世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【初めまして】自己紹介と目次(固定記事)

【初めてご訪問いただいた皆様へ】

はじめまして、こんにちは。

旅ブログ「世界の街シンプル一人旅」へようこそ。

画像が多めのブログですので、写真だけでも眺めていただけると嬉しいです。

こちらに自己紹介と目次などを記載します。

ご興味のある記事を覗いていただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

【自己紹介】

◆「旅ブログ」と「短い動画」やってます。

◆早期退職して世界一人旅。飾らず自分らしいシンプルな旅。「知らない街を歩くこと」を楽しんでいます。

◆2019年秋から旅中心の生活を始めました。ベトナム・タイ・インドを訪問後にコロナ渦に。状況を見ながら国内を旅してましたが、2022年秋に海外旅復帰しました。

◆海外渡航経験は、31回・37ヶ国(地域)。まだまだこれからです。バックパッカーではありませんが、比較的エコノミーな旅が多いです。

◆どうぞよろしくお願いいたします。

 

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【最近の旅】

2023年3月、バルカン半島(24日間)の一人旅です。

3週間で10ヶ国。よく移動しよく歩きました。

旧市街、トラム、長距離バス鉄道、陸路越境、安宿、そして地元の人とのふれあいを楽しんだ旅になりました。

 

【おすすめのシリーズ】

2020年2月のインド旅が一番印象に残っています。

よろしかったらこちらのシリーズもどうぞ。

 

【目次】

  

【主なカテゴリー】

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【上海香港9】中国入国「トランジットビザ免除制度」メモ

 

※以下の内容は2024/3の私のケースであって、時期や係官やケースによって対応は異なる可能性がありますので、参考程度としてご自身で準備対応をお願いします。

※中国の空港で不用意に写真を撮って誤解されないことを優先したので、画像は最低限のものしかありません。

※この記事の主な目的は自分自身の旅の記録と自己満足であり、有益な情報提供ではないため、内容の質や正確性に不十分な点があってもご容赦ください。

 

「トランジットビザ免除制度」を利用

2024年3月に「成田→上海→香港→成田」の旅をしました。その際、中国への入国に「トランジットビザ免除制度」を利用しました。

現時点では日本人の中国入国には基本的にビザが必要です。

しかし入国後に第三国に出国する場合はビザの取得を免除される制度があります。(諸条件あり)

当初はノービザ解禁を待って中国へ渡航しようと思っていましたが、解禁時期が不透明なのでこの制度を利用することにしました。

「久しぶりに中国に行きたい」→「上海へ行こう」→「第三国をどこにするか」→「航空券が安い香港にしよう」という流れで「日本→中国本土→香港→日本」の旅程を決めました。

 

情報収集と不安感

この制度は裏技ではなく当局が発表している公式の入国手段です。

しかしながら一般の旅行者はあまり利用しないため情報が少ないです。

webで調べても記載は少なく、YouTubeには複数の動画が投稿されていますが、内容に違いがあります。

運用も少しずつ変化していたり、ケースバイケースの側面もあるようです。

自分なりに分析して必要書類と念のため持っていく物を検討したうえで出発しました。

「一定の準備はしたからたぶん大丈夫、でも何が起こるかわからない国だから…」という不安感と緊張感で成田に向かいました。

 

成田でのチェックイン

最初の関門は中国入国審査でも日本出国手続きでもなく、成田での航空会社のチェックインです。

航空会社は渡航先での入国に必要な書類を確認できないと飛行機に乗せてくれません。

現在中国入国には基本的にビザが必要なので、パスポートを見せると「ビザはありますか?」と尋ねられました。

事前に考えていた通り次のように説明します。(もちろん日本語です)

①中国国家移民管理局のwebサイトの資料(日本語版)を見せて「この制度を利用します」と伝える(念のためJETROの資料も持って行った)

②「成田→上海、上海→香港の航空券(日本語版)」「上海の宿泊予約確認書(日本語版)」を提示

スタッフはこの制度を知らない様子で、PCで調べ始めました。

しばらく調べた後、他のスタッフと話しています。

カウンターに戻ってきて再度PCで確認作業。

その上で「144時間滞在できる制度で3日半滞在するということですね?」と尋ねられたので「その通りです」と答えます。

「すみません、要件がたくさんあるので全部確認していて時間がかかってしまいました」と言いながら搭乗券を渡されました。

「ご面倒をおかけしました」とお礼を言って完了。所要時間は15分でした。

制度を把握していなかったものの、要件をきちんと確認した上で搭乗券を発行してくれて感謝です。

 

