- 千葉県で唯一の未乗車区間
- ディーゼルSuica不可
- バーベキュー弁当
- 木更津→久留里
- 久留里駅と名水
- 駅前の飲食店
- 久留里街歩き
- カフェでテイクアウト
- 次の列車は4時間半後
- 久留里→上総亀山
- 上総亀山駅
- 亀山ダム
- 亀山湖を一周
- 帰りは高速バス
- 振り返り
千葉県で唯一の未乗車区間
だいぶ前のことですが、千葉県内陸部を走るJR久留里線に乗ってきました。
千葉県のJRでまだ乗ってないのはこの路線だけ。
「いつか乗ろう」をまたひとつ消化しようというわけです。
ディーゼルSuica不可
JRで県唯一の非電化区間。1輛または2輛編成。
そしてICカードも使えません。
3駅以外は一番前のドアしか降車できません。
いい感じのローカル線です。
バーベキュー弁当
まずは始発駅の木更津へ。
懐かしい感じの駅舎が残っています。
ここで名物「バーベキュー弁当」(通称バー弁)を買います。
西口を出て徒歩1分にある「吟米亭浜屋」。
ご飯の上に豚肉とジャガイモと漬物。590円
甘いタレが食欲をそそります。
駅前のベンチで柔らかい日差しを浴びながら美味しくいただきました。
木更津→久留里
腹ごしらえを済ましていよいよ出発。
終点は上総亀山ですが途中の久留里行に乗ります。(理由は後述)
車輛は新しくて綺麗。
ディーゼルであること以外は都心の通勤電車とそれほど変わりません。
しかし沿線風景や駅はやはりローカル線です。
45分ほどで久留里に到着しました。
久留里駅と名水
沿線では一番大きな駅ですが、木造駅舎が期待通りです。
駅の近くに水汲み広場があって、名水を汲めます。
特大のペットボトルに10本以上汲んで、車で持ち帰る人が複数いました。
駅前の飲食店
水汲み広場の前に気になる建物が。
暗くて細い通路の先に飲食店があるようです。
入ってみるとラーメン屋さんにお客さんがいっぱいでご繁盛の様子。
混雑した店内での飲食は控えてるのでパスしました。
みゆき通り商店街という建物だったようですが、今は1店しか営業していないようでした。
駅前には他になんとタイ料理店がありました。
しかし「地域共通クーポンの受入は中止しています」との貼紙。
私はクーポン利用客ではありませんが、地域外からの人は歓迎されていないようでしたので入店は諦めました。
久留里街歩き
駅の周辺を散策します。
街道沿いには古い商店等が立ち並びます。
かき氷の店は、冬はさすがに野菜だけ販売してました。
「世界の旅…」の店は旅行代理店だったのでしょうか。
カフェでテイクアウト
旅館を改装したカフェがありました。
店内もおしゃれでしたが、他にお客さんがいらしたのでドリップコーヒーをテイクアウトにしました。
目の前で豆を挽いてドリップしてくれます。
お店の人が自分で試飲して味を確かめてから渡してくれました。
寒かったので温まりました。
残念ながらこの店は2020年末で閉店だそうです。
次の列車は4時間半後
久留里駅の時刻表をご覧ください。
久留里から先、終点の上総亀山行の下りは、8:14の次が13:53です。
その間なんと4時間39分。
ローカル線の旅をのんびり楽しもうと「行き当たりばったりでいいや」などと出掛けると、大変な目にあいます。
お気をつけください。
久留里→上総亀山
さて、1日8本しかない「久留里→上総亀山」間。
ますますローカル感が増します。
時速30-40kmでカーブやアップダウン、鉄橋やトンネル。
上総亀山駅
久留里から3駅18分間で到着。
車止がローカル線の終着駅の哀愁を感じさせます。
亀山ダム
風がなく、湖面に雲が映って綺麗でした。
亀山湖を一周
さらに1時間ほどでくるっと一周歩きました。
途中、猿が10匹ほど通りを横断して草むらに入って行きました。
子どももいたので大家族でしょうか。
数が多かったので少し怖かったですね。
赤い鳥居が見えてきました。
公園に不思議な形の石碑が。
説明がなかったのでわかりませんが、おそらく「穴から鳥居を覗け」ということかと。
帰りは高速バス
久留里線で戻ってもいいのですが、次の列車まで時間があるし、バスの方が早くて楽なので、帰りは「亀山・藤林大橋バス停」から高速バスを利用。
乗客4人で1時間半ほどで千葉駅に到着。(爆睡)
そこから電車で帰りました。
振り返り
気になっていた未乗車区間を乗り潰しました。
沿線は有名な観光地はありませんが、ローカルな雰囲気を楽しめました。
古い街並みや静かな湖畔をゆったり歩けて満足。
天気も穏やかでいい日帰り近郊散策になりました。
ああ楽しかった!
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