世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【富山・長野】立山黒部アルペンルート

 

アルペンルートの旅へ

今日は今回の旅のメイン「立山黒部アルペンルート」です。

さまざまな乗り物を利用するこのルート、乗り物好きの私は若い頃からずっと行きたかった場所です。

バスツアーが安くて便利なのですが、感染リスクと不催行リスクを考え、バスではなく電車で行くことにしました。

JRは半額ですし宿もGOTO利用すれば、バスツアーと同等の費用で実現できます。

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なんと3回も中止に

昨秋、旅中心の生活を初めた時、「アルペンルートは最優先で行く」と決めました。

なのにそれから1年間で、なんと3回も中止になってしまいました。

1度目は、2019年秋に予約したバスツアーが豪雨で中止。

2度目は、2020年初に予約した5月のバスツアーがコロナで不催行。

3度目は、ツアー再開した7月のバスツアーを予約したものの、集客できず不催行。

先ほど「不催行リスク」と書いたのはそういうことです。

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スタート地点の立山

 

今後の世の中の状況次第では、下手をするとアルペンルート自体がなくなる恐れさえ感じてしまいます。

そんな経緯なので、今回はなんとしても実現したかったのです。

 

スタート地点「立山駅」へ

さあ、いよいよ出発。

混まないうちに行きたいので、早起きして6:03の電車に乗ります。

電鉄富山駅から立山駅まで73分。

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早朝の富山駅

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駅の広告「あ~あ越中…」

 

立山ケーブルカー

立山→美女平(7分)。

立山駅で扇沢までの通り抜けきっぷを買います。

さあ、いよいよ夢だったアルペンルートの始まりです。

最初は普通のケーブルカー。

後ろに荷物運搬用のカートがついてます。

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立山高原バス

美女平→室堂(50分)。

美女平は濃い霧でまっ白。

散策できそうにないので先を急ぎます。

バスで山道を一気に登ります。

最初は霧で景色が見えませんでしたが、弥陀ヶ原あたりから晴れてきました。

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室堂を散策

天気が回復したので、室堂をのんびり散策することに。

室堂平広場からミクリガ池が見えます。

濃い色の池の後ろに鮮やかな山々。

最高の眺めです。

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少し歩いてミドリガ池方面へ。

立山氷河地形と小さな水の流れが見えます。

気温10℃未満ですが、日が射すと長袖シャツだけでも暑いくらいです。

風がなく穏やかに晴れ、人が少なく静か、せせらぎと鳥の声。

気持ちいいです。立山最高!

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さらに歩いてエンマ谷へ。

火山活動が続いていて、硫黄の臭いがします。

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帰りは別の道からミクリガ池へ。

陽の光が水面でキラキラしています。

山々と池を取り巻く天気が時々刻々と変わっていきます。

30秒前とは全く違う景色に。

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スタート地点に戻って湧水で顔を洗いました。

気持ちいい90分の散策でした。

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立山トンネルトロリーバス

室堂→大観峰(10分)。

次の乗り物はトロリーバス

昔は東京にも走ってましたが、今は日本で唯一のトロリーバスだそうです。

暗いトンネルを数台連なって走って行きます。

これです、この非日常体験を楽しみにしていたのです。

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【動画】【アルペンルートトロリーバス立山トンネル)

 

霧の大観峰

大観峰から下を覗くと、遥か彼方に綺麗な紅葉と黒部湖が見え隠れ。

でも霧でほとんど見えません。

屋上はテーブルがあってゆっくりできるのですが、やはり霧で景色が見えません。

先を急ぎます。

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立山ロープウェイ

大観峰→黒部平(7分)。

駅の間に支柱が1本もないという恐ろしいロープウェイです。

乗った時は霧で何も見えませんでしたが、少し降りたら目の前に色鮮やかな紅葉が。

今が最高の時期とか。素晴らしいの一言です。

黒部湖も見えて正に絶景でした。

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ロープウェイを降りて黒部平で休憩。

ここから大観峰を見上げると、また紅葉が綺麗。

天気予報で一日雨を覚悟していたのですが、来た甲斐がありました。

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黒部ケーブルカー

黒部平→黒部湖(5分)。

今日2度目のケーブルカーですが、こちらは全部地下です。

トンネルの中をずっと下り、すれ違いもトンネルの中。

これも珍しい乗り物でした。

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黒部ダム

ケーブルカーを降りてトンネルを歩いて行くと、突然黒部ダムが現れます。

右にコバルト色の黒部湖、左にダムの放水。

ダムの上をドキドキしながら歩いて行きます。

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階段を降りて放水を間近で見ます。

迫力満点。そして綺麗な虹。

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少し戻ると黒部ダム建設の展示をやってました。

大変な事業ですよね。

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ここから展望台まで階段を上がるのですが、これがキツかった。