日本出国

自動ゲートで通常通り出国

 

中国入国

①通常の入国カード(不要)

入国したのは上海浦東国際空港です。

通常の到着ルートで歩いて行くと、左に入国カード記入場所、右に外国人指紋登録機が並んでいる場所に着きます。

入国カードは通常の様式とは異なるトランジット専用のカードを記入する必要があるため、ここでは記入しません。

 

②指紋登録

指紋登録は「ここでは登録不要」という情報と「ここで登録した」という情報があって迷ったのですが、私はここで登録しました。

紙が出てくるので入国審査で提出します。

私の推測ですが、ここで登録すればそのデータを入国審査で使用するし、登録しなければ入国審査の際に登録作業を行うことになるので、どちらでもよいのではないかと思います。

私は入国審査の際に片手だけ登録作業をした後、反対の手はしませんでした。恐らく片手を終えたところで既に登録済みだったことに係官が気づいて中断したのではないかと思っています。(推測です)

 

③専用の入国カード

イミグレに進むと中国人は右へ、外国人は左へと別れます。

事前情報では一番左奥にトランジット専用の入国カード記入場所があると聞いていたのですが(私の勘違いかも知れません)、奥の方に人の気配はありませんし、専用のレーンもありませんでした。

近くのスタッフに「144時間トランジットビザフリーで入国したいのですが」と英語で尋ねると無言で後方を指で示されました。

その方向に行って別のスタッフに再度尋ねると、近くにあった専用の入国カードを渡されて「そこの記入台で書きなさい」と言われました。

「記入後は通常の外国人レーンに並べばいいのですか?」と尋ねると「そうだ」と。

これは深夜2:00頃到着だったためで、昼間は別のレーンができるのかも知れません。(推測です)

 

④入国審査

・専用の入国カードを記入したら一般の外国人と同じ列に並んで順番が来たら進みます。

・パスポート、入国カード、指紋登録の紙、「成田→上海、上海→香港(英語版+中国語版)」の航空券を提示します。

・係官の方から「トランジットビザフリーを使うのだな?」と言われ「はい」と答えます。「どこからきてどこへ行くのか?」との質問に「東京から上海に来て3泊してその後香港へ向かいます」と答えます。この係官は制度をよく理解している様子でした。

・前述の通り指紋を取りかけて途中で中止。

・入国審査のブースの後方を指差し「7分間そこで待ちなさい」と言われます。

・待機している間に次の人も同様の対応で私の近くに来ました。この方も日本人で同じ制度利用でした。

・別の係官が先ほどの係官からパスポートと書類を受け取ってこちらにやってきます。彼女は「上海だけ?」と尋ね「上海だけです」と答えました。(この制度を利用する場合は滞在できるエリアが限られているため、その要件を満たしているか確認したもの)

・係官は別室へ行き数分で戻ってきました。パスポートと出国カード(入国カードの半券)を渡され、「このカードは出国時に必要なのでなくさないように」と言われました。パスポートにシールが貼られていることを確認して、お礼を言ってバゲージクケームへ向かいました。

・宿泊予約確認書は手元に用意していましたが求められませんでした。(係官によると思います)

・中国入国経験がある場合、過去のパスポートを出せと言われた事例を聞いていたので、付箋をつけて3冊持って行き手元に用意していましたが求められませんでした。(ケースによるかもしれません)

・やりとりは全て英語です。

・1:20に降機してイミグレ通過は2:20でした。


中国出国

・航空会社のチェックインは通常通り。(行き先の香港入国に必要な書類はパスポートだけなので当然)

・イミグレでパスポート、搭乗券、出国カード(入国カードの半券)を提示。

・「トランジットビザフリーを利用したのだな。どこから来てどこへ行くのか?」と尋ねられ、「東京から来て、今日これから香港へ向かいます」と答えて手続きが完了しました。

 

香港入国、香港出国、日本入国

「トランジットビザ免除制度」に関する手続きはなく通常と同様

 

用意した書類

今回私が用意した書類は次の通りです。

・パスポート

・「成田→上海、上海→香港」の航空券(Trip.comの日本語版・英語版・中国語版)

・上海の宿の宿泊予約確認書(Booking.comの中国語版)

・中国国家移民管理局のwebサイトの制度に関するページのコピー(日本語版・中国語版)

JETROのwebサイトの制度に関するページのコピー(日本語版)

・過去のパスポート(最初に中国に入国した時以降の全てのパスポート、中国出入国のページに付箋)

