世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【石川】醤油の港町と夜の茶屋街

  

北陸の旅へ出発

前回の旅から中11日で再び出発です。

行けるうちに行かないと、いつまた旅できなくなるかわかりませんので。

今回は北陸を中心にひと回りする予定です。

どうぞおつきあいください。

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「かがやき」で金沢へ

まずは一気に金沢に向かいます。

GOTOは中止ですがJR東日本の新幹線は今も半額です。

東京→金沢が7090円。

春休みとは言え平日なので、乗車率25%くらいでしょうか。

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前回の旅は青春18きっぷだったので、新幹線がクッソ速く感じます。

情報誌がJR西日本と東日本の両方あるのが珍しいですね。

昼過ぎに金沢駅に到着。

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金沢は昨年10月に来たばかりですが、大好きな街ですしやり残したこともいくつかありますので楽しみです。

【昨年の記事】↓ 

 

からくり記念館

まずはバスで30分移動しさらに徒歩15分。

前回立ち寄れず気になったていた場所に来ました。

金沢のからくり人形は有名で、是非訪れたかったのです。

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幕末の科学技術者である大野弁吉が作った、茶運び人形などが展示されています。

いつもは行っている実演が中止だったのはとても残念でした。

(実演が突出してリスクが高いとは思えないのですが…)

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こまちなみ大野町区域

博物館の周辺は北前船などの港町として栄えていた地域で、歴史ある町家が多く残っています。

古い街並みを歩いてみます。

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糀パーク・醤蔵(ひしほくら)は醤油メーカーの施設。

歴史ある建物と伝統的な醤油づくりに触れられます。

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直江家も醤油メーカー。

元倉庫を活用した売店や、古い町家を見せていただきました。

なかなか趣があっていい建物でした。

醤油を使ったお菓子を買って宿で食べました。

どれも美味しかったです。

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もろみ蔵も醤油の倉庫を使ったカフェ。

醤油ソフトを買って外で食べました。

他にも古い民家が多く残っており、古民家カフェもあっていい街並みでした。

満足です。

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ひがし茶屋街と主計町茶屋街

バスで中心街に戻り茶屋街へ。

ここは前回も来ましたが、夕暮れ時を歩きたくて再訪。

まだ明るいうちに着いたので、猫を眺めながら暗くなるのを待ちます。

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薄暮の茶屋街は美しいです。

店は18時にはみな閉まり、観光客もまばら。

ぼんやりとした灯りが物悲しげです。

あかり坂と暗がり坂もいい雰囲気。

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川辺の桜が満開。

街灯に照らされた花とライトアップされた橋が綺麗でした。

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「積み増し」!

ICカードの入金のことを関東では「チャージ」と呼びますが、金沢では「積み増し」と呼ぶようです。

昨年訪問した鹿児島・宮崎では「積み増し」と呼んでいました。

とても伝わりやすい秀逸な日本語だと思ったのですが、長崎は「チャージ」でした。

全国の呼び方を調査して地図にしたいです。

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【鹿児島の「積み増し」記事】↓

 

明日

今日は前回行けなかった場所に行けてよかったです。

夜の茶屋街も綺麗でしたし満足しました。

また一段と金沢が好きになりました。

歩数計は18,000歩。結構歩きましたね。

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明日も金沢でやり残したことをします。

楽しみです。

つづく

 

【次の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓

【青春9】振り返り

 

Twitterやプログでおつきあいいただいた方、ありがとうございました。

簡単に今回の青春18きっぷの旅を振り返りたいと思います。

 

概要

・7泊8日

・東京→仙台→酒田→新潟→糸魚川→岡谷→豊橋天浜線→(大井川鉄道)→東海道線→東京

 

