- 「首里劇場」はタイムスリップした別世界
- 昭和へようこそ
- ノスタルジーあふれる通路
- 昭和レトロを突き抜けた客席
- 「はじまり~、はじまり~」
- 「私は頑張りますよ」
- 「首里劇場」関連webサイト
- 1回行ってみて!
- 昭和の沖縄「栄町市場」
- コンビニで沖縄飯パート2
- 明日も那覇の街歩き
「首里劇場」はタイムスリップした別世界
2日目は午後から雨が降り始めました。
返還前の1951年に開館した映画館です。
とにかくスゴいです。昭和レトロを突き抜けてます。
まさにタイムスリップした別世界です。
昭和へようこそ
地図を見て現地にたどり着くと、歴史を感じる建物が目に飛び込んできました。
築70年以上なのでやはり傷みが目立ちます。
大きな掲示板には手書きの上映作品紹介が。
「昭和へようこそ」「昭和を旅しよう」
入口には味のある窓口と「上映時間」の黒板。
「入場料金500円」。名作がなんと1本500円で観られます。
もうこの入口だけで心が震えました。
ノスタルジーあふれる通路
恐る恐る中に入るとチャイムが鳴って館長さんが出てきてくださいました。
「まだ上映まで少し時間あるけど、雨だからその辺で待ってて」
客席後方の通路には、昔の劇場の写真、女優さんのポスター、取材を受けた雑誌記事、次回上映作品の手書き紹介ポスターなどが掲示されています。
館長さんに写真撮影とTwitter等への投稿を打診したところ、快くご了解いただけました。
昭和レトロを突き抜けた客席
上映時間が近づき、客席の暗い照明が点きました。
館長さんの「どうぞ中へ」で客席へ。
下の写真をご覧ください。
「昭和レトロを突き抜けて」「タイムスリップした別世界」と書いた意味がお分かりいただけると思います。
1階座席は211あり、思ったより広いです。
スクリーン上の刺繍の幕、ステージ左右の窓のような造作物、屋根を支える柱、扇風機、3種類混在する座席…。
事前にネットで写真を見ていましたが、実際に中に入ると別世界感が強いです。
「はじまり~、はじまり~」
天井や柱などに補修や補強が多く見られますが、映画鑑賞には影響ありません。
緑色のビニール製の椅子はかなり古いですが、問題なく座れました。
せっかくなのでこの椅子に座って映画を鑑賞しました。
館長さんの「はじまり~、はじまり~」で上映開始。
平日昼間ということもあり、お客さんは私ともう1人。
この日観たのは「カルメン」。いい映画でした。
「私は頑張りますよ」
帰りに出口で館長さんと少しお話できました。
「必ずまた来ますから頑張ってください」と伝えると「ええ、私は頑張りますよ」と応えてくださいました。
気をつけたいのはトイレです。かなり古いです。
バックパッカーの方などは慣れてるかもしれませんが、一般の人は抵抗あるかもしれません。
事前にすぐ近くの首里城や公園で済ませておくと安心です。
「首里劇場」関連webサイト
◆参考サイト(琉球新報)をご紹介します。
どんな歴史があるのか覗いてみてください。
◆沖縄「首里劇場」公式Twitter@shurigekijoはこちらです。
動画ツイートを見れば、館長さんの素敵なお人柄をおわかりいただけると思います。
1回行ってみて!
「首里劇場」は、今回の旅で一番行きたかった場所です。
これほどまでに時の流れを感じることができる、しかも現役の文化娯楽施設が他にあるでしょうか?
観光で沖縄に行く方は、首里城から徒歩5分で行けますので、是非訪れてみてほしい場所です。
雨の日にどうしようか困ったときに思い出してください。
沖縄在住の方は、上映作品は月替わりなので、毎月1回500円で楽しまれてはいかがでしょうか。
駐車場あり。公共交通機関ならバスで「首里城公園入口」下車が便利です。(ゆいレールだと首里駅or儀保駅)
1回行ってみて!
昭和の沖縄「栄町市場」
首里劇場を後にして、雨が降り続く夕方は「栄町市場」へ。
昔ながらの市場に小さめのお店が並んでいます。
食料品、衣料品、飲食店…。
昭和っぽくて沖縄らしい街でした。
ビニール製の屋根に傷みが目立ちますが、元気に営業してる店が結構ありました。
飲み屋さんが開く時間になると、また賑やかになりそうです。
いやあ、スゴいです。沖縄来てよかったです。
天気は悪いけど「首里劇場」「栄町市場」と有意義な一日を過ごしました。
コンビニで沖縄飯パート2
夕飯は「ゴーヤチャンプル丼」でした。
「いやそれ昨日でしょ?前の記事で読んだよ」って言われそうですが違うんです。
昨日も今日も、まさかの2日連続。
昨日は7-11で買ったんですが、今日ローソン行ったらここでも売ってたんですよ。
それで「よし食べ比べよう」と。どっちも美味でした。
明日も那覇の街歩き
明日も那覇を歩き倒します。
明日は天気もいいはず。
つづく。
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