 

ポイント

・大きな関門は、①「中国へ向かう飛行機のチェックインカウンター」と②「中国の入国審査」です。

・②は「中国に立ち寄って第三国へ抜ける」「決められた期間とエリアのみに滞在する」という意志と証拠をきちんと提示することが全てです。中国着と中国発の航空券と中国の宿の宿泊予約確認書が重要です。中国の係官は既にそれなりの件数を対応しているので制度を全く知らない係官は少ないと思われます。

・むしろネックは①だと思います。制度を知らないスタッフがいまだに多いと思われ、確認に時間を要したり最悪の場合は書類不備と思われて搭乗拒否の懸念もあります。中国当局が認めた制度で全ての要件を満たしており書類も揃っていることを説明して理解してもらう必要があります。

・そういう意味で、私は「日本→中国→第三国→日本」のルートにしました。日本の空港で日本語で①ができるからです。第三国で英語でこれをするのはハードルが上がりますので。

・いろいろ要件があるので、きちんと理解して慎重に準備する必要があります。

 

所感

・久しぶりに不安感と緊張感のある経験でした。

・ポイントはシンプルで用意する書類も難しいものはありません。

・しかし要件がそれなりに多いので読み落としや解釈間違いがないか、そして制度や運用が変わっていないかが心配でした。

・中国のビザなし解禁はまだ時間がかかるかもしれませんね。(不透明)

・一時期よりは普通のビザも取りやすくなったので、普通にビザを取るという選択肢もありかもしれません。

・調べて準備して実行する過程は謎解きのようで楽しかったです。

・私は一度経験できたので、またこの制度を利用するかもしれません。

 

※これで今回の「上海香港旅」のシリーズ記事を終了します。

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【この他の海外旅の記事】↓

 

【上海香港8】旅の余談

 

※今回の「上海香港旅」の余談を少々書かせていただきます

 

今回の旅の費用を公開

【5泊8日】

・航空券 約58,000円

・宿 約49,000円

・その他 約31,000円

◆合計 約138,000円

※空路は成田→上海(ジェットスター)、上海→香港(吉祥)、香港→ソウル→成田(Tway)

※宿は約9,800円/泊

※その他には、陸路交通、食事、入場料、土産等全て含む

※香港高いなあ

 

日本人旅行者

上海では日本人にほとんど会いませんでした。

その他の外国人は豫園とかにはいましたけど多くはない。

香港では日本人も結構いました。

食堂で相席になったし、メトロや重慶大廈でも日本語が聞こえてきました。

コロナ前に比べればだいぶ少ないと思いますけど。

 

案内板など

【左】そこらじゅう地滑りが発生するので怖かったです(上海・香港)

【右】友情の証を見せてみろ!(上海)

 

【左】文明への飛躍が潔いですね(上海)

【右】これって舞台ですよね(香港)

 

【左】上海メトロ路線図(上海)

【右】エスカレーター利用の注意事項(上海)

 

ちびまる子ちゃんのマナー広告(香港)

 

アリペイアプリさえあれば

上海での支払いはアリペイアプリでほぼ全てできました。

現金も200元だけ持っていきましたが、地下鉄3日券を買う時しか使いませんでした。

地下鉄はアプリの設定ができればアリペイでも乗れるようですが、アプリ起動してQR読ませるより1日券or3日券をタッチするほうが簡単かと思います。

 

楽天モバイルと高徳地図

上海での通信は、楽天モバイルローミングで無問題でした。

空港や宿のWiFiではいつものアプリが使えないので楽天の通信量が嵩みましたけど。

地図アプリの高徳は優秀ですね。

ルート検索も時刻表も正確だし、痒いところに手が届くとても使いやすいアプリでした。

 

漢字圏の強みを発揮!

海浦東空港へ向かうメトロでのエピソードです。

何気なく車内の案内テロップを見ていたら気になる文字列が。

よくわからないけど乗換に関することらしい。

行き先を見ると空港ではなく途中駅。

漢字のみの文字列から何となく「終点まで乗ると乗換えが違うホームだから、その前の駅で降りて後続の電車に乗り換えてね」ってことらしいとわかりました。

ちなみにこの内容に関しては英語のアナウンスとテロップはなし。

果たして1つ前の駅で降りると、ホームには同様の乗客が何人かいました。

次の電車が空港行なのを確認して乗車しました。

漢字圏の強みを感じた出来事でした。

 

