- 特急「こうや」は時速30km
- 聖域と俗世の境界
- 雪の高野山ケーブルカー
- 手水が全面凍結
- 見応えある金剛峯寺
- 精進弁当と高野山SONG
- 厳かな奥の院
- 帰りは林の中を歩く
- 刈萱堂
- 乗り継いで和歌山駅へ
- 和歌山バスは「六」「九」
- 私に願いなど何もありません
- 急遽ノープランデー
特急「こうや」は時速30km
3日目は大阪から南海で高野山に向かいました。
珍しく有料特急を利用。750円で貴族になった気分です。
終点の1駅手前の橋本には意外と早く着きました。
でもここからの1駅が40分かかります。
山間部のカーブを時速30kmでゆっくり走り続けました。
聖域と俗世の境界
終点の極楽橋は「聖域と俗世の境界」と言われたそうです。
俗世側の天井にはカラフルな丸い絵が、聖域側の天井には赤と白の絵が描かれていて綺麗でした。
ホームも木造屋根と長椅子がいいです。
雪の高野山ケーブルカー
極楽橋駅でケーブルカーに乗り換えます。
登って行くと、上の方は雪がたくさん残ってました。
【動画】【高野山ケーブルカー】雪の残る中間地点ですれ違い
手水が全面凍結
ケーブルカー高野山駅を下りると路線バスが待っています。
まずバスで大門へ行き、続いて徒歩で壇上伽藍を見学しました。
根本大塔と金堂の「朱と茶」、御影堂の「金と茶」が鮮やかでした。
驚いたことに、手水が全面凍結してました。
見応えある金剛峯寺
中に入ると、たくさんある襖絵がどれも素晴らしくて見惚れてしまいました。(襖絵だけ撮影禁止)
廊下や庭を眺めながら進んで行くと、最後に広い台所がありました。
「煙抜き」「ネズミ落とし」や大きな釜などが興味深かったです。
大勢の人に食を提供する台所も修行の場所なんだな、と感じました。
小学生の頃「比叡山延暦寺、高野山金剛峰寺」と覚えたあの場所に来たんだなあ、と思いました。
見応えがあって、じっくり見せていただきました。
あと「こうやくん」かわいい。
精進弁当と高野山SONG
お昼は「中央食堂さんぼう」で精進花籠弁当2,300円。
お客さん少なかったので、今回初の店内飲食です。
ずっとコンビニ飯だったので、美味しくいただきました。
BGMが高野山のことを英語で歌った曲で不思議でした。
「♬If you go to KOYASAN, you will understand what you are. しきそくぜーくう くうそくぜーしき♬」って感じ(うろ覚え)
しかもループ。
厳かな奥の院
バスを途中の一の橋で降りて、参道を歩いて行きたかったのですが、雪道が心配だったので、奥の院により近い終点までバスで行ってから歩きました。
御廟への道の両脇には無数の墓石と大木が立ち並び、厳かな空気が流れます。
歴史上の人物の墓や、戦争犠牲者の慰霊碑、企業の墓石など様々です。
御廟の近くは撮影禁止でした。
帰りは林の中を歩く
雪は多く残っていましたが、参道は雪かきされていたので、復路は一の橋まで歩くことにしました。(約40分)
こちらの道にも延々と墓石等が立ち並んでいました。
一部は雪道になっていましたが、歩くには問題ありませんでした。
刈萱堂
帰りに「刈萱堂」という場所に立ち寄りました。
なにやら悲劇の物語で知られているとのことです。
乗り継いで和歌山駅へ
静かにいい参拝ができました。
帰りはバス→ケーブルカー→南海→JRと乗り継いで和歌山駅へ。
ケーブルカーの駅からはいい眺めが見られました。
帰りの南海は特急ではなく各駅停車だったので、行き違いの停車が多くあって、むしろ楽しかったです。
和歌山バスは「六」「九」
和歌山駅からバスで宿に向かいます。
前方の料金表が「六」「九」。
あれですよね、きっと整理券が6と9を区別するために漢字なんでしょうね。
下にバーを書く方式よりわかりやすくていいですね。
16はそのままでしょうか。91と間違えることはないでしょうから。
私に願いなど何もありません
どことは言いませんが、この日訪れた宗教施設での出来事。
宗「初めて?うちはご利益あるよ」
私「はあ…」
宗「これだけは聞いて!ローソクに名前と住所書いて奉納して!1000円!」
私「いえ、結構です(なにその言い方?!)」
宗「あそ」
私(帰る前に手を合わせておこう)
宗「願いごとならローソクの方が叶うよ」
私「私に願いなど何もありません。ご挨拶しただけです。失礼します。」
ネットで検索したら似たエピソードがいくつかヒットしました。
どことは言いません。
急遽ノープランデー
翌日は予定を大幅に変更することになりました。
ノープランのバタバタを楽しみます。
つづく。
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