ハノイ→フエ
今日は鉄道で丸一日かけて移動しました。
朝6時発で夜8時着。14時間です。
どう考えても空路の方が効率的なのですが、鉄道に乗りたかったので。
夜行もありますが、車窓を楽しみたかったので敢えて昼便で。
早朝ハノイ駅へ
4:30にチェックアウト。さすがに通りは静かです。
GRAB(配車アプリ)で車を呼んでハノイ駅へ。240円
早朝なのに3分で来てくれました。
朝食はサークルKのサンドイッチとおにぎり。
駅の待合室のベンチで食べました。
おにぎりはシンガポールのセブンイレブンよりは美味しかったです。
フエに向けて出発
改札してホームに出ると、軍人さんの団体?が乗り込んでいました。
ホームも車両もいい感じに古いです。
定刻ピッタリに出発。
少し後ろに下がってから、ゆっくり動き始めました。
ソフトシート
席種は4つ。寝台のソフトとハード、座席のソフトとハード。
私はソフトシートにしました。2500円
長時間なので窓側ではなく通路側を選択。
隣はベトナム人のおばさんです。
翻訳アプリで会話を試みましたが、恥ずかしがってダメでした。
疾走
はじめはガタンゴトンとゆったり走ってましたが、市街地を抜けると本気出して、90kmくらいで疾走します。
警笛を頻繁に鳴らしながら、古い車体を大きく揺するので、脱線しないかとスリル満点です。
30分おきくらいに停車して、乗客が入れ換わります。
外国人も少しいますが、大きな荷物を持ったベトナム人がほとんどです。
風情ある車内販売
長距離列車なので、ワゴン販売がまわってきます。
麺類、お菓子、飲み物、とうもろこし、果物。
結構いろいろあります。
車内で弁当の予約注文を取って、先の駅で積み込んで配布する方式もやってました。
私はパン(美味しい)と魚肉ソーセージ(不味い)。
下の短い動画もご覧ください。
こんな旅がしたかった
リズミカルな揺れと線路の音、会話の大きな声、 警笛、流れていく景色。
旅情を感じます。
密林を速度を落として走っていると、テーマパークのアトラクションかと思ってしまいます。
私は本を読んだり音楽を聴いたりしません。
ボーッと車窓を眺めたり、乗客の人間観察をして過ごします。
気がつくとウトウトしていて、1時間くらい眠ったのに、景色は変わっていません。
こんな夢を子どもの頃に見たような気がして、不思議な気分になります。
これは現実なのか。
「ああ、私はこんな旅がしたかったんだ」と思いました。
フエのホームは大混雑
長時間の移動は不安でしたが、ゆったりと過ごしているうちに、普通に目的地に着いていました。
移動で一日潰しましたが、飽きることなく、困ったこともなく、これはこれでいい一日でした。
日が暮れてからは退屈でしたし、さすがにおしりが痛くなって、そろそろ限界でしたけど。
ベトナムの人が初対面同士でも、気軽に話をしていたのが印象的でした。
到着したフエのホームは乗り降りする人たちで大混雑。
「旅してる」って感じでした。
宿
宿は新市街の個室で1泊1100円。
値段相応かな。
(宿の詳細は後日書きます)
フエ料理に満足
夕食は「マダムトゥ」でフエ料理のセット(750円)。
上品な味で、4種類の料理を楽しめて、フルーツとドリンクもつきます。
満足。おすすめです。
GRABバイク60円!
夕食からホテルへの帰り道、バイクタクシー初体験しました。
ヘルメットかぶって夜の街を風を切って疾走。
少し怖かったですね。
何しろバイクに乗るの自体が初めてですから。
徒歩16分の距離で60円。
明日も使おうかな。
つづく
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