漢字だけの表記でこの複雑な内容がよくわかったなと我ながら思います。

恐らく、①乗っている電車が途中駅までなので乗換方法が気になっていた、②乗り物好きで乗換のホーム違いという事象があり得ることを知っていた、ということもあろうかと。

言語ってそういうものですよね。

 

静かな上海の道路

上海に久しぶりに来て一番驚いたのは、通りの車の音が静かだということです。

バイクがほぼ全て電動。新しい車が多い。バスも電動かハイブリッド。そしてめったにクラクションを鳴らさない。

他のアジアの都市とはだいぶ違います。

特に電動バイクは音が全くしないので背後から近づいても気づきません。慣れるまで注意が必要だと思いました。

交通量があまり多くありませんが、短い動画(18秒)を貼っておきます。

【動画】【上海】驚くほど音が静かな道路

 

上海は治安が改善した?

20年前の上海は豫園でスリにあったし、南京路歩行街で怪しい二人組に囲まれたし、緊張していた記憶があります。

でも今回は普通に往来する人ばかりで、悪意で狙っている人は見かけませんでした。

たまたまかも知れませんが、治安が改善した気がします。公安の人は多数いました。

 

セブンイレブンのシャッター

えっ!?セブンイレブンってもしかして7:00-11:00だったの?

香港の宿の近くのセブンイレブンです。

深夜に行ったらシャッターが閉まってました。繁華街なんですけどね。

近くの他の店舗に行ったら営業していたので「香港は24時間営業ではない」というわけではなさそうです。

店によるのか、たまたま臨時休業だったのか。

セブンイレブンのシャッター見るのって珍しい経験ですよね。

 

お腹の調子

だいたいいつもそうなんですけど、海外渡航中の方がお腹の調子がいいです。

そして帰国するとすぐお腹壊すことが多い。

一体全体どゆことなのでしょうか。

 

次回

最後の記事は「中国トランジットビザ免除制度」についてです。

つづく

 

【次の記事】↓

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【この他の海外旅の記事】↓

 

【上海香港7】ソウル乗継もアトラクション

 

Tway深夜便ソウル経由

さて帰ります。

復路は「香港→ソウル→成田」、Twayの深夜便ソウル経由です。安かったので。

香港2:30発なので、香港を一日歩いた後の夜、空港バスで香港空港へ向かいます。

※写真はバスから見た夜の高層住宅群。

 

しれっと1時間遅延

3時間前にカウンターでチェックイン。

カウンターを離れてから搭乗券を見ると「3:30出発」になっています。

えっ?って思って案内表示を見ると1時間遅延になってました。

私もちゃんと確認しなきゃいけませんね。

でも遅延に一切触れずにしれっとチェックイン手続きする方もいかがなものでしょうか。

 

深夜の空港を探検

とはいえ急ぐ旅でもないので、空港での時間を楽しみます。

マックで夕飯を食べてから出国手続きして、制限エリアを探検します。

なにしろゲートが決まってないので、あてもなくウロウロ。

既に午前0時を回ったのでほとんどの店は閉まっています。

土産物店は高級チョコレートの店1店のみ。

飲食店は数件が24時間営業してました。

食べ物は2,000円くらい、コーヒーは1,000円くらいしますけど。

こういう時にラウンジ使うといいんでしょうけど、このウロウロが結構楽しいんですよね。

 

乗り継ぎリアルタイムアタック

結局ソウル到着は2時間遅れ。

ソウル仁川空港での乗り継ぎは初めてです。

結構歩いてシャトルトレインに乗ってから、保安検査を通って更にそこそこ歩きます。

元々は乗継3時間40分で余裕のはずが、搭乗開始の20分前にゲートに着きました。

焦りはしないけど余裕はありませんでした。

リアルタイムアタックのアトラクションを楽しみました。ふぅ。

 

Tway航空

Twayの機内は新しく接客も柔らかくて、LCCにしては印象よかったです。

10:20ソウル発、12:45成田着で無事帰国しました。

 

長く感じた1週間

近場の2都市周遊。1週間ですが長く感じました。

中国入国から始まって、懐かしい場所を再訪したり、いつかやろうと思っていたことを実現したり。

初訪問の場所とは違った楽しみ方ができました。

 

古き良き旅の記憶とのギャップ

上海も香港も数回目の訪問なので、古き良き旅の記憶とのギャップを感じました。

豫園の隣の住宅街、ネイザンロードの頭上の看板…。

住んでる人にとっては安全で豊かになるのはよいことですね。

この2都市は今後もいろいろ変わっていくでしょう。旅人は見守るしかありません。

 

往復とも深夜便の機中泊

今回の旅は5泊8日。つまり行きも帰りも深夜便の機中泊でした。しかも帰りは乗継便。

我ながら年齢の割には元気だと思います。

もちろん前後が仕事だったら無理ですね。お気楽老人だからできることです。

 

大成功!