一番下から合計約400段。

還暦前に来てよかったです。

上からは湖とダムと放水が一望できます。

脚に溜まった乳酸が報われました。

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トンネルの階段を降りてレストハウスへ。

名物の「ダムカレー」を食べたかったのですが、混雑してたので控えました。

代わりに外で「くろにょんソフトモカ」を食べました。

くろにょんとは黒部ダムのキャラクターですね。

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関電トンネル電気バス

黒部ダム扇沢(16分)。

黒部ダムを堪能して、扇沢へ下ります。

最後の乗り物は電気バス。

トロリーバスと似てますが、架線ではなくバッテリーです。

昔のバスもレトロでよかったのですが、これは最新式で10分でフル充電できるとか。

やはりトンネルの非日常乗り物を楽しみました。

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ダムカレー決壊

扇沢レストハウスを覗いたら、ちょうど高校生の団体さんが出たところ。

150席に3人しかお客さんが居ません。

これならリスクは低いだろうと入りました。

もちろん「ダムカレー」、しかも二色。

グリーンカレーコバルト色の黒部湖だそうです。

決壊すると混ざるので、一定のスキルが必要です。

美味しく決壊させました。

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信濃大町駅から松本駅

扇沢から路線バスでJR信濃大町駅へ。

緑の林を抜けながら「ああ、アルペンルート終わっちゃったなあ」と思いました。

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JRで松本駅に到着。

富山駅から松本駅まで10時間の旅でした。

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最高に楽しい一日

珍しい乗り物にたくさん乗れたし、立山の高原散策と黒部の紅葉とダムを満喫したし、ダムカレーも食べたし。

天気にも恵まれ、人も少なく混雑知らず、体調もなんとか大丈夫。

素敵な一日になりました。

 

宿

今夜の宿は「モルシャン」。

GOTO利用で約2,900円。

地域共通クーポンが1,000円もらえるので実質約1,900円です。

ちょっと洒落てるけど、まあ普通のリーゾナブルホテルですね。

サービスは丁寧でした。

今日は早起きしたし、たくさん歩いたので夜の散策はやめて、ゆっくり疲れを癒します。

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明日

明日は松本を歩いて帰ります。

つづく。

 

【次の記事】↓ 

 

【今回の旅の最初の記事】↓

 

【他の国内旅の記事はこちらです】↓

 

【富山】路面電車とクルーズ

 

「忍者寺」妙立寺

金沢からスタートした旅。

2日目の今日は金沢を歩いた後、富山へ向かいます。

まずはバスで妙立寺(みょうりゅうじ)へ。

「一度入ったら二度と出られない」といわれるほど、様々な仕掛けが施されているとのこと。

期待して行ったのですが、期待以上に楽しめました。

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内部は4階建て7層構造。

部屋が23、階段が29あるそうです。

予想以上に複雑な造りで驚きました。

この不思議な仕掛けが、実際に江戸時代に使われていたというから面白い。

要電話予約ですので行きたい方はご注意を。

内部は撮影不可なので、写真は外観だけです。

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にし茶屋街

徒歩ですぐの茶屋街へ。

こちらは小規模ですがいい雰囲気でした。

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不思議な建物

犀川沿いの建物に目がとまりました。

川から見ると木造4階建てに見えます。

反対側の道路から見ると3階建て。

もう使われてないようです。

元料亭かな。

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近江町市場

続いて市場へ。

近江町市場は広くて賑やかで楽しい場所でした。

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美味しそうな海鮮丼を尻目に、私は薩摩揚げと和菓子の昼食。

ごぼう天、イカ団子、あんこが入ったよもぎ餅、よもぎ餅をあんこでくるんだおはぎ。

全部美味しかったです。

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北陸鉄道浅野川線

荷物を取りに金沢駅からホテルへ。

徒歩3分ですが、敢えて北陸鉄道に1駅乗って戻って来ました。

地方の私鉄にも乗りたかったものですから。

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富山へ移動

金沢から富山へ移動します。

今回は効率重視で新幹線自由席。

東京→金沢が半額で7090円だったので、金沢→富山の2860円が高く感じます。

 

路面電車富山駅

私は富山も初めてです。

富山駅から路面電車富山ライトレールに乗ります。

その路面電車富山駅がスゴい。

ホームを左半分と右半分に分けた線路が2線あるので4編成が同時に停車できます(伝わらない…)。

ホームの中央は横断歩道になっていて、電車が来ると信号と音で歩行者を止めます(伝わらない…)。

今年3月にできたばかりらしいですが、よく工夫された構造で感心しました。

 

【動画】【富山】ライトレール「ポートラム」(富山駅

 

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ポートラム

ポートラム」と呼ばれる車両は新しく、とても快適です。

そして結構スピードが出ます。

専用線区間回復運転で飛ばしてました。 

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岩瀬街歩き

終点のひとつ手前で降りて、岩瀬の街を少し歩きます。

廻船問屋で栄えた町だそうです。

「森家」は見学できます。

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富山港展望台

海岸に出ると不思議な形の展望台があります。

中も不思議で、螺旋階段が上に登るにつれて回転半径が短くなります(今日は説明がダメ…)。

階段はちょっとキツかったです。

上からは富山港と岩瀬の街と能登半島が見えました。

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カレーパン

通りすがりのパン屋さんに入ってみました。

なんとなく「ここは美味い気がする」と思ったからです。

(実はただお腹空いてただけ)

