナル「世紀末の光景」

※この記事は、山陰・京都旅の後に「おまけ」として追記した記事です。

雑談としてお読みください。

 

2020年11月13日(金)

山陰・京都4泊6日の旅を終え、私は関空からピーチで成田に降り立ちました。

最近ピーチは第1ターミナルに移りました。

タラップを降りてバスでターミナルビルへ入ります。

時刻は21:30頃です。

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(この写真は関空で撮影)

 

久々の第1ターミナル

ここに来るのは何年ぶりでしょうか。

最近は羽田や成田第3が多く、国際線もほとんど第2でした。

本当にいつだかわからず、下手すると20年くらい経ってるかもしれません。

そんな気持ちから、ふと「第1ターミナルの出発ロビーを見てみたいな」と思いました。

 

大昔の記憶

初めて成田の第1ターミナルに行ったのは、たぶん中学生の頃。

父が海外出張から帰ってくるのを迎えに行った時だと思います。

「到着ロビーを出た道路沿いに機械があって、それを操作すると離れた駐車場にある電光掲示板に表示できて、それを見たドライバーが迎えに来る」というシステムがあったような気がします。

あいまいな記憶ですけど。

 

カッコいいイメージ

自分で初めてここから出発したのは、大学4年の豪州旅。

たしか制限区域に入るとエスカレーターを降りて行ったかと。

TVドラマでも、エスカレーターを降りていく人を見送る場面が出てきた覚えがあります。

そして南ウイングと北ウイングが斜めに広がる形。

高い天井のフロアーに、エコーのかかったアナウンスが響く。

海外旅行と飛行機のカッコいいイメージそのものでした。

 

国際線出発ロビーへ 

そんなカッコいい国際線出発ロビーを久しぶりに見てみたい。

この日はそう思って、出口ではなく「国際線出発」と書かれたエスカレーターを上りました。 

そして私はここで衝撃の光景を見ることに…。

 

出発ロビーは真っ暗?

もちろんわかってました、関空を出る時も、成田に着いた時も。

今の成田は私が知ってる成田ではない。

でも「久しぶりだな…、最初に来たときは…、あの時は…」と思い出してるうちに、ふと「エスカレーターを上がればあのワクワクする光景が見れる」と一瞬思ってしまったのです。

しかし、エスカレーターを上りながら気づきました。

「あっそうか、そうだっけ。今は国際線の出発便なんかほとんどないんだから、真っ暗かな」

そして「この時期に用もないのに出発ロビーなんて行っちゃいけなかったのかな」と後悔し始めました。

 

全灯の照明とディスプレイの動画

いいえ、真っ暗どころか照明は全灯でした。

まぶしいほどに明るい。

そして、巨大なディスプレイには派手なPR動画がずっと流れています。

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無人

しかし、無人…。ガラーン。

スタッフも乗客も誰もいません。

カウンターは全て閉まっています。

しばらく呆然と立ち尽くす私。

やっと清掃スタッフが1名、そして外国人乗客らしい人が2人。

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出発案内ディスプレイ

南ウイングの出発は3便表示されていますが全て欠航。

北ウイングは白紙です。

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世紀末の光景

世界中で大変なことが起き、世の中は変わってしまった。

みんな消えてしまって、ここに居るのは私だけ。

照明やディスプレイは動いているが、誰もいない。

人類は滅亡してしまったのか。

「誰か、誰か居ますかあ?!」

そんな世紀末の光景を見てしまった気がしてしまい、急に怖くなってきました。

 

到着ロビーへ

早々にエスカレーターを下りて到着ロビーへ。

そこにはピーチで到着した乗客が少しいました。

鉄道の乗り場に行けばコンビニも営業中。

「ああよかった。地球は無事だった」

 

成田は別世界

少し大げさに書いてしまいましたが、一瞬背筋が寒くなったのは本当です。

きらめくほど明るいフロアーなのに誰もいない異様さ。

「ああ、こういうことになるのか」と思いました。

また感染者が増加しているとは言え、緊急事態宣言の頃に比べれば、最近の街は平常とあまり変わらない姿になっています。

でも、成田は別世界でした。

 

8月の羽田第3ターミナル

今年8月に羽田空港に行きました。

その時の第3ターミナルも閑散としていました。

しかし、数便は発着していて一部のカウンターは開いてましたし、スタッフと乗客は百人以上いました。

この日の成田は人がほぼゼロで、空気が全く違いました。

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8月の羽田3T

 