今回の旅は、

①中国に入国できるか
重慶大廈の安宿にチェックインできるか
トコジラミに刺されないか

以上3点が心配でした。

これら全てをクリアできたので大成功!

おつきあいありがとうございました。ああ楽しかった!

 

あと2本記事を投稿予定

この後、「旅の余談」と「中国トランジットビザ免除制度」の記事を投稿します。

もうちょっとつづく。

 

【次の記事】↓

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【この他の海外旅の記事】↓

 

【上海香港6】香港の庶民生活の歴史に触れる

 

「麥文記麵家」海老ワンタン麺

香港の実質最終日です。

疲れが溜まってきたのでお昼まで宿の部屋で休養。

ゆっくり出掛けて「麥文記麵家」へ。

開店10分前に行ったら店内に座って待たせてくれました。

開店後すぐ満席になったので早めに来て正解。

去年と同じく海老ワンタン麺を注文。旨し。$45≒900円。

相席になったのは偶然にも日本人3人グループ。

駐在員の妻のブログを読んできたとか話してました。

 

昼間の廟街など

食後に佐敦あたりの街をぶらぶら。香港の風景ですね。

まだ静かな廟街を歩きました。

 

メイホーハウスライフミュージアム

続いて「メイホーハウスライフミュージアム」へ。

旅系ユーチューバー無職旅さんの動画を見て訪れました。

香港と言えば集合住宅。

その香港最古の団地が博物館になってます。

1フロアー目は昔の香港の街の様子が再現されていました。

公園の遊具は日本とほぼ同じ。どこが発祥なんでしょう。

 

1950年代の香港の団地生活

2フロアー目は昔の団地内の再現。

1950年代と1970年代が比較されてます。

狭い空間を利用するロフトのような構造とか、共同のトイレとか、台所とか。

日本の団地ともまた一段階違う、なかなか凄い世界を垣間見れました。

メトロ深水埗駅から近くて無料。

香港の庶民生活の歴史に触れられる施設です。オススメです。

 

丘から団地を眺める

裏の丘が遊歩道になっていて、丘から団地が眺められるようなので行ってみます。

そこそこキツイ坂を登るとだんだん視界が開けてきます。

新旧高低の様々な集合住宅が建っていて、香港っぽい眺めでした。

 

カニパンとエッグタルト

丘を降りてメトロの駅に向かいます。

深水埗駅の周辺も小さな商店が建ち並んで好きな街並みです。

ベンチに座って宿の近くで買ったパンを食べます。

カニの形のパンにはカニカマが入ってます。

小さいエッグタルトが美味い!3つで$33≒660円

 

旺角あたり

旺角あたりも少し歩いてみます。

薬屋さんが多いんですかね。

ミニバスのターミナルがあって、なかなかの迫力でした。

 

トラムもVISAタッチ

乗り物好きなので、香港に来たらトラムに乗らずにいられません。

トラムもVISAタッチ対応になってました。

古くてガタゴト走るトラムと新しい設備のギャップに萌えます。

 

もしやアヒルの卵?

湾仔の海岸に出たら不思議な光景でした。無数の白い卵…。

昨年訪れたときは巨大なアヒルがいましたが、今年アヒルはいません。

調べてないけどもしかしてあのアヒルの卵?

そして深いモヤで高層ビルは上の方が見えません。

これはこれで珍しい光景が見られてよかったです。

でも今回はヴィクトリアピークは諦めだなあ。

 

モヤの中のスターフェリー

スターフェリーも乗らねば帰れません。

モヤの中のフェリーもいつもと違って得した気分です。

船内は相変わらず趣がありますね。

 

気になる店

最後に夜の廟街を少しだけ散策します。

最後の写真の店が、去年来た時も気になってたんですが、勇気がなくて入れません。

次回は必ず…とか言ってると閉店したりするんですよね。

 

ネイザンロードのネオン看板

昔は頭上に無数のネオン看板がせり出していて、オープントップバスで迫力を感じたものです。

その看板は現在は撤去されています。素人目に見ても危険だったので当然のことでしょうけど、無責任な旅人としては残念です。

短い動画(約1分)も撮りましたのでご覧ください。

【動画】【香港】夜のネイザンロード交差点(油麻地)