入ったらお客さん一人でしたが、私の後から次々とお客さんが入ってきました。

やはり地元の人気店のようです。

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「揚げたて」の札が付いたカレーパンを1個だけ。

店の前の運河沿いのベンチで食べました。

外がサクサクでパンはフワフワ、カレーはコクがあって程よい辛さ。

とても美味しかったです。

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富岩水上ライン

ここから船に乗ります。

岩瀬から環水公園まで約1時間の運河クルーズです。

途中で閘門(こうもん)を通ります。

船のエレベーターと言われる構造です(もう説明を諦めた…)。

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ナイル川クルーズで体験したのを思いだしました。

その時の様子はこちらです。↓

 

富岩運河環水公園

船を降りると綺麗な公園です。

運河に天文橋がかかり、芝生や水辺が整備されています。

「世界一美しいスタバ」と呼ばれる店もありました。

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富山県美術館

近くの美術館に行ってみました。

とても眺めがよくて居心地がよい場所です。

屋上には遊べる作品があって(語彙力)楽しいです。

子どもやカップルはキャアキャアやってましたが、50歳代男性一人旅の私は眺めるだけにしときました。

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白えび天丼

夕飯は駅前で白えび天丼をテイクアウト。

チェックインしてホテルで食べました。

これが美味い。

香ばしくてサクサクで甘辛くて最高。

今日は食べ物に恵まれたなあ。

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富山市役所展望塔

部屋で少し休んでから、今日は短い夜の散策へ。

市役所の展望台から夜景を見ました。

眺めはまずまず。無料。

そして私だけの貸切状態。

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繁華街

飲食店街の桜木町を歩きました。

月曜の19時で人通りがゼロ。

総曲輪のアーケードも静か。

こういう雰囲気も嫌いではありません。

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古い車輌

帰りは路面電車に乗ってみました。 

ちょうど古い車輌が来ました。

昼に乗った最新型とは全く別世界。

ゴーッ、キーッ、グルグルグルグル、ガラガラバタン。

懐かしい音、脱線しそうな揺れ、古めかしい降車ボタン。

路面電車が走る街、最高です。

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宿

今夜の宿は「ホテルパークイン富山」。

GOTO利用で約2,800円。

地域共通クーポンが1,000円もらえるので実質約1,800円です。

古いタイプの安ビジネスホテルですね。

風呂場に気になるカビが見られましたが、気にしないことにしました。

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明日

今日は乗り物(新幹線・クルーズ・路面電車)と街歩きを楽しめました。

明日はいよいよこの旅のメインです。

4:30起床です。

つづく。

 

【次の記事】↓

 

【今回の旅の最初の記事】↓ 

 

【他の国内旅の記事はこちらです】↓

 

【石川】城下町 金沢を歩く

  

北陸新幹線で金沢へ

今回の旅は金沢からスタートします。

まずは新幹線「かがやき」で金沢へ。

長野から先は初めて乗りました。

停車駅は上野・大宮・長野・富山で高崎は通過です。

所要時間は2時間半。乗車率は25%ほど。

今は新幹線が半額なので7,090円です。

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武家屋敷跡

ホテルに荷物を預けて、午後はさっそく金沢市内を歩きます。

「城下まち金沢周遊バス」で香林坊へ。

少し歩いて武家屋敷跡へ。

この界隈は藩士の屋敷跡があり、土塀と石畳の街並みが続きます。

いい雰囲気です。

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野村家と高田家

野村家は加賀藩士の武家屋敷跡です。

綺麗な庭や、2階から庭を眺められる茶室などを見学させてもらいました。

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野村家

 

高田家は中級武士なので、野村家より質素でした。

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高田家

 

「俺たちの朝」の聖地

1976年のTVドラマ「俺たちの朝」で金沢が舞台になる回があります。

主人公のカーコ(長谷直美)の実家として描かれたのがこの武家屋敷跡の建物と聞きました。

どの建物かは特定できなかったのですが、確かにこの街並みが登場したのは覚えています。

ちなみにドラマでは鎌倉から金沢に行くのに、米原経由の夜行でした。

 

【鎌倉の聖地巡礼の記事】↓

 

味わいのある通り

武家屋敷跡の周辺をぶらぶら歩いてみました。

「せせらぎ通り」には、小さな川沿いに風情ある建物が並びます。

「木倉町通り」は、小規模の飲食店が並ぶ小径。

こういう通りを歩くのが好きです。

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せせらぎ通り

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木倉町通り

 

活気がある中心街

百万石通りの香林坊から片町にかけてを歩いたのですが、金沢の中心街は活気がありますね。

金沢駅周辺も含めて、思ったより大きな街で人通りも賑やかでした。

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片町

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金沢駅

 

カトリック金沢教会

ここも「俺たちの朝」で登場します。

廃業した「ホテル片町ビレッジ」の窓から背景としてこの教会が映りました。

近くの「柿木畠商店街」ではテイクアウトのイベントをやっていて賑わっていました。

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カトリック金沢教会
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柿木畠商店街

