- 旧市街の外を散策
- 部屋でのんびり
- シャウエンの宿
- 青いバスステーションで昼食
- 「タンジェ⇔フェズ」
- 最前席ならではの楽しみ
- 飽きない4時間半
- フェズは大都市
- 50DH?20DH?
- 勝手に案内する詐欺?
- クッキー美味しかったよ
- 怪しげなサンドイッチ
- 夕飯は猫と一緒
- ナッツ売りおじさん
- 旅っていいですね
- 明日は街歩き
旧市街の外を散策
アザーンとコケコッコーで目覚める朝。
今日は午後から「シャウエン→フェズ」の移動なので、午前中に少しだけ近所を散策します。
旧市街から裏手の門を出て外の街を歩いてみます。
普通の商店や住宅が並びますが、やはり建物の多くは青いですね。
路上の店で売ってたマフィンをバス車内で食べる用に買います。2DH≒30円。



部屋でのんびり
宿に帰って出発までしばらくのんびり過ごします。
窓から陽が入って気持ちいい。

シャウエンの宿
AYMANE ROOFTOP。
旧市街の中、個室、専用バスルーム、エアコンなし、朝食なしで3,300円/泊。
設備はやや古いけど大丈夫。場所はわかりにくいけど看板出てて大丈夫。
スタッフ親切。WiFi強くて速い。ルーフトップも十分。
価格相応かな。特にお勧めはしませんけど。




青いバスステーションで昼食
午後出発のバスでフェズに向かいます。
プチタクシーで早目にバスステーションへ。
ここの建物も青いですね。
荷物チケットを5DHで購入して準備万端。
カフェでお昼ご飯にします。
ハムチーズサンドとコーヒーで20DH≒300円。
バスが来るのを待ちます。




「タンジェ⇔フェズ」
危うく別のバスに乗るところでした。
出発時刻の少し前に「タンジェ⇔フェズ」と表示されたバスが来ました。
これだ!と思って荷物を預けようとすると周りの荷物のタグが違います。
「フェス?フェス?」と尋ねたら「ノーフェス、タンジェ」って言われてバスが違うことに気づきました。
間もなく「タンジェ⇔フェズ」のバスがもう一台来ました。こちらが正解。
道路のこちら側とあちら側なら一目瞭然ですが、道路から入ったターミナルに同じ表示のバスが2台来ると、どちら行きか行きかわかんないんですよね。
やっぱり行き先確認は大事ですね。


最前席ならではの楽しみ
この区間も最前席を予約済。
バスの車窓は変化があって楽しかったです。
北海道のような広々とした景色、菜の花や赤白の花。
追い越しバトルや警察の速度取締りなど最前席ならではの楽しみも。




飽きない4時間半
所要時間は4時間半。
長いなと思ってましたが、快適な車内で途中休憩もちゃんとあり、飽きずに楽しい移動でした。



フェズは大都市
バスがフェズに近づくと交通量が増えます。
フェズは想像してたより大きな都市でした。
バスステーションも立派です。



50DH?20DH?
待ち構えてたタクシーの勧誘は50DH≒750円というので「20DHって聞いたよ」というと知らんぷり。
(俺は事情を知らないヤツにタクシーまで連れてってやって30DHいただくことで生活してるんだ。相場知ってるヤツは黙って自分でタクシーんとこ行けよ。俺は忙しいんだ。)ってことでしょう。
お仕事の邪魔しちゃいけないので外に出てドライバーに聞くと「20DHだよ」と。
無事に旧市街のブルーゲートに着きました。



勝手に案内する詐欺?
宿近くでタクシー降りた途端「案内するよ」と若者に話しかけられます。
来たな、勝手に案内して金を要求するヤツだ。
フェズで一番多いトラブルとしてあちこちで読んでいたので「案内不要です」と断ります。
でも宿が見つからない。近所の駄菓子屋のおじさんに尋ねてもわかりません。
口コミにも「とてもわかりにくい」と書いてあった宿です。
「メッセージ送ってブルーゲートまで迎えに来てもらうか」と思ったところへ再び彼が登場。
改めて案内を頼むと「その宿は知り合いだから」とすぐ連れて行ってくれました。
「ありがとう。いくら?」と尋ねると「お金は要らない。ただ困ってる人を助けたかっただけだ」と。
「疑って悪かった。助かったよ。これ日本のお菓子」とカントリーマアムを渡しました。

クッキー美味しかったよ
宿で少し休んで出掛けるとブルーゲートの近くで彼に会いました。
「さっきはごめんなさい。声掛けて金を要求する人が多いって聞いてたから。」と言うと、「クッキー美味しかったよ」と笑顔で握手。
いい人もいれば悪い人もいる。それだけですね。

怪しげなサンドイッチ
まだ明るいけど時間的にはもう夜。
お腹が空いたので取り敢えず食べ物を探します。
旧市街に入って間もなくの場所で「サンドイッチ15DH」の貼り紙を見て購入。
パンに小間切れ肉を挟んだヤツですね。
ちょっと怪しげな肉で時間も経ってるかも。
これでお腹壊さなきゃ私もなかなかだな。(大丈夫でした)


夕飯は猫と一緒
ブルーゲート前の広場のベンチで食べてると猫が寄ってきます。
欲しがるわけでもないので普通に食べ続けてると、そのうち横にピッタリくっついてきます。かわいい。
その様子を通りがかりの観光客が見て微笑むのに肩をすくめてみせる私。
間もなく日没の19:30。ここは母国から1万2千kmの地。



ナッツ売りおじさん
サンドイッチ食べ終わるとナッツ売りのおじさん登場。(撮影投稿OK)
さっき街ですれ違ったので、2度目の売り込みを受けて立ちます。
3つで20DH→3つも要らないよ→じゃあ2つで10DH→まあいいやそれで。
近くの店でお菓子と水を買って宿に帰ります。


旅っていいですね
宿のルーフトップでナッツとお菓子を食べます。
移動だけのはずが今日もいろいろありました。
旅っていいですね。


明日は街歩き
フェズを歩き倒します!つづく。
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