 

この後、深夜便で帰国

今日も香港らしい街歩きができました。

この後、深夜便で帰国します。

つづく。

 

【次の記事】↓

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【この他の海外旅の記事】↓

 

【上海香港5】港町、アートな街、海老ワンタン麺…

 

朝コインランドリー

香港の実質初日はコインランドリーから。 

今回の旅は洗濯1回。朝の空いてる時間に街のコインランドリーへ行きます。

洗濯+乾燥で$58≒1,160円!香港の物価よ。

でもホテルのランドリーサービスより安いし、手洗いの手間は省けるし、香港はあちこちにコインランドリーがあってオクトパスカードが使えるので便利です。

 

チープな朝食バンザイ

乾燥してる間に近くの店で朝食。

テキトーに安そうな店に入ってみます。

「モーニングセットA」。マカロニとハムと青菜の汁物、目玉焼、ソーセージ、バター塗ったパン。$39≒780円。

チープな味で安心感。

 

重慶大廈で両替

重慶大廈に戻って両替します。

地上階には両替商が多数。空港よりだいぶレートがいいです。

手数料がない店のレートを比べれば簡単だし、客が多い店ならおかしな紙幣が混ざることも少ないかと。

中国元の残りと日本円を少々両替しました。

 

まだオクトパスカードが主流

香港は現金やクレカも使えますが、普通の店でもオクトパスカードでの支払いが主流なので、現金両替してオクトパスカードにアドオン(チャージ)が一番楽な気がします。

小さな商店ではクレカは歓迎されませんし、機械の処理も遅いです。

香港のメトロやトラム等はVISAタッチが使えるようになりました。

ただしメトロの新型改札機は数が少なく、駅によっては探さないといけない状態。

これから増えるんでしょうけど、今はまだオクトパスカードの方が便利です。

2024年3月現在はオクトパスカードが最適解のようでした。

 

香港2泊目の宿

重慶大廈の独房宿は1泊だけで、少しまともな宿「シルカシービューホテル」に移ります。

古さを感じる中級ホテルですが広く感じます。

リノベーション工事中らしく竹の足場を間近で見れてむしろ嬉しい。

これで1泊11,000円。香港はやっぱり高いなあ。

 

港町アバディーン

宿に荷物を置いて改めて出掛けます。

今日は「深夜特急」にも登場したアバディーン(香港仔)に行ってみます。

メトロ紅磡駅から170か107のバスに乗り、トンネルをくぐって香港島南部へ。

意外と近かったです。

 

大型集合住宅と丸っこい船

大型集合住宅と丸っこい船が不思議な組合せの風景ですね。

魚市場など素朴な感じも残ってます。

最後の写真はかつて水上レストラン「ジャンボ」に行く船が発着した場所とのこと。

昔行ったけどここから乗ったのか覚えてません。

 

素朴な渡し船

渡し船に乗ってみます。$2.5≒50円。

こんなに素朴な船なのにオクトパスカードで乗れます。

対岸の鴨脷洲の公園をぶらぶら歩いてメトロ利東駅へ。

この駅前は日本の商店街みたいで親しみを感じる街でした。

 

【動画】【香港】素朴な渡し船アバディーン 香港仔)

渡し船の短い動画も撮りましたので、是非ご覧ください。

 

アートな坂の街並み

メトロで中環に戻ります。

ポッティンジャー ストリート(石畳坂)、大館、Graham Street Muralなど、アートな坂の街並みをぶらぶら歩きます。

 

香港らしい街歩き

昔ながらの露店もたくさんあって、香港らしい街歩きができました。満足です。

坂が多いのでちょっと疲れたかな。エスカレーターを上手く活用すべきでした。

 

「池記」海老ワンタン麺!

昨年も来ましたがまた来ちゃいました。やっぱり美味い!

細くて弾力ある香港麺!プリップリの海老!上品なスープ!

あれから日本でこの味を探したのですが全て別物。

やはり香港に来なきゃダメですね。

ドリンク付で$67≒1,340円。

ワンタンは底に沈んでますが、今回は見えるように麺をどかして写真撮りました。

 

濃霧のフェリー乗り場

そのままフェリー乗り場まで散歩します。

この日は濃霧で山の上が見えません。

昨年はビクトリアピークに昼行ったので今回は夜行こうと思ったけど、日を改めることにしました。

 

ホンダホンダホンダホンダ♫

香港芸術館の前にあった作品です。

みんなこの作品の中に混ざって写真撮ってました。

これを見て私か思い出したのは「ホンダホンダホンダホンダ♫」

このCM知ってる人いますか~?

