世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【東南アジア4】ラオスの地元の空気に触れる

 

レンタサイクルで出発

昨夜ラオスルアンパバーンに到着しました。 

今日はレンタサイクルで街に出ます。

宿を出たらすぐ隣の店に自転車が並んでたのでここで借ります。

返したらすぐ宿だと楽ですからね。

 

パスポートを預けるリスク

自転車を借りる時はパスポートを預けることになります。

それなりのリスクがあり、できればしたくありません。

現金のデポジットでOKな地域もありますが、ここではパスポートでないと貸してくれません。

宿が直接貸してくれれば少し安心ですが、宿の知り合いの隣の店なら比較的リスク低めかと思い、この店で借りることにしました。

相場は1日2万kipとの情報でしたが、3万kip(240円)に上がってました。

 

朝のプーシーの丘

さて、まず暑くならないうちにプーシーの丘を登ります。

国立博物館の前まで自転車で行って、そこそこ疲れる階段で展望台へ登っていきます。

上からはメコン川が見えてなかなかの絶景。

木陰に腰かけて気が済むまで景色を楽しみます。

展望台の反対側にまわると、街から生活音とともにお寺の鐘の音が聞こえてきます。

ああ、アジアだなあ。

 

裏ルートは仏像と子猫

下りは裏側の別ルートを歩きます。

途中に仏像があったり子猫が寝てたり。

人も少なくて、朝から穏やかないい散策ができました。

 

半年間しか渡れない竹の橋

丘を下りるとメコン川の支流にかかる竹の橋が見えます。

手作り感あふれる素朴な橋です。

雨季は水量が増して流れてしまうので、乾季の半年間しか橋がないそうです。

80円で渡れるのでチャレンジしました。

足元が柔らかくて不安定ですが怖くはありません。

渡った先にはオシャレな雑貨屋さんとカフェがありました。

珍しい経験ができました。

 

【動画】【ラオス】半年間しか渡れない「竹の橋」昼と夜(ルアンパバーン

橋を渡った様子を動画にしましたのでご覧ください。

 

洒落た街並み

丘の表側に戻って、再び自転車に乗って街を走ります。

宿が集まるエリアには洒落たレストランなどが並んでいます。

いい街です。

 

もうひとつの竹の橋

街の北の端まで行くと公園があって、メコン川と先程の支流の合流点が見えます。

そしてここにも竹の橋。こちらは1$なので見るだけ。

宿からここまでそれなりの距離です。

歩いても来れますが、自転車借りて正解かな。


独特の文化を感じるお寺

公園の近くにワットシェントーンというお寺があります。

ここはなかなかよかったです。

独特の意匠や装飾が見られ、他の国とは違った文化を感じました。よくわかんないけど…。

外国人料金2万kip(160円)は安い。

 

メコン川が見えるツリーハウス

正午になり日差しがキツくなってきました。

どこかで昼食がてら休憩したいです。

川が見える店を探します。

高くなさそうな店を見つけて適当に入ってみました。

崖に作ったツリーハウスみたいな構造です。

メコン川を行き交う舟も見えます。

お店の人も笑顔で優しい。

木陰になっていて風も吹き気持ちよかったです。

フライドライスとコーラで360円。


衝動的にフェリーに乗船

さて午後はノープランです。どうしようかな。

ごはん食べた店から対岸に渡るフェリーが見えました。

乗り場が近いので行ってみたら、観光客も数人乗るようなので衝動的に乗っちゃいました。40円。

車とバイクと人がギュウギュウに乗ってます。

近くに居た少女が私に変顔しておどけて見せます。

ささやかな交流が嬉しい。

 

あれ?みんなどこ行ったの?

向こう岸に着くと商店が少しあるくらい。

5分ほど歩くと何もなくなったので振り向くと誰もいません。

あれ?他の観光客はどこ行ったのかな?

とりあえず帰るか。と思ったらちょうどフェリーが出たところ。

 

自転車で来ればよかった!

脇道の方から地元の人が「こっちよ(たぶんそう言ってる)」と手招きするので行ってみます。

どうやら観光客はそちらに行ったらしいです。

脇道を少し歩くと向こうから観光客が歩いて来ます。

「この先何かあるの?」と尋ねると「静かな道がずっと続いてその先に寺があるわ。往復2時間。いいとこよ」と。

2時間か。ちょっと遠いかな。暑いし。

ここで気づきました。自転車で来ればよかった!

フェリー乗り場で自転車を降りて徒歩で来てしまいました。

なんとなく対岸に渡ってすぐ帰ってくる気でいたので。

まあいいや、これも旅ってことよ。

 

地元の空気に触れられて嬉しい

とにかく歩いてみよう。

ゆっくり進んでいくと、素朴な家並みが続きます。

小学校、駄菓子屋、何かの作業所、さっきまで2人で話していたらしきテーブルと椅子、犬、鶏…。

乗合トゥクトゥクが地元の人を乗せて追い越していきます。

30分ほど歩いて「さてそろそろ戻るか」と引き返しました。

地元の空気に触れられて嬉しかったです。

 

朝夕が涼しくて気持ちいい

フェリーで街に戻って一旦宿へ帰ります。

シャワー浴びて2時間ほど休憩して体力回復。

「朝から出掛けてお昼過ぎまで活動し、15時ころ一旦宿に帰ってシャワー浴びて、18時ころ涼しくなったらまた出掛ける」ってのがパターンになってきました。

バンコク(タイ)の気温は「最高33℃、最低25℃」ですが、ルアンパバーンは「最高35℃、最低14℃」です。

昼間はどちらもクソ暑いですが、ルアンパバーンは朝夕が涼しいです。

夕方からの散策は気持ちいいです。

 

メコン川の夕陽

ということで夕方から出掛けて、川で夕陽を眺めます。

空と川の色がどんどん変わっていきます。

サンセットクルーズの舟が静かに行き交います。綺麗。

 

駐輪料金16円

ナイトマーケットの近くに自転車を置こうと思いますが、どこに停めたらいいかわかりません。

バイクの駐車場のスタッフの人に尋ねると「ここだ。2千kip(16円)」と。

地元の人はバイクしか乗らないので、自転車は観光客だけです。

ものすごい数のバイクの中に私の自転車だけポツンと混じってなんか恥ずかしい。

これも面白い経験です。

 

盛り放題方式の屋台

お腹すいたのでナイトマーケットで夕食にします。

細い道に屋台とテーブルがたくさん。

さてどこにしようかな。

盛り放題方式の屋台に入ってみます。

皿1枚分240円。加熱してあるから大丈夫でしょう。

味薄めで美味し。野菜をたくさん食べられて満足です。

 

昼夜で街が一変

食後はナイトマーケットを歩きます。

昼間は何もなかった国立博物館前の通りがテントだらけに。

いろんな物売ってます。

 

屋台デザート

飲食ゾーンも人でいっぱい。

観光客に人気のフルーツシェイクも飲みました。

たこ焼きみたいのを買ってみたら、甘くて中がトロッとして旨かったです。

ココナッツパンケーキっていうんですかね。56円。

いろいろ食べましたがお腹は壊しませんでした。ホッ。

 

ナイトマーケットの雑貨

ナイトマーケットの雑貨たちです。

結構かわいらしいデザインが多かったです。

値段は観光地価格で、バンコクの方が安かったですね。

例えばタイパンツはバンコク400円、ルアンパバーン600円。

それでも安いですよね。

 

楽しかったなあ

ルアンパバーン街歩きの初日。

昼も夜もいろいろあって楽しかったなあ。

また明日。つづく。

 

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