青春18きっぷ

・8日間の内、5回利用。

青春18きっぷで約24,000円分乗車。きっぷ代は12,050円なので約12,000円節約。だいたい半額で済んだ計算ですね。

・距離稼ぎを最優先したわけではないのでまあまあかと。

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ルート

今回のルートは下図の通りです。

よく乗りました。満足満足。

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乗り潰し

JRを中心に一気に上がりました。

とは言えまだ半分以下ですので、まだまだ修行が足りません。

まあのんびりマイペースで乗って行こうと思います。 

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縦軸は乗車率(%)

 

写真でダイジェスト

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双葉駅(オレンジの建物の時計は14:46で止まっている)

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瑞鳳殿の涅槃門(仙台)

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山居倉庫(酒田)

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昭和の民宿

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駒ヶ岳ロープウェイ

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飯田線秘境駅

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大井川鉄道

 

黙旅

行政が重視する飲食の場を中心に対策を講じながら、黙々と旅しました。

屋内の飲食店では一度も食事しませんでした。

宿は素泊まりとし、持ち込んだ食料を部屋で食べました。

一度だけ2食付きだった民宿の宿泊客は私一人でした。

会話は最小限にし、極力ものに触らず、宿は十分換気してからチェックアウトしました。

十分にリスクの低い旅ができたのではないかと考えています。

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まとめ

・乗り潰しと「いつか乗りたい」の実現が主目的。

・でも沿線の徒歩圏に気になる場所があれば寄り道。

・懐かしい場所(簗場の民宿)にも宿泊。

・被災地付近、未踏県(山形)、飯田線全線、天浜線などの「念願」をいくつも果たせて満足。

青春18きっぷ自体も「初めて」「念願」だったので嬉しい。

・次の乗り潰しルートも検討中。十分対策してまた行きます。

・ああ楽しかった。

 

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓

【青春8】天浜線と大鉄でタイムスリップ

  

最終日

青春18きっぷの旅、8日目の今日は最終日。

豊橋から寄り道しながら東京に帰ります。

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豊橋駅

 

二川宿

まずは豊橋から5分の二川で下車。

いきなり寄り道です。

駅から徒歩圏に古い街並みがあると、つい寄ってみたくなります。

二川宿本陣資料館。

大きな建物と庭を見学できます。

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近くの商家跡の駒屋へも。

変り雛が山ほど展示されてました。

鬼滅とか宝塚とか…。

個人的には歴史ある建物はそのまま見せてほしいです。

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天竜浜名湖鉄道

二川から3分の新所原でまた下車。

なかなか東京が近づきません。(今日中に帰れるのか?)

ここから天竜浜名湖鉄道に乗ります。

掛川寄りの一部区間しか乗ったことがなく、ここも「いつか乗りたい」の実現です。

もちろん青春18きっぷは使えませんけど。

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新所原駅の橋から小さなディーゼル車両が見えます。

近づいてみると「音街ウナ」のデザイン。

すみません、だれですか?

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新所原から掛川まで乗ります

 

小さな駅とのどかな風景

いいですね。

秘境の飯田線とはまた違います。

小さな駅たちが愛おしいです。

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車窓からは浜名湖、三ケ日みかん畑、茶畑も見られます。

のどかな風景に癒されました。

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天竜二俣

ほぼ中間地点で途中下車。

古いホームと駅舎がなかなかいいです。

次の列車までの1時間でコンビニ昼食と休憩です。

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転車台と鉄道歴史館の見学ツアーがあるのですが、今回は時間が合わず。

出発したときに列車から遠目に見えました。

公開中のエヴァ最新作の聖地だそうですね。

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大井川鉄道硬券

掛川へ到着しましたが、まだ帰りませんよ。

金谷でまた寄り道します。

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掛川に到着


「えっ、大井川鉄道に乗るの?さすがに東京に帰れないでしょう。」

はい、全部は乗りません。

大井川鉄道は若い頃全線走破済なので。

今回は新金谷まで1駅だけ乗ろうかと。

30年ぶりですし、いつなくなるかわかりませんから。

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金谷駅大井川鉄道の改札


改札で「新金谷まで」と言うと硬券に鋏を入れてくれました。

記念に持帰りOKだそうです。片道150円。

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昭和33年製造の電車!