これから

これから何が起き、私たちはどこへ行くのか。

いや、これ以上は何も起きず元に戻るのかもしれない。

でも、2020年の成田のこんな姿を誰が予想したでしょう。

早く元のカッコいい成田に戻りますように。 

 

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【京都】紅葉と叡山電鉄と風呂屋

  

自分て挽くコーヒー

宿のフリードリンクは、コーヒーを自分で豆から挽いてドリップできます。

広い共有スペースにひとり、加湿器の煙と静かなジャズ。

モーニングコーヒーをいただきました。

さあ、この旅も最終日です。

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東福寺の紅葉

朝一で訪れたのは東福寺

はるか昔に修学旅行で来て以来です。

あの時、一番紅葉が綺麗だと思ったのがここ。

「またいつか行こう」 と思いながら、京都には何度も来てるのに結局来ることはなく。

今回紅葉の季節なので「今度こそ」とやって来ました。

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臥雲橋

バス停からお寺に向かう途中に、古い木の橋があります。

通学する高校生が自転車で通っていきますが、ここから東福寺通天橋が見えます。

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通天橋・開山堂

東福寺の中で紅葉が最も綺麗な場所です。

拝観料は1,000円。

他の場所もそれぞれ拝観料が必要で、全部観ると4,000円超。

そして夜間拝観は3,000円です。

今回はここだけにしました。

開門少し前に行って3番目に並びました。

中に入ると最初から紅葉が綺麗です。

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廊下の石段を登って先に開山堂へ。

残念ながら左半分は見られませんでしたが、綺麗なお庭でした。

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さあいよいよ通天橋です。

橋の中ほどの広い場所から先ほどの臥雲橋の方が見えます。

歩いてきた綺麗な紅葉を上から見下ろす感じです。

少し早かったようで、来週がピークとのことでした。

それでも十分綺麗で、紅葉の名所を存分に楽しめました。

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電車とバスで移動

鳥羽街道駅まで歩いて、京阪で神宮丸太町駅へ。

バスで東天王町まで行って東に歩きます。

京都のバス停は緑色のテントが印象的ですね。

だんだん減ってきましたが。

そして街の普通の通りも紅葉が綺麗。

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哲学の道

桜で有名な哲学の道ですが、紅葉も綺麗と聞いてやってきました。

ところがメインの桜はほとんど散っていて、もみじはまだ色づいていません。

それでも散った桜の落ち葉がいい感じでした。

桜の落ち葉は1枚1枚色が違って好きです。

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出町柳駅

この後は例によって「乗り物と街歩き」です。

出町柳駅から叡山鉄道に乗ります。

小さな電車の始発駅って感じで、いい味出してます。

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叡山電鉄

叡山本線鞍馬線の2路線があり、京都市内と比叡山・鞍馬方面を結んでいます。

比叡山まで行ってケーブルカーとロープウェイに乗るのもいいのですが、今回は別企画です。

出町柳から本線で宝ケ池まで行き、そこから鞍馬線で3つ目の木野まで行きます。

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地下鉄烏丸線

バスで地下鉄の国際会館駅まで行き、地下鉄で中心街に戻ります。

地元の交通機関で市内をぐるっと小旅行。

それだけなんですが、こういう移動が楽しいものですから。

ところで、よく見かけるこの人は誰なんでしょうか?

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北大路バスターミナル

京都のバスの案内は秀逸ですね。

リアルタイムでバスが走っている場所がわかるロケーションシステムも便利ですが、乗り場を案内する掲示がとても分かりやすいです。

時刻表や路線図も見やすくて迷いません。

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さらさ西陣

地下鉄の北大路駅からバスでちょっと行ったところに、変わったカフェがあります。

築80年の銭湯をリノベーションしたそうです。

お店の方の許可をいただいて、店内を撮らせていただきました。

人気店ですが比較的空いていて、お客さんも静かにしていらしたので、珍しく店内でゆったり過ごさせていただきました。

キャラメルチーズケーキとコーヒーのセット950円。

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京都御所

ここも修学旅行以来です。

白くて長い壁しか覚えてません。

紅葉も綺麗でしたが、立派な松がとてもよく手入れされていて見事でした。

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繁華街をブラブラ

中心街に戻ってきて、繁華街を散策します。

木屋町高瀬川沿いはいい雰囲気ですね。

そこから新京極と寺町通を通って四条通りを烏丸へ抜けます。

賑やかな街を歩けて楽しかったです。

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新快速で関空

宿で荷物を回収して京都駅へ。

新幹線の方が楽なのですが、飛行機に乗りたくて関空へ行きます。

バスと迷いましたが今回は電車にて。

相変わらず新快速は速いですね。

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JRが人身事故で止まり新今宮が混雑。

ホームで肩が触れたと言って中学生に「ゴルぁ」とすごむ人。

振替輸送を大声で説明する駅員に食ってかかる乗客。

なかなか大阪っぽくてよかったです。

 