 

石川四高記念文化交流館

続いて古い建物を訪問。

旧制四高の校舎を利用した赤レンガの建物です。

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兼六園

言わずと知れた日本三大名園の一つ。

有名な二本足の灯籠や見事な松の木などを楽しみました。

でも正直ちょっと期待し過ぎたかもしれません。

なんというか、庭園というより公園という感じでした。

私は岡山の後楽園の方が好きかな。

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金沢城公園

兼六園の隣です。芝生が綺麗でした。

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主計町茶屋街

さらに歩いて格子と石畳が続く古い街並みへ。

今も料理屋・料亭として営業してる店が多いです。

街への入り口「暗がり坂」と「あかり坂」が風情があってとてもいいです。

そして裏通りもいい。木造の中の橋もいい。

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暗がり坂

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あかり坂

 

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主計町茶屋街

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中の橋から浅野川大橋を望む

 

ひがし茶屋街

こちらの茶屋街は観光客が多いですね。

建物はほとんどがカフェや土産物屋になっています。

それでも路地を入ると昔の雰囲気があって、ドキッとしました。

散々歩き回って、古い街並みを堪能しました。

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宿

今夜の宿は「ユニゾインエクスプレス金沢駅前」。

アメニティ類を最小限に削減して安価な宿泊を提供する宿です。

清潔で必要十分、私には何も不満ありません。

GOTOと他のクーポン利用で、なんと約1,900円でした。

安すぎて地域共通クーポンがつきません。

かなり歩いたので、18時くらいに宿に帰ってゆっくりしました。

夕飯は駅ビルで金沢のちらし鮨を買って、ホテルで食べました。

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明日

今日は趣のある街並みを堪能できました。

金沢は、古い街と緑と活気ある街が楽しめてとてもいい街ですね。

半日歩いただけで気に入ってしまいました。

明日は午前中金沢を歩いて、午後富山へ移動します。

つづく。

 

【次の記事】↓

 

【他の国内旅の記事はこちらです】↓

 

【千葉】外房「謎解き」の旅(後半)

 

朝食はまさかの…

謎解きの旅の2日目です。

ホテルの朝食は「パンの無料サービス」って書いてありました。

「パンとコーヒーだけなんだろうな」と期待しないでロビーに行ったら、まさかの【ヤマザキの菓子パン】でした。

まあ安いビジネスホテルですから。

パン2つとコーヒー持って部屋へ帰り、テラスで優雅にチープな朝食を楽しみました。

テリヤキバーガーはレンジで30秒温めたら、そこそこ美味しかったです。

こういうのも笑えて楽しいですね。

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テリヤキバーガーとあんぱん


勝浦朝市 

朝食後は朝市に出掛けました。

そこそこ有名な朝市なのですが、こんな感じで寂しいです。

十数店舗が間を開けてポツポツと、お客さんもまばらです。

参考までに2010年に来たときの写真も貼っておきます。

「一段と寂しくなったな」って感じです。

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2020年

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2010年

 

店の人はみな気さくで写真OK。

勝浦らしい朝を見られました。

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安房鴨川駅

さて、勝浦を出発して謎解き再開です。

今日の謎解きのスタート地点は安房鴨川駅です。

普通列車で短いトンネルが続くクネクネ線路を約30分。

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勝浦駅の待合室

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車窓から鴨川の海岸

 

行川アイランド

途中に「行川(なめがわ)アイランド」駅があります。

昔、家族で行きましたが2001年に閉園しました。

フラミンゴが有名で、なかなか楽しい施設でした。

その駅がまだあったのでビックリしました。

跡地をリゾートホテルにする計画があるらしいですね。

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駐車場跡

 

「アナザーストーリー」

第2章をクリアした人のみ参加可能な「アナザーストーリー」。

今日はこれに挑戦です。

捜索範囲はJR外房線沿線で、想定所要時間3-4時間。

安房鴨川駅NewDaysミニ(売店)で謎解きキットを入手しました。

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安房鴨川駅と謎解きキット

 

鴨川の街歩き

鴨川も昔仕事でよくきた土地です。

せっかくなので1時間くらい散策しました。

海は砂浜が続き、サーファーと釣り人がパラパラと。

当時すでに古かった取引先やホテルの建物がまだあって、涙が出てきました。

やはり地方の街は時間の進み方が違いますね。

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砂浜と古い街並み

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小さな街によくあるサラダ館

 

鴨川シーワールドの無料送迎バスのデザインが可愛くて、思わず乗ってしまいそうになりましたが、今回は謎解きを優先してパス。

でも行川アイランドみたいに閉園しちゃうといけないから、また早目に来たいです。

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寄り道は銚子へ

そしてやはり、ここから先はネタバレになるので書けません。

電車と徒歩で、今日も楽しくミッション完了しました。

謎解き終了は13時。

どこか寄り道して帰りたいけど、さてどこへ?