ホームで電車を待っているとスゴいのが来ました。

見るからに年季が入ってます。

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中に入るとこれまたスゴい。

まさにタイムスリップ。

ツギハギや修繕跡がありますが不潔ではありません。

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昭和33年製造ですから60年以上走り続けていることになります。

南海で特急として活躍したとか。

なるほどシートはそれっぽいですね。

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「タカシマヤの商品券」


新金谷駅のホームや車両たち

5分で新金谷に到着。

ここには形も色も本当にさまざまな車両があります。

転車台には機関車もありました。

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大井川鉄道というとSLやトーマスが人気ですが、私にとってはこういうレトロな電車の方が興味深いです。

1時間ほど見学して同じ電車で金谷に戻りました。

帰りの乗客は私一人だけ。

急遽動画も撮りました。

来てよかったです。

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【動画】【大井川鉄道】昭和33年製造のレトロ車輛(新金谷→金谷)

 

さあ帰るぞ!

さて、金谷からはまっすぐ帰ります。

と言っても、静岡と熱海で乗り継がなければなりません。

青春18きっぷ5回目、最後の修業です。

20時くらいに無事帰宅できました。

めでたしめでたし。

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金谷で東海道線で帰途につく

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静岡で乗継20分待合せ

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熱海で見かけた踊り子

 

5,000円分

最終日はJRだけで約5,000円分で約2,600円節約。

天浜線大井川鉄道も乗ったので、まあまあかな。

歩数は12,000歩。

とにかく無事帰れてよかったです。

もう一本、振り返り記事を書きます。 

 

【次の記事】↓

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【国内旅の記事の目次】↓

【青春7】飯田線で秘境を行く

  

念願の飯田線

青春18きっぷの旅7日目です。

飯田線駒ヶ根以南は初乗車です。

飯田線は山の中を延々と走って駅が多い。

地図を見て「いつか全線を乗りたい」と思っていました。

今日、「いつか」をまたひとつ実現できます。

嬉しいです。

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車内の路線図(飯田線の駅数たるや!)

 

飯田で乗り換え

駒ヶ根からスタートして、のどかな風景の中を走ります。

飯田線はカーブが多くて運転士さんの速度調整が大変そうですね。

1時間15分で飯田着。

駅舎は名産のリンゴをイメージした赤が鮮やかです。

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駒ヶ根駅

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天竜峡

飯田で乗り換えて約30分で天竜峡に到着。

下車した旅行者は私だけのようです。

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駅からすぐの天竜川に行ってみました。

なかなか迫力ある地形で川下りは楽しそうですが、今回はパス。

近くの特産品販売所で五目おにぎりと草餅を買って、ベンチで昼食。

糖質ばかりですね。

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ここから飯田線の本番

天竜峡から豊橋行に乗車します。

飯田線のクライマックスはここからです。

天竜川から豊橋までの停車駅は下図の通り。

約3時間半かかります。

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そして、ここまでは普通のローカル線の景色でしたが、天竜峡を過ぎると一変します。

天竜川沿いの山間部を走り、無数の短いトンネルを出入り、小さないわゆる秘境駅が次々と現れます。

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秘境駅コレクション

愛すべき小さな駅たち。

待合室は木造で最小サイズ。

ホーム幅は狭く30cmほどの駅も。

写真をまとめて載せます。

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佐久間ダム

途中の佐久間ダムあたりは少し街が広がってました。

その後はまた山あいに戻って川沿いをコトコトと。

何度か対向電車の待ち合わせで停車。

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豊橋駅にたどり着く

天竜峡から3時間26分。16:16豊橋着。

いやあ遠かったですね。

10:00駒ヶ根発でしたから今日は6時間以上かかりました。

でも着いてしまうのが少し惜しい。

いつまででも乗っていたい気持ちでした。

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6時間半93駅乗換なし!

ちなみに寄り道しない場合は以下の通りです。

「9:45岡谷発→16:16豊橋着。6時間31分。93駅。」

これ乗り換えなしで同じ列車です。

93駅ってすごくないですか?