関空第2ターミナル

ピーチなので連絡バスで初めての第2へ。

ガランとしててLCCっぽいですね。

座席指定しなかったのに真ん中あたりの窓際でした。

搭乗率は70%くらいでしょうか。

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成田は第1ターミナル

ピーチは最近第1に移りましたね。

しかしガラガラの第1なのにタラップ降りてバスでした。

そして私はここで衝撃の光景を見ることに…。

これについては別途おまけ記事を書こうと思います。

【追記したおまけ記事】↓

 

振り返り

寝台列車から始まり、由緒正しい場所、妖怪、さまざまな乗り物、絶景、そして紅葉。

4泊6日にしては盛りだくさん。

内容の濃い旅でした。

ずっとやりたかったこと、ずっと行きたかった場所、いろいろ念願がかないました。

比較的感染者が少ないエリアだったので、感染させないことを心がけました。

制約の中ですがいろいろ工夫して、いい旅ができたと思います。 

ああ楽しかった!

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓

【京都】天橋立と舞鶴

  

天橋立ビューランド

旅は5日目、終盤です。

まずは高い所から日本三景天橋立を楽しみます。 

ビューランドはリフトとモノレールがあります。

上りはモノレールを選択。

小さなモノレールが2台つながって上ります。

こんなの初めて。楽しいです。

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股のぞき

上に着くと、天気がよくて天橋立や周りの景色がとても綺麗です。

股の間から天橋立を見ると、天に舞い上がる龍のように見えることから『飛龍観』と呼ばれているそうです。

天橋立神話に登場する天上世界を見ることになるとかならないとか。

「これをやった」という実績が重要ですね。

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飛龍観回廊

360度のパノラマ風景を楽しめます。

ジェットコースターのような構造の空中回廊。

面白いアイディアですね。

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サイクルカー

ここは小さな遊園地で、ゴーカート・ミニSL・観覧車などが300円くらいで楽しめます。

しかしさすがに50歳代男性が一人で乗るのは…。

と言いながらサイクルカーに乗ってしまいました。

落ちてしまいそうなくらい高いように見えて、楽しそうでしたので。

誰も乗らないので、何度も止まって写真撮りながら一周しました。

300円。別にいいよね(笑)。

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下りはリフト

さすが日本三景。満足しました。

さあリフトで降ります。

この「下りのリフト」が大好きなんですよ。

いい眺めを堪能できるじゃないですか。

高尾山とかも下りは必ずリフトです。

一度でいいからスキー場もリフトで下ってみたいのですが…。

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レンタサイクル

上から眺めた後は、天橋立を通って向こうまで渡ります。

2.6kmあって徒歩には遠いのでレンタサイクルです。

1日300円のところを見つけました。

 

廻旋橋

船が通るたびに90度旋回する橋です。

行ってみるとちょうど旋回するタイミングでした。

回るのに直線の両端が構造的になぜピッタリ合うのか不思議です。

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松林をノロノロ

水辺では何か漁をしてました。

中ほどに神社と井戸があります。

四方が海なのに淡水の水が汲みあがるとか。

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松林を自転車でヨロヨロノロノロ走ります。

天気がよくて風がなくて景色がよくて静かで。

周りに誰も居ないのを確認して「こりゃいいわ、わっはっは」と声に出して言いました。

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傘松公園

向こう岸に渡り傘松公園へ。

ここも乗り物で上る展望台です。

残念ながらリフトが運休で往復ケーブルカー。

こちらは普通のケーブルカーですね。

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綺麗な展望台とレストランがありますが、個人的にはビューランドの方が好きかな。

小旅行を楽しんで自転車で帰ります。

「行きは自転車、帰りは舟」という方法もあるそうです。

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西舞鶴

さて天橋立を後にして、京都丹後鉄道で西舞鶴へ。

海がよく見えて綺麗でした。

西舞鶴駅で乗継駅証明書をもらって、JR舞鶴線に乗り換え。

1駅乗って東舞鶴で降ります。

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舞鶴赤レンガパーク

駅から徒歩15分。

トンネルがある気持ちのいい遊歩道を通って行きます。

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明治期から大正期にかけて建設された赤れんが倉庫群を活用した観光施設。

古い建物が好きなので寄ってみようかと。

遊覧船で自衛隊の艦船を観るのもいいのですが、時間が合わないので今回はパスです。

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海上自衛隊のカレーを食べたかったのですが、レストランは密だったので諦め。