本当は「いすみ鉄道」と「小湊鉄道」で外房から内房へ横断しようかと思ってたのですが、ゴール地点がやや想定と違いました。

そこで急遽銚子へ向かうことに。

改めてゆっくり来たい気持ちもあったのですが、勢いで行ってしまいました。

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「各駅停車の乗継」の図

 

犬吠埼灯台

何回か電車を乗り継いで15時頃銚子駅に到着。

あまり時間がないので、ポイントを絞って回ります。

Twitterのフォロワーさんの情報を活用させていただきました。 

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銚子駅銚子電鉄

 

まずは犬吠埼灯台へ

銚子電鉄犬吠駅から徒歩10分。

20数年前に一度来てるのですが、よく覚えてません。

曇り空でしたが大きな海をぐるっと眺められました。

パノラマ写真を撮ったのですが、風が強くてスマホが揺れてちょっと失敗。

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外川の港町を歩く

続いて銚子電鉄の終点「外川駅」へ。

駅を降りて漁港へ向かうと、坂道に古い街並みがあります。

長年風雨にさらされたであろう年季の入った住居が軒を連ねます。

古い建物はいいですね。

ブラブラと40分ほど散策しました。

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銚子電鉄

経営難をさまざまな工夫で乗り越えようとしているローカル線です。

古くて味わいのある車両に乗ると、中にはチーバくんがたくさんいました。

コロナ対策で最前部の座席は使用不可なのですが、そのことをチーバくんの縫いぐるみを使って伝えていました。なかなかいいですね。

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巨大なチーバくんとハートの吊革

 

外川駅には茶色と赤のツートンカラーの懐かしい車両が保存されていました。

20年以上前に乗った時はこの車両だったと思います。

駅舎はレトロでいい雰囲気。

夕暮れになるとさらに哀愁を帯びてきます。

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帰りは銚子駅のひとつ手前の仲ノ町駅で降りて、銚子まで歩きました。

銚子の滞在時間は3時間半でしたが、コンパクトに楽しめました。

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仲ノ町駅

 

特急しおさい

帰路は特急に乗りました。

お土産は「ぬれ煎餅」と「バナナカステラ」。

乗車券は「サンキュー♥ちばフリーパス」が使えますので、自由席特急券だけ買いました。

このフリーパスは3,970円ですが、銚子電鉄も乗れましたので、7,000円分くらい乗ったはずです。

2日間で大活躍でした。

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謎解き大好き

東京メトロの「地下謎への招待状」に何度かチャレンジしたことがあります。

家族で参加して面白かったです。

今回たまたま駅のリーフレットで「放課後の手紙と消えた彼女」を知り、参加してみました。

よくできていますし難易度もほどほど。

わからなくなってもヒントを使えば大丈夫。

お勧めです。(下記リンク参照)

 

調べてみるとアチコチでいろんな企画が開催されてるようですね。

今回は外房でしたが、内房も開催中らしいです。

またチャレンジしようかな。

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振り返り

とても中身の濃い2日間でした。

謎解きはとても楽しかったです。

勝浦・鴨川の街歩きは懐かしかったです。

急遽訪ねた銚子も、短時間ながら旅情を感じることができました。

天気は初日は秋晴れ、2日目は薄曇りで良好。

よく移動し、よく歩きました。

近場の1泊旅。いい2日間でした。

 

【今回の旅の最初の記事】↓

 

【他の国内旅の記事はこちらです】↓

 

【千葉】外房「謎解き」の旅(前半)

 

「放課後の手紙と消えた彼女」

1泊2日で房総の旅に出ました。

今回は、謎解きの旅です。 

JR東日本千葉支社主催の「放課後の手紙と消えた彼女」という企画です。

千葉県内を列車で巡り、謎を解いて宝物を探す旅です。

とても楽しかったのでお勧めです。11月末まで参加可能です、

ですので、このブログ記事はネタバレにならないように注意して書きます。

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駅に置いてあるリーフレット

 

第2章「消えた彼女からのメッセージ」

第1章は千葉市周辺で想定所要時間3-4時間。

先日チャレンジして無事完了。

今回は第2章にチャレンジです。

捜索エリアはJR外房線沿線で、想定所要時間7時間です。

第2章の後に「アナザーストーリー」があるので、1泊2日で挑戦します。

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朝から秋晴れ

 

サンキュー♥ちばフリーパス

まずは「サンキュー♥ちばフリーパス」を購入します。

千葉県内のJR全線と一部私鉄・バス・フェリーが乗り放題で、2日間有効のフリーパス(3,970円)です。

指定席券売機で購入しました。

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「謎解きキット」入手

続いて千葉駅から徒歩5分のチーバくん物産館で「謎解きキット」を手に入れます。

上記フリーパスを提示すると無料で貰えます。(フリーパスなしでも500円で購入可)