 

カジュアルな点心の店

点心の店に入ってみます。

メトロ柯士甸駅すぐの「點點心」。

カジュアルな雰囲気で、お茶はポットに入ってる物で$6≒120円。

3種頼んで$94≒1,880円(お茶含む)。

年寄り一人はこれでお腹いっぱいです。

 

夜の屋台街

この日最後は宿の近くを散策。

夜の屋台街は活気ありますね。

ザ香港って感じでした。

 

最終日も街歩き

港町、アートな街、露店街、コインランドリー、海老ワンタン麺、点心、チープな朝食…。

今日はいろんな香港を楽しみました。

明日は実質最終日です。まだまだ街を歩きますよ!

つづく。

 

【次の記事】↓

 

【この旅の最初の記事】↓

 

【この他の海外旅の記事】↓

 

【上海香港4】期待と不安の重慶大廈の安宿!

 

上海の宿

上海の宿は「カンパニール上海自然博物館ホテル」。

私にしてはちゃんとした宿を予約しました。

広すぎて落ち着きませんね。

設備やサービスは普通。最寄り駅から徒歩10分。

大きな問題はなく全体として価格相応に満足です。

朝食付で1泊約9,000円。

 

宿の朝食

上海の宿は朝食付にしました。

ビュッフェ方式で中華中心と洋食中心の日に分けて楽しませていただきました。

茹でた野菜もあって助かります。

探したり決断したりしなくてよい食事が1日1食決まってると精神的に楽ですね。

 

リニアには乗らず

さて、3日間の上海滞在を終えて香港に移動します。

メトロで上海浦東空港へ向かいます。

今回は往復ともリニアには乗りませんでした。

過去に2回乗ったことがあるのと、現在は高速走行する時間帯が決まっており、その時間に旅程が合わないからです。

2004年に時速430kmを体験した時は怖かったです。いろんな意味で。

一度乗ってみる価値はあると思います。

日本の新幹線とはやはり景色が違います。

※写真は2004年撮影

 

無事中国を出国

空港の全家(ファミマ)でパン買って昼食にします。

チェックインして出国審査へ。

係官はトランジットビザ免除のシールを見て、どこからどこへトランジットなのか質問。

「東京から上海に来て、これから香港に向かう」と答えて無事出国できました。

浦東空港は香港などと比べると小さめでシンプルですね。

 

小声で話しかけられる

上海空港の搭乗口付近で3人に次々と小声で話しかけられました。

英語で「中国語わかりません」と言うと諦めて離れて行きました。

あくまで推測ですが、機内持込み荷物の請負を依頼していたのでは。機内の様子でそう感じました。

運んではいけない物というよりは、重量制限の問題かもしれませんが、小声で話しかけるということは少なくともグレーゾーンの可能性があるのでは。

いずれにしてもあまり関わりたくないですね。

 

割と快適な吉祥航空

吉祥航空は初めてです。

LCCよりは若干広め、機内食有、クッション有、23kgまでの荷物付。

飛行時間2時間半で香港到着です。

 

勝手知ったる香港空港

香港の入国は自動化されていてスムーズ。

日本円少しを両替して、前回持ち帰ったオクトパスカードにセブンで$200アドオン(チャージ)します。

A21の空港バスで尖沙咀へ。

昨年来ているので勝手がわかっていて安心感があります。

 

意を決して重慶大廈の安宿へ!

空港バスで着いたのは重慶大廈。

香港の1泊目はここの安宿にしました。

アトラクションとして一度泊まってみたかったものですから。

昨年も検討したのですが勇気がなくて回避してしまいました。

いよいよ今回は泊まるぞ!って感じです。

入口でカードを持って話しかけてくる人、建物に入ると怪しげな雰囲気。

地上階は何度か来たことありますが、ワクワクと緊張感がたまりません。

 

暗くて恐ろしい階段

一番奥のブロックのエレベーターに乗ります。

パネルには宿の名前がちゃんとあって安堵。

来たエレベーターに乗ってから「あっ!」。偶数階なのに奇数階行に乗っちゃいました。

最寄り階で降りて階段の場所を教えてもらい、扉を開けると恐ろし気な階段。実際は写真よりずっと暗いです。

ドキドキしながら1階分上がります。

これこれ、これですよ!