今度は逆方向で1列車で全線走破してみようかな。

 

豊橋鉄道渥美線

今日はこれでお腹いっぱいで宿で休めばいいのに、おまけで乗ってしまいました。

豊橋三河田原(片道35分)。

行って帰って来ただけ。

夜の小さな駅もなかなかよかったです。

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新豊橋駅
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三河田原駅

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宿

アパホテル豊橋駅前。4,800円。

今日は見慣れたチェーンビジネスです。

豊橋駅から地下道直結で便利。

そして3日ぶりのウォシュレット!

まあ海外ではなくて当たり前ですけどね。

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3,410円分

JRは3,410円分で1,000円節約。

青春18きっぷとしては短かったですね。

歩数も5,000歩くらいと控え目。

明日は最終日。もう少し長距離乗りますよ。

つづく

 

【次の記事】↓ 

 

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【青春6】日本最高所駅の絶景!

  

民宿の朝食

青春18きっぷの旅6日目。

これですよこれ、民宿の朝食は。

野菜の具だくさん味噌汁が最高。

山積みの座布団も最高。

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朝の散策

朝食後は周辺を散策。

今日は朝から天気がいいです。

近くのスキー場ではロバータ・フラックが流れてました。

昔のネスカフェのCM曲。これまた昭和。

中綱湖という小さな湖を歩きました。

高校生の時も仲間と歩いた覚えがあります。

懐かしいなあ。

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大糸線篠ノ井線

昨日に引き続き糸魚川静岡構造線を南下します。

今日も車窓には綺麗な景色。

簗場から松本で乗り換え。

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簗場駅の待合室

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松本で乗り換え

 

飯田線駒ヶ根

松本から乗ったのは高尾行ですが、まだ東京には戻りませんよ。

岡谷で降りて飯田線に乗ります。

飯田線は秘境を走るのでディーゼルのイメージですが電化されてます。

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1時間10分ほどでお昼頃に駒ヶ根到着。

駅前は綺麗に整備されてます。

ここも仕事で何回か来ました。

飯田線でも来たし、高速バスで来たこともありました。

でも仕事してソースカツ丼食べて直ぐ帰った覚えしかありません。

今回は少し観光しようと思います。

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駒ヶ根駅前ロータリー

 

駒ヶ岳ロープウェイ

宿に荷物を預けて駅前からバスに乗ります。

既に駅から綺麗な雪山が見えてます。

途中、川を雪解けの水がたくさん流れてました。

バスはつづら折りの坂を登って行き、約50分でロープウェイ乗り場に到着。

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ロープウェイは7分30秒で950m登ります。

天気もよくて絶景!

2,612mは日本最高所駅だそうです。(鉄道ではありませんが)

気温は1.9℃でした。

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絶景、絶景、絶景!

駅の建物を出るとまた絶景!

真ん中に富士山も見えます。

素晴らしいの一言。

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周辺は千畳敷カール。これまた絶景!

小さな神社は雪に埋もれています。

実は前日ここで雪崩が発生し登山者が巻き込まれています。

私は装備はしていませんので、駅からは歩かずに帰る予定。

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駅直結のホテルにカフェがあります。

帰りのロープウェイまで50分とちょうどいい時間。

絶景を眺めながらコーヒーを味わいました。

大満足。

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駒ヶ池

帰りのバスを途中下車して小さな池を散策します。

池に駒ケ岳が映り、水鳥が横切ります。

絵になるなあ。

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光前寺

少し歩いてお寺に寄り道。

と思ったら16時閉門で参拝できませんでした。

別の道をのんびり歩いてバス停に戻ります。

どこからでも綺麗な山々が見えて素敵でした。

地元スーパーで夕食と朝食を調達して宿に戻りました。

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宿

駒ヶ根グリーンホテル。5,300円。

昨夜に続いて昭和の宿です。

Wi-Fiはありますが、ウォシュレットはありません。

選択肢の少ない場所なので割高感がありますね。

でもまあこれもまた楽しからずや。

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青春18きっぷ利用せず

今日も半日しか移動なしで1,980円分なので、青春18きっぷは使わない日です。

明日は使いますよ。

歩数は10,000歩でした。

つづく

 