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謎解きの旅へ出発

キットを開けて、いよいよ謎解きの旅へ出発です。

千葉駅から外房線に乗りました。

そしてここから先はネタバレになるので書けません。

内容を書けないのが残念ですが、とても楽しかったです。

謎解きも面白いし移動も楽しいし。

どこに行ったかを書けない旅ブログっていったい…。

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目的地のわからない旅

謎解きなので、今日の最終目的地がわかりません。

それどころか、どの駅で降りるのかわからないまま電車に乗って、車内で謎解きしてやっとわかることも。

前半は車窓を見る余裕がなく、走行中も下向いて謎解きしてました。

後半は少し余裕ができて、のどかな田園風景を眺められました。

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勝浦に宿を予約

そんなこんなで謎解きを丸一日楽しんで、宿に到着。

いやあ面白かったなあ、

宿は勝浦駅前の「三日月イン」を予約しました。

外房線のどこへ行くかわからない中で勝浦に宿を取ったのは、この街を歩きたかったからです。

若いころに仕事でたびたび訪れ、飲み歩いたり朝市に行ったりしてたので。

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勝浦駅

 

三日月イン

ここはホテル三日月グループですが、「ホテル三日月」は大型観光ホテルなのに対して、「三日月イン」は小規模のビジネスホテルです。

駅前なので鉄道利用の謎解き旅に最適です。

今回は新しくつくられた「テラスフロア」に泊まりました。

「モダンリゾートテイストの落ち着いた静かな、隠れ家的大人の空間」とのふれこみです。

部屋は広くて新しく、風呂とトイレとテラスが洒落た感じに配置されていて、面白い意匠ですね。

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朝食はパンとコーヒーが無料です。

ホテル三日月の展望風呂を無料で利用できるのですが、当日はお休みでした。

GOTO利用で5,700円です。まあまあかな。

 

勝浦の街を散策

チェックインして身軽になり、さっそく散策に出発。

徒歩7-8分で街の中心部に着きます。

国道からちょっと入った所に、古い街並みがあります。

半径200mくらいの狭いエリアに、昔からある家や商店が並びます。

食料品店、洋品店自転車屋、酒屋、本屋、旅館…。

昭和の商店街です。

昔の取引先は、営業中だったりシャッターが降りてたり。

もう20年以上経ってますからね。

懐かしかったです。

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漁港と神社

街の近くに漁港があります。

そして海のすぐ脇の高台に、遠見岬神社があります。

階段に雛人形をズラリと飾ることで有名です。

境内に登ると漁港と街が一望できます。

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【参考】2010年の雛祭り

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夕飯は豪快な天丼

ホテルに帰って、併設のレストラン「魚祭」で夕食。

店内飲食は基本的に控えるのですが、17時の開店と同時に入れば空いてるかなと思い覗いて見ると、やはりお客さんゼロ。

貸切状態でパパッと済ませることに。

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「名物魚祭天丼」1,650円を頼んだらこのボリューム。

味噌汁・小鉢・香の物・デザートが付きます。

宿泊客は5%引きでソフトドリンクも無料。

チェックインの時にもらった「勝浦おもてなしクーポン」700円使うと約900円でした。

満足満足。

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明日は謎解きの続きと寄り道

ということで、謎解きと街歩きを存分に楽しんだ一日でした。

謎解きの第2章は完了しましたが、まだ仕事が残っています。

続編の「アナザーストーリー」です。

明日はこれにチャレンジした後、どこか(未定)に寄り道して帰ろうと思います。

つづく

 

【次の記事】↓

 

【他の国内旅の記事はこちらです】↓

 

【函館】最終日はのんびり函館

 

函館朝市

今日も朝は市場へ。

行ってみると、秋田・青森より活気があります。

やはり観光客がそこそこ多いせいでしょう。

市場も複数の建物が集まり、更にその周辺にも小さな店がたくさんあります。

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店の人の声かけも頻繁でしかも上手でした。

価格は交渉の余地があり、そのやり取りを楽しむのもいいでしょう。

東南アジアより安心して、値切れますしね。

小さな路地まで入り込んで、さんざん歩き回りました。

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海鮮丼

市場にはつきものの食事コーナー。

丼ものはだいたい1800円から2500円かな。

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あちこち覗いてたら「全品555円」という店を発見、

イートインは私だけだったので「朝市丼」を食べました。

他にも「ワンコイン500円」という店もありました。

まあ2500円の店とは、質も量も違うんでしょうね。

私は貧乏性なので、B級を狙うクセがあります。

食後にはカットメロンをいただきました。

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トラピスチヌ修道院

今日は市電バス一日乗車券を利用します。

函館はバスの車輌が新しくて綺麗です。

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バスでトラピスチヌ修道院へ。

落ち着いた佇まいです。

美味しそうなマダレナ(マドレーヌ)を買いました。

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五稜郭 

五稜郭タワーから五稜郭を眺めます。

想像してたより小さかったです。

市内や港、函館山も見えて、いい眺めでした。

ここも修学旅行の生徒達が大騒ぎです。

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青函連絡船摩周丸

函館駅まで戻って「摩周丸」へ。

昨日、青森の「八甲田丸」に乗ったばかりですが、共通券がお得だったし「八甲田丸」が楽しかったので、函館側も行ってみました。

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しかしこれはハズレ。

展示物が乏しくて、あっという間に見終わってしまいました。 

八甲田丸が良すぎました。

でも普通席の実物を見れたのでよかったです。

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はこだて明治館

市電で十字街まで行って「明治館」へ。

古い建物を利用した商業施設です。

サラッと見ましたが、買い物好きの方は楽しめるのではないでしょうか。 

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ハセガワストア(やきとり弁当)