屋外の売店でカツ丼を頼んだら、ご飯が少ししか残ってないのとことで、200円割り引いてくれました。

コーヒー付で480円。

オジサンにはご飯少なめでちょうどよかったよ。

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特急で京都市内へ

本当はここから福井と岐阜へ抜けたいところですが、今回は特急まいづるで京都へ。

走り出すとシートが後向きです。

「ああそうか、途中で進行方向が変わるんだったな」

綾部で特急はしだてと連結して、進行方向も変わります。

約90分で京都着。

久しぶりの大都会です。

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宿

今夜の宿はサクラテラスザアトリエ 。

個室ですがバス・トイレ共同のシンプルな宿です。

したがってGOTOの対象外でクーポンもありませんが約1,600円。

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いろいろ工夫していて面白い宿です。

夜はコンビニ飯を共有スペースで食べて、カモミールティー(無料)をいただきました。

ホントはこういう宿が好きなんですよ。

お客さん少なかったけど大丈夫かな。

GOTOの蚊帳の外ですからね。

生き残ってほしいです。

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明日は最終日

この旅も明日が最終日。

余韻を楽しみながら京都の街歩きです。

つづく

 

【次の記事】↓

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓

【鳥取・京都】砂丘から京都丹後鉄道

  

鳥取砂丘

鳥取に来たからには朝から砂丘へ。

鳥取駅からバスで20分ほどで着きます。

終点から2つ手前の「砂丘センター展望台」バス停で下車。

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展望台とリフト

屋上に上がると海が見えます。

ここからリフトで砂丘へ。

歩いてもすぐなんですが、リフトが好きなんです。

でも海も砂丘もあまり見えないので、乗らなくてもよかったかも。

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気持ちいい砂丘

いよいよ砂丘に到着。

少し下ってからぐぐっと丘を登ります。

すると綺麗な海が目の前に。

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晴れてるし雲がいい感じだし、波も適度に荒いです。

広がる海と砂と雲と青空。

気持ちいい時間でした。

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横から見ると結構急勾配

【動画】【鳥取鳥取砂丘から日本海を望む

  

砂の美術館

チェコスロバキアをテーマにした作品を展示してました。

チェスキークルムロフ、カレル橋、プラハ城…。

憧れの土地の姿を楽しめました。

クルテクも売ってました。

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鳥取砂丘ビジターセンター

うっかりバスの時間を間違えて、40分余ってしまいました。

ビジターセンターに行ってみたら、ちょうど風紋を作る実演が始まるところでした。

砂のシマシマ模様は、砂が乾いてないとできないとのこと。

どおりで今日はできてないはずです。

雨で砂が湿って締まった感じでしたので。

歩きやすいし、靴に砂が入らなくてよかったですけど。

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乗換と移動

午後は2回乗り換えながら移動、移動、そして移動。

単線1輌編成のディーゼル車の3本立てです。

まずは鳥取からJR山陰本線に乗り東へ。

鳥取駅はICカードどころか自動改札すらありません。

駅員さんが立ってる姿ってなんか新鮮。

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1輌編成のディーゼル車で50分で浜坂駅に到着。

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別のディーゼル車に乗り換えて90分で豊岡駅

この赤い車輌、これでも快速です。

途中、余部鉄橋を通過。

のんびり列車の旅を楽しみました。

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京都丹後鉄道

豊岡から京都丹後鉄道に乗ります。

丹後半島のつけ根を豊岡から天橋立まで横断します。

なかなかモダンな車輌で快適。

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高校生の通学をはじめ、日常の足として利用されているようです。

だんだん日が暮れてきて、到着する頃は真っ暗。

90分で天橋立に到着しました。

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移動自体が大好物

私の旅のメインは「街歩き」と「乗り物」。

移動自体が大好物です。

今日の観光は鳥取砂丘だけで、後は移動のみなのですが、これが楽しい。

乗換時間も入れると4時間半。

地図を見ながら乗換案内で計画立てて、車窓や人物を見ながら揺れを楽しむ。

そんな旅が好きです。

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夜の天橋立

宿にチェックインして近所に出かけます。

しかし予想通り街は静か。

メインの通りも全く人通りがありません。

みな宿で食事しているのでしょう。

でも私は素泊まりプラン。

ライトアップされた智恩寺に参拝して、来た道を戻ります。

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開いていたのは、飲食店はラーメン屋1店、食料品店はYショップ1店。