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【国内旅の記事の目次】↓

【青春5】フォッサマグナを走る

 

青海川駅

青春18きっぷの旅5日目は、新潟の柏崎からスタートです。

電車に乗ると迷わず海側の席を確保。

2駅目の青海川は「日本一海に近い駅」と言われています。

残念ながら雨模様なので車内から鑑賞。

波もかなり荒いですね。

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海に近い駅はいろいろありますね。 

今年行った鶴見線の海芝浦駅や、昨年行った島原鉄道大三東駅もかなり近かったです。

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【参考画像】海芝浦駅

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【参考画像】大三東駅

 

直江津の街

柏崎から45分ほどで直江津に到着。

次の列車まで1時間あります。

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ノープランで街歩き。

駅前はホテルが2軒あるだけ。

少し歩くと小さな商店街。

雪国らしい雁木のような屋根になってますね。

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だんだん晴れてきました。

直江津駅は線路がたくさんあって楽しいです。

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えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン

直江津から糸魚川までは第三セクターです。

青春18きっぷでは乗れないので、JRだけだと1,852円分にしかなりません。

ということで今日は青春18きっぷを使わない日です。

駅では話題の鉄印帳などのグッズを売ってました。

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列車はディーゼル1両編成。

「この列車はワンマンですが終点まで車掌が乗っております」という謎のアナウンスがありました。

トンネル内にある駅は筒石。

直江津から約45分で糸魚川に到着しました。

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糸魚川ジオステーションジオパル

糸魚川では乗換に2時間近くあります。

まずは駅のすぐそばの鉄道をテーマにした施設へ。 

キハ52が展示されてます。

この頃のローカル線は風情がありました。

今はみんなピカピカの車両で都会と変わりませんから。

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トワイライトエクスプレス再現車両も展示。

これはまた贅沢な車内。

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奥にはジオラマ鉄道模型がたくさん。

プラレールもたくさん。

鉄道関連の資料もたくさん。

なかなか見応えある施設で大いに満足。

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真っ青な日本海

まだ時間があるので歩いてすぐの日本海へ。

展望台からは波の荒い日本海が一望!

すっかり晴れて空も海も真っ青です。

風がやたら強かったですが、とっても気持ちよかったです。

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糸魚川静岡構造線

駅に戻って糸魚川から大糸線に乗ります。

ここはフォッサマグナ糸魚川静岡構造線です。

小学校の頃から聞いていた言葉のあの場所に来たって感じです。

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1両のディーゼル車は川沿いにゆっくりと坂を登って行きます。

川は雪解け水がたくさん流れています。

そして山が綺麗!とてもとても綺麗!

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南小谷で乗り換え

ディーゼル車の終点で下車。ここから先は電化です。

駅には特急と快速「リゾートビューふるさと」が停車中。

30分後に特急が、45分後に快速が出発します。

乗客はみな乗って行ってしまいました。

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駅のホーム上に除雪機

 

私は快速が停まらない簗場で降りるので、1時間待ちで普通列車に乗ります。

乗客は私ひとり。

40分ほどで簗場に到着。

途中、白馬連山が綺麗でした。

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高校の合宿以来

実はここ、高校生の頃に合宿で来ていた場所なんです。

今回計画を立てていて思い出して当時泊った民宿を探したら、なんと見つかってしまいました。

思わず声が出ましたね。

ということで簗場で下車することになりました。

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簗場

 

昭和の民宿

徒歩でその民宿に到着。2食付4,980円。

ほぼ当時のまま。昔ながらのザ・民宿です。

もちろんWi-Fiなし。かろうじてTVは液晶。

この暖房器具やゴミ箱は何十年使われているのでしょうか。

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私はコロナ対策で基本的に素泊まりにするんですが、ここはコンビニもYショップも何もないので、宿で食べる以外に選択肢がありません。

