世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【バルカン半島6】古い街を歩き国境を3回越える

 

鉄道とバスで陸路越境プラン

今日はボスニア・ヘルツェゴビナからクロアチアに移動します。

サラエボからドゥブロブニクに行くのですが、途中でモスタルに立ち寄ります。

サラエボモスタルは鉄道からの景色がよいと聞いたので、

サラエボモスタル(鉄道)

モスタルに3時間滞在

モスタル→ドゥブロブニク(バス)

という移動プランにしました。

 

夜明け前に出発

朝7:15の列車で出発なので夜明け前に宿を出発し、路線バスで鉄道駅まで行きます。

先日駅で購入済みのチケットを握りしめて静かな駅構内へ。

 

景色がいい左窓側を確保

ホームに上がると既に列車は入線済。

しばらくしてドアが開いたので車内へ。

「景色がいいのは左側」と聞いてたので左窓側を確保しました。

駅は寂れた感じですが、この列車は割とキレイで設備もちゃんとしています。

乗車率は半分以下で空いてます。

 

山と靄の幻想的な風景

時刻通り出発してしばらく走ると、遠くの山との間に靄がかかるような幻想的な風景が楽しめました。

まだ朝の早い時間。季節も寒くて空気が澄んでいます。

なかなかいいぞ、これは鉄道で正解だ。

 

渓谷と岩山の絶景

更に走ると山間部に入ります。

後で地図を見たらものすごくクネクネした線路になってました。

そして渓谷と特徴的な岩山。これは絶景です。

残念だったのは窓が汚れてたこと。それ大きめの音量で地元のポップスがと延々と流れていたこと。(乗客が聞いてたのではなく車両のスピーカーから)

それでも満足感の高い鉄道旅でした。

 

【動画】【ボスニア・ヘルツェゴビナサラエボモスタルの鉄道(車窓風景)

短い動画(1分)も撮りましたので、渓谷と岩山が見える車窓風景をご覧ください。

 

中国人カップルと再会

モスタル駅に着いて歩いていると、先日タクシーに同乗した中国人カップルにバッタリ。

彼らはモスタルに1泊するとのこと。

私は3時間だけ滞在なので、互いの旅の幸運を祈って先にモスタルの街へ急ぎます。

 

アンティークで独特の色遣いの街並み

この街はシンボルの古い橋に観光客が押し寄せる場所。

でもハイシーズンではなく時間もまだ9時台なので、思ったより空いてます。

アンティークな街並みに土産物屋やカフェが立ち並びます。

建物やテーブル椅子などの色遣いがいいです。

この道が最盛期は人で埋まるそうです。

 

スタリィモスト橋

街を歩き進むと古い橋が見えてきました。

ガイドブックなどで見たスタリィモスト橋です。

ちょうどいい具合に少し晴れてきました。

青緑の川や周辺の街との対比で橋が映えます。

急で滑りやすい橋の坂を上り下りして渡ります。

川の両岸には眺望を売り物にしたカラフルなカフェやレストラン。

橋は結構高くて上からの眺めも気持ちよかったです。

 

ケバブと小さい橋

お腹が空いたので、支流の川沿いのリーゾナブルなお店でケバブを食べました。

デカくて味濃くて美味い!7KM=490円。

食後に少し先まで歩いたら「小さい橋」がありました。

これを渡るとぐるっと元の大きな橋に戻ってきました。

モスタル3時間、楽しい散策でした。

 

待て、外に出ろ

午後はバスでドゥブロブニクに向かいます。

バスが到着すると中国系のグループが一斉に群がり、ドライバーと荷物代のことでもめています。

私が荷物代を払おうとすると「待て(Wait!)、外に出ろ(Out!)」と。

「私はこのグループとは関係ない。一人旅だ。」と言うと態度が一変して先に乗せてくれました。

車内でも彼らは大騒ぎだったので、ドライバーが一喝してました。

主張することも必要だけど、無用な敵意をもたれるのは得策じゃないよなあ。私も気をつけなきゃ。

 

3時間で3回越境

今日もまた陸路の国境越えですがここは特殊です。

地図を見てください。途中で国境が入り組んでます。

ボスニアクロアチアボスニアクロアチア」と3時間で3回越境!

知らない乗客が混乱してました。

 

キラキラ輝くアドリア海

アドリア海に出た頃ちょうど青空になり絶景が楽しめました。

入り組んだ海岸線にオレンジ色の屋根が見え隠れします。

ドゥブロブニクが近づいてきたことを感じます。

 

宿到着

モスタルから3時間でドゥブロブニク到着。

バスターミナルから徒歩5分で宿へ。

もう夕方なので、近場を30分ほど散策して夕飯買っておしまいにしました。

 

明日はアドリア海の真珠

今日は旧市街の散策と移動を楽しみました。

明日は「アドリア海の真珠」ドゥブロブニクを歩き倒します。

つづく。

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