世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【北海道ほぼ一周5】網走監獄と一日500km移動

 

セイコーマートの缶コーヒー

「北海道ほぼ一周旅」5日目です。

今日は一日、観光施設巡りバスを使って網走を巡ります。

宿を出てセイコーマートで温かい缶コーヒーを買いました。

バス停の目の前の公園でゆったりとバスを待ちます。

 

博物館網走監獄

網走の一日は「博物館網走監獄」から。

お金をかけて監獄の中の様子を再現した観光施設ですね。

実際の刑務所は別の場所にあります。

 

観光資源と人権擁護?

人形の出来がヤケにいいのが印象的でした。

受刑者に過酷な作業や生活を強いたことを批判的に解説したり、看守との関係を情緒的に表現したりする一方で、監獄での生活や脱獄について面白おかしく紹介したり、興味本位のデザインのTシャツやグッズを販売してるのには、少し疑問を感じました。

観光資源と人権擁護の間で自己矛盾を感じた私は考え過ぎでしょうか。

観光テーマパークに徹すればいい施設だと思います。

 

オホーツク流氷館

続いてバスで「オホーツク流氷館」に移動。

ここの目玉は-15℃の部屋。

防寒着を着て濡れたタオルを持って部屋に入ります。

中には冬に採取してきた本物の流氷があって触れます。

持って入ったタオル振って凍らせる体験もしました。

シアターの映像もなかなかよかったです。

でも「えっ、これだけ?」って感じではありましたね。

屋上にも上がってみました。

知床半島が見えるらしいのですが、雲と霧で残念。

 

オホーツクバザールは営業終了

再びバスに乗って刑務所前バス停で下車。

「オホーツクバザール」に行ってみたのですが、3月に営業終了してました。

 

刑務所作業製品展示場

次のバスまでだいぶ時間があります。

近くに本物の網走刑務所があるので行ってみることに。

刑務所には入れないのですが、入り口前の「刑務所作業製品展示場」に寄ってみます。

様々な製品・作品が展示販売されていました。

実際に見て「ああこういうものなのか」と感じる経験をさせていただいた、という時間でした。

 

道の駅流氷街道網走

観光施設巡りバスは本数が少ないので、刑務所前バス停から通常の路線バスに乗ります。

着いたのは「道の駅流氷街道網走」。

普通に名産品を売っている売店があるのですが、2階のフードコートは古い邦画をイメージした造りになっていました。

天気が悪くて残念でしたが、テラスからは海に繋がる網走川の河口付近が見えました。

 

哀愁漂う商店街と繁華街

少し歩いて街の中心部へ行ってみます。

バスターミナルを覗いてみたら、こぢんまりして懐かしい雰囲気。

商店街と繁華街は哀愁漂う街並みでした。

病み上がりで少し疲れが出てきたので、この日は15時頃に宿に帰ってずっと休養しました。

 

初代ファミコン版「オホーツクに消ゆ

翌日6日目は網走から稚内まで大移動します。

朝、網走駅で「オホーツクに消ゆの舞台」という看板を見つけて感激しました。

1987年に初代ファミコン版でやりました(古)。

シナリオは堀井雄二氏ですよ。

 

「網走→旭川」3時間40分

大移動はまず、網走から「特急大雪」で旭川に向かいます。

森や草原を走りること3時間40分で旭川に到着。

これで今日の移動のまだ半分です。

 

距離500kmは「東京-京都」相当

旭川で「特急サロベツ」に乗り換えて、午後は稚内へ向かいます。

車内は空いてて静か。景色と音と揺れをゆったり楽しめました。

網走→旭川が3時間40分、乗継が1時間50分、旭川稚内が3時間50分。合計9時間20分。

距離500kmは東京-京都くらい。

日本最北端駅に到達しました。

 

7月なのに13℃

稚内は気温が別世界。夕方17:30に着いたら13℃でした。

車掌さんが「昼間の旭川より12℃低いので上着を着て降りてください」とアナウンスしてました。

私はダウン着て丁度よかったです。7月だけど持ってきてよかった~。

札幌が31℃だった日も23℃でした。

 

稚内の宿

稚内の宿は「山一」。バス・トイレ共同の和室。建物と設備は比較的新しい。

webサイトに「夏も涼しいのでエアコンはありません」と書いてあり、7月なのに羽根ぶとんでした。

稚内駅から路線バス4分乗車でバス停すぐ(駅から歩くと18分くらい)。女将さんが気さくでいい人です。

全旅利用で実質3千円台前半。エコノミーな宿では割りとオススメかもです。


明日は最北端の街歩き

明日は稚内市内とノシャップ岬・宗谷岬を歩きます。

つづく。

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