まあ恐らく混んでないだろうということで2食付にしました。

そして実際、宿泊客は私ひとりでした。 

手料理の食事は美味しかったです。

焼魚とか野菜のすいとんとか。

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ということで一夜限りのタイムトラベルを満喫しました。

今日の歩数は10,000歩。

明日も移動です。

つづく

 

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【青春4】新潟ブルース

  

雨予報

青春18きっぷの旅4日目です。

当初7時出発の計画でしたが、朝から雨なのでゆっくり9時出発にしました。

いつものように十分換気してからチェックアウト。

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朝の酒田駅

 

酒田→新潟は4時間

酒田から村上までディーゼル2両編成で2時間10分。

車両は新品でピッカピカ。

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列車の窓を流れる水滴を眺めて過ごします。

鶴岡では10分停車。

途中から日本海がよく見える右側に席を移動。

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10分停車の鶴岡駅

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村上で乗換40分待ち。

NEWDAYSでおにぎりとコーヒー。

JR東日本の駅はたいていNEWDAYSがあるので助かります。

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村上駅

 

村上から電車で1時間10分。ようやく新潟に到着です。

酒田は雨でしたが、新潟は止んでました。

 

新潟駅

新潟は仕事で何度も来ましたが直近は3年前でしょうか。

新潟駅は大規模な改修工事中で、昨年万代口の駅舎が閉鎖されました。

地方都市の駅らしい風情があって好きでした。

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改修中の新潟駅万代口

 

万代口バスターミナル

ここも駅の改修ととともになくなる予定。

その前にもう一度見ておきたいと思い、今回途中下車しました。

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特徴的なのは発着方式。

ロータリーではなく一列に並んだバス停に、バスがバックして縦に入線します。

全国でも珍しくなっているようです。

そして発着を知らせるアナウンスが昭和っぽくてノスタルジックです。

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バスが着いては出ていく様子が楽しくて、何時間でも眺めていられます。

雨もなんとか止んだので、久しぶりに動画を撮リました。

(このためだけにアクションカメラを持ってきました)

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【動画】【新潟駅】万代口バスターミナルの発着

 

万代シティ

商業ビルが集まる繁華街。

たびたび話題になるバスセンターの万代そばのカレーを食べたかったのですが、混み合ってたので諦めました。

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昔、出張中に電話で昇格試験合格の連絡を受けた、思い出の電話ボックスがまだあることを確認するなど。

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万代橋

近くの万代橋へ。新潟に来たって感じがします。

新潟出身の先輩がカラオケで「新潟ブルース」を歌うと、万代橋が映ったものです。

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長岡駅でお買い物

新潟から信越本線で長岡へ。

本当は宮内の醸造の町「摂田屋」に行きたかったのですが、また雨が降り始めたので断念。

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信越本線新潟駅(背景は高架化した在来線)

 

その代わりに長岡の駅ビルCoCoLoで時間潰し。

越後湯沢にもある「ぽんしゅ館」でお買い物。

阿賀野ヤスダヨーグルトのお店かあったので、ゼリーを1つだけ購入。

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柏崎に夜到着

青海川駅に行きたかったのですが、雨なので明日に延期。

長岡から約40分で今日の宿泊地である柏崎に着きました。

夜の駅もなかなかいいですね。

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宿

ホテルサンシャイン。4,970円。

廊下が薄暗く、部屋も年季が入ってます。

しかし水回りは更新したばかり。

酒田の宿は水回りだけ古かったけど、ここは水回りだけ新しいです。

いずれにしても許容範囲です。

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5,220円分

今日はそこそこ走って5,220円分。2,810円節約しました。

購入価格の倍近いと満足感がありますね。

歩数は7,000歩。雨で街歩きは控えましたので。

夜は宿の部屋でさっき買った新潟のお菓子を食べてまったり。

明日も移動です。 

つづく

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