お昼はハセガワストアの「やきとり弁当」490円。

昨日食べたラッキーピエロと並ぶ、函館の地元チェーンです。

まず店構えがスゴイです。 

そして、コンビニと弁当屋と食堂がミックスしたような店舗が独特。

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カウンターで伝票に注文内容を書いて、レジで支払います。

私は基本メニューの「やきとり弁当(小)タレ」を。

ご飯に海苔がのってて、その上にやきとりが3本。

それだけと言えばそれだけ。

てか、鶏ではなく豚です。

甘めのタレがクセになりそう。

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そしてこの店、この箱のデザインの弁当箱をはじめ、キーホルダーとかTシャツなどのオリジナルグッズも販売してます。

看板も「どやっ」って感じだし。

昨日のラッキーピエロと言い、いろいろヤバくて面白い店でした。

高級料理だけでなく、こういうのも旅の楽しみです。

 

函館ドック前 

1日乗車券があるので、市電の終点「函館ドック前」駅まで行ってみました。

ゲームでも終点なので、「ああ、あの駅に来たんだ」って感じです。

それにしても運転士さん、ブレーキ上手すぎ。

最前席で拝見したけど、プロはスゴいなあ。(当たり前か)

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新函館北斗駅 

少し早目に予定終了したので、1本前の列車で函館から新函館北斗へ。

函館ライナーではなく普通列車なので、1輌編成のローカルっぽい車輌です。

これも楽しい。

新函館北斗駅でゆっくり時間潰そうと思ったのですが、何もありません。

新青森駅は、結構お店があったんですけどね。

余計なことしないで、かえってゆっくりできたかも。

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Suicaの不思議

ところで、弘前・青森・函館はSuicaエリア外です。

自動改札機には、ICカードリーダーがついていません。

弘前駅には、モバイルSuicaなどの大きな広告が出ていますが、Suicaは使えません。

新青森新函館北斗で新幹線から在来線に乗り換える時は、一旦改札を出て現金で切符を買わなければなりません。

新幹線は「新幹線eチケット」で、切符なしにSuicaで乗れるのに。

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そして函館市内に着くと、バスや市電ではSuicaが使えます。

駅の土産物屋やカフェ、街のコンビニやドラッグストアでも使えます。

しかしJRの列車だけはどうしても乗れません。

ナニコレ???

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新幹線で帰ります

さて、いよいよこの旅も終わりです。

普通なら飛行機で帰るところですが、なにしろ新幹線が半額です。

新函館北斗→東京が、通常23,430円のところ11,610円です。 

4時間強で帰れますから、空港往復を考えれば飛行機と遜色ありません。

今回は新幹線に頼ります。

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途中、盛岡で「こまち」と連結。

往路はここで「はやぶさ」と切り離して秋田へ向ったなあ。

ずっと空いてたけど、仙台からはだいぶ混雑。

連休前夜だからですね。ちょっと失敗。

とりあえず無事帰宅できました。

 

振り返り

充実した4泊5日でした。

約50年ぶりの秋田。

ずっと乗りたかった五能線青函トンネル

各地の市場と街歩き。

ゲームの聖地巡礼もできたし。

新幹線半額とGOTOキャンペーンでかなり割安に旅できました。

(合計で通常より32,000円ほど割安になりました)

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一時期に比べると観光客は増え始めていましたが、外国人がいませんからやはり空いてました。(函館はそこそこ賑わってました)

リスクを避け良識ある旅を心がけ、無理せずできることを楽しみました。

(自分以外の客が居る店では店内飲食せず)

今の時期なりにいい旅ができたと思います。

今後も状況をよく見ながら、時期に合った旅をしていきたいと思います。

 

【今回の旅の最初の記事】↓

 

【他の国内旅の記事はこちらです】↓

 

【青森・函館】青函連絡船と青函トンネル

 

朝は市場に限る

この日も早起きして市場へ。

旅の朝は、その土地の市場に行くのが一番楽しいですね。

まずは青森市役所駅前庁舎の地下にある「アウガ新鮮市場」。

モダンなビルなのに、地下だけは市場の匂いがします。

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続いてすぐ近くにある青森魚菜センター。

チケット制で好みの具を載せて海鮮丼にする「のっけ丼」が楽しめます。

写真の小さい小皿みたいのを買って載せる。

それにしても観光客がほとんどおらず、静かな市場でした。

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すぐそばの「ニコニコ通り」は昭和な商店街。

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青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

少し歩いて船の展示へ。

横浜の氷川丸みたいな感じです。 

これが最高でした。

青函連絡船は列車も積んだのですが、今もその線路が残っています。

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中に入ると最初にあるのが、昭和30年代の青函連絡船を再現した展示。