ラーメン屋は外の席があったので、ここで食べることに。

くじからラーメン650円。

独特の濃いしょうゆ味の太麺。

クセがありますが、私は好きですね。

普通のしょうゆラーメンもありました。

外は寒かったけど温まりました。今日はこれで正解。

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宿

オーベルジュ天橋立

GOTOとクーポンで実質約2,900円。

バストイレ共同のシンプルな部屋。

風呂は隣の天橋立ホテルの大浴場が使えます。

浴衣と丹前で温泉に入りました。

大浴場のリスクが心配でしたが、広い浴場に2人だけでした。

露天風呂もあって気持ちよかったですが、早目に済ませました。

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まだ東へ移動移動

今回の旅は連泊がありません。

明日もどんどん移動しますよ。

移動自体が大好物ですから。

つづく

 

【次の記事】↓

 

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【鳥取】妖怪に会い、白壁を愛でる

  

妖怪列車

朝から移動です。JR境線に乗ります。

いきなり米子駅ねずみ男駅)のホームで妖怪たちが迎えます。

境線の終点である境港が「ゲゲゲの鬼太郎」の作者である水木しげるの出身地だからです。

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米子駅

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境港駅

 

それにしても想像以上に鬼太郎一色の路線で笑いました。

・「ねずみ男列車」など6種類のラッピング車輌

・内装もシートから天井まで

・駅名も妖怪の名前がついている

・アナウンスは鬼太郎と目玉おやじ猫娘

40分ほどで境港駅(鬼太郎駅)に到着。

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水木しげるロード

駅から水木しげる記念館までの約800mには、そこらじゅうに妖怪のブロンズ像があります。

100体以上あるとのこと。

途中の公園や妖怪神社も、そして街灯も。

夜来るといいらしいですね。

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水木しげる記念館

さまざまな経験をした水木しげるの人生や作品 についての展示があります。

世界数十ヶ国を巡った冒険家であり妖怪研究者でもあったそうです。

妖怪の展示や鬼太郎の家など、なかなか面白かったです。

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街全体が妖界

駅まで同じ道を、商店を見ながらゆっくり戻ります。

通りには鬼太郎○○、目玉の△△、妖怪□□などの看板多数。

八百屋も電気工事屋も酒屋もガス屋も、みんな妖怪グッズ売ってます。

銀行のATMでは妖怪が暗証番号を聞いてくるらしいですし(ウソ)、電気工事屋のオジサンは妖怪の工芸品を手づくりして販売してました(ホント)。

歩いてて楽しく、ネタに困らない街でした。

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妖怪神社

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電気工事屋さんの手づくり工芸品

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バス停もいいけど「いけびんストーア」もいい

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昔ながらのお菓子屋さん

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鬼太郎の下駄

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鬼太郎巻

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妖怪おでん缶

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ガス屋さんが鬼太郎グッズ

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妖怪が暗証番号

 

スーパーまつかぜ

境港から米子まで戻ってさらに倉吉へ。

境線はSuicaが使えます。

米子空港があるからですかね。

車内にICカードリーダーがありました。

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米子から倉吉は特急に乗りました。

またJRの思うつぼです。

ディーゼルの単線だけど飛ばす飛ばす。

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倉吉白壁土蔵

倉吉駅からバスで12分ほどで赤瓦・白壁土蔵に到着。

古い街並みをぶらぶら歩きます。

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不思議なお寺を発見。

大蓮寺という安土桃山時代からのお寺。

しかし弁財天があって奥には異国情緒の建物も。

そして入口には「法界門てらほおん」。

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一口たい焼きを買食い。

小さいとはいえ10個入だから、半分は宿で食べようと思ったのですが、結局一気に食べてしまいました。

そんなもんですよね。

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醤油倉庫を改装した商業施設。

天井が五重構造とのこと。

奥にあるのは南総里見八犬伝らしいです。

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昭和レトロな商店や建物もありました。

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各駅停車で鳥取

倉吉から鳥取も特急の予定でしたが、少し早く駅に戻って来たので各駅停車に乗りました。

途中で特急に抜かれて倍の時間が掛かるんですけどね。

のんびり景色見たり、この記事書いたりしました。

激しい縦揺れでピョンピョン跳ねて、スマホ操作が難しかったです。

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鳥取駅周辺を散策

宿にチェックインして周辺を散策しました。

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宿

鳥取ワシントンホテルプラザ。

この宿もGOTOとクーポンで実質約2,500円です。

普通のワシントンホテルですね。

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明日も東へ

寝台列車から始まって少し頑張りすぎかな。

今日は軽めのスケジュールで早めに宿で休養しました。

明日はさらに東へ東へ。

つづく

 

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