これがリアルな上にユーモアもあって、なかなかよかったです。

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実際の客席や操舵室、甲板にも出られます。

そして鉄道も積んだ状態で展示されていて、迫力ありました。

普通は30分で観終わるそうですが、私は1時間以上かけて堪能しました。

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アップルパイとビンコーラ

青森観光物産館アスパム(三角の建物)で美味しそうなアップルパイを発見。

昨日に引き続き、2つ目のアップルパイを買いました。

ビンのコーラの自販機があったので、買っちゃいました。

海辺のテーブルで風を感じながら食べました。

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ワ・ラッセ

ねぶた祭りをテーマにした展示施設です。

巨大な展示が明るく光り、美しかったです。

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アップルパイとホタテコロッケ

さて、青森に別れを告げて新青森駅へ。

ここであろうことか、3つ目のアップルパイを購入。

今度はパイがしっとりしてて、これはこれで美味でした。

「ホタテ丸ごとコロッケ」も買ってお昼ご飯に。

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念願の青函トンネル

新青森から新幹線「はやぶさ」に乗ります。

ついに青函トンネルを通るのです。

1988年の供用開始後、いつか通りたいと思ってました。

グズグズしてるうちに北海道新幹線が着工され、吉岡海底駅竜飛海底駅が廃止。

そして新幹線開業。

できれば在来線で海底駅に降りてみたかったです。

やっぱり旅は「行けるときに行かないと」です。

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新青森駅

 

50kmを20分

さて、新幹線で新青森から新函館北斗までは約1時間。

そのうち青函トンネルは約50km、20分です。

最高時速160kmで20分ですから、やはり長いですね。

真暗ですが、味わって乗りました。

この区間も新幹線半額の対象で、通常7,720円のところ3,750円でした。

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青函トンネル記念館は休館

本当は青函トンネル記念館に寄って、ケーブルカーで体験坑道に降りたかったのです。

8月に一度開館したのですが、この時期は残念ながら再び休館となってしまいました。

次の機会があるかわかりませんが、いつか行けたらと思います。

  

函館の街へ

新函館北斗で新幹線を降り、「快速はこだてライナー」 で函館へ。

函館は初めてです。

午後は函館の街を歩きます。

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ピカピカの函館駅

 

函館市電

函館駅から市電に乗ります。

この日のために、先週プレステ2を出しました。

「電車でGO!旅情編」をプレイしたのです。

このゲーム、路面電車の4つの路線が収録されています。

そのひとつが函館の市電です。

昔、運転したのですが、今回函館を訪れるに際して、再度引っ張り出して予習したしだいです。

18年前のゲームがちゃんと動作して嬉しかったです。

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音と振動

路面電車は音と振動です。

モーター音やレールの継ぎ目の音、カーブの金属音やブレーキのきしむ音。

揺れも心地よくて懐かしい。

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十字街の分岐

一番行きたかったのが「十字街」駅です。

ここで路線が分岐するのです。

詳細は省きますが、ポイントの操作は特殊な信号を見ながら、架線についたスイッチをパンタグラフで叩いて行います。

ゲームでもやったので、その現場を実際に見れて感動しました。

そしてスイッチが入った時の「カチッ」という音がゲームの通りなんですよ。

「うわぁ」って声が出ました。

一種の聖地巡礼ですかね、これ。

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【動画】【函館】市電の分岐点(十字街) 

 

八幡坂

末広町駅で下車して坂を上ります。

港に向かって続く坂道は函館らしい景色です。

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元町の保存建築群

高台に教会がいくつか建っています。

函館ハリストス正教会、 カトリック元町教会。

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旧函館区公会堂は工事中でしたが、旧イギリス領事館は見学できました。

元町公園のベンチからの眺めは気持ちよかったです。

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ラッキーピエロ

港まで歩いてハンバーガー屋さんへ。

函館に十数店舗ある地元チェーンの「ラッキーピエロ」です。

この店、見るからにいろいろヤバいです。

自販機でオリジナルドリンク売ってるし。

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一番人気の「チャイニーズチキンバーガー」(378円)を買いました。

中に入ってるのは鶏の唐揚げですね。

たっぷりレタスに、甘辛い中華風のソースとマヨネーズが合います。

結構いけました。

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金森赤レンガ倉庫

古い倉庫を活用した商業施設ですね。

買い物にはあまり関心がないので、軽くスルー。

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函館山ロープウェイ

さて、函館のメインはここ。

夜景を見に行きました。

TVや写真で見たあの光景が目の前に。

率直なところ、期待以上に綺麗でした。

来てよかったです。

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観光客が多い 

秋田・弘前・青森と比べて、函館は観光客が多かったです。

修学旅行の小中高生もたくさん来てました。

土産物屋やロープウェイは混雑。

道内の旅が活発になってる様子でした。

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今日の宿

この日の宿は「ホテルリソル函館」。

GOTOキャンペーン利用で2,730円です。

やや古さを感じますがまあまあかな。

市電が走る音が聞こえて嬉しいです。

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明日は函館街歩き

翌日は函館を歩いて、夕方帰途につきます。

つづく

 

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