 

難関のチェックイン

中国入国と並んで不安だったのが重慶大廈のチェックインです。

無数のゲストハウスがあり、複数の混み合うエレベーター。

ネット予約の住所表示と受付のフロアーが違ったり、受付にたどり着いても無人だったり、実際は別のフロアーに連れてかれたり…。

いろいろ聞いていたものですから。

私の場合は住所通りにドアを発見するも無人

インターフォンを押すと電話を呼び出しますが応答なし。

2度目のコールでようやく繋がって、遠隔のやり取りで何とかチェックインを完了。教わった手順で部屋に入れました。

 

窓からの眺めが「深夜特急」のそれ!

部屋はトイレシャワー含めて3畳大。

ベッドは長さが足りず斜めに寝る感じ。(身長170cm)

シャワー浴びると便器がビショビショになるタイプですが私は気になりません。ちゃんとお湯出ました。

春でまだ暑くないので使いませんでしたが古~いエアコンがついてます。

扇風機は動きました。

一番興奮したのが窓からの眺めです。まさに深夜特急のそれ!

個室、シャワー、トイレ、タオル、トイペ、シャンプー、TV、ドライヤー、一応エアコン。

アゴダで約4千円。トコジラミも大丈夫でした。

かなり構えて行ったので、思ったより綺麗でホッとしました。

いい経験になりました。また泊まるかも。

 

セブンと重慶大廈の売店で買い物

機内食を食べたものの小腹が空いたので買い物に出掛けます。

近くのセブンでバナナ+おにぎり+菓子パン。

若者がたむろってる感じで注意しながら買い物。

帰りに重慶大廈地上階の売店でポテチを買います。

こういう店で買ってみたいんですよね。優しいオバサンでした。

 

有意義な移動日

今日は移動日ではあるものの、重慶大廈の安宿へのチェックインというアトラクションを楽しめて有意義な一日でした。

明日は香港を歩きます。

つづく。

 

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【上海香港3】上海の変貌を感じる日

 

スターバックス リザーブロースタリー上海

上海の3日目です。

最初の目的地は「スターバックス リザーブロースタリー上海」。

Twitter Xのフォロワーさん @Dtomo9 さんが先日行かれたのを見て訪れました。

聞いていた通りなかなか凄い場所でした。

広い店内で豆を焙煎する設備やパンのベーカリーがあり、グッズショップも入っています。

でも、チョコクロワッサンが1つ48元≒960円…。

なので見学だけで失礼しましたが、一度入ってみる価値はありますね。

Dtomoさんありがとうございました!

 

コーラの「代弁人」とレンタサイクル

スタバの近くのメトロ駅前にあったコーラの広告が目を引きました。

たくさん並んでる「代弁人」の写真はタレントさんでしょうか。

写真撮ってる若い人がたくさんいました。

あと、昔の中国は無数の古い自転車が街を走り回ってましたが、今は無数のピカピカのレンタサイクルが走り回っています。

 

新世界城と上海市第一百貨店

南京路歩行街を歩こうと人民広場駅へ。

新世界城と上海市第一百貨店は趣があって好きです。

ここで通りがかりのオジサンに何故かけたたましく文句を言われました。

意味不明で理不尽だったので日本語で思いっ切り言い返しました。

こちらの反撃に驚いた様子で立ち去って行きましたが、トラブルは避けなきゃですね。自重します。

 

歴史的建造物と派手な看板

気を取り直して歩行街を歩いて行きます。

路面電車みたいな乗り物は前回も見かけました。まだあったんですね。

20年前に来た時は、この辺りで怪しい二人組に声掛けられて撃退したなあ。

上海市第一食品商店などをブラブラ。

歴史的建造物と派手な看板の組合せが面白いです。

大丸の両端のエスカレーターが上まで曲線でビックリしました。

 

川底のトンネルでカプセルに乗る

外灘に着きました。

後でまた夜景を見に来ることにして、ここは階段を下りて地下の上海外灘観光隧道へ。

川底のトンネルをくぐる不思議な乗り物です。

チケットを買ってエスカレーターで更に地下へ降りて行きます。

カプセル様の車両に乗って約5分。50元≒1,000円。

トンネルの壁がライトアップされるのを楽しむ感じ。

まあ一回乗ればもういいですね。

これっていつできたんでしょう?これまで存在に気がつきませんでした。

初めて乗りましたが設備は結構古さを感じました。

隣にはなんかヤバそうな有料施設もありました。

 

【動画】【上海】カプセルに乗って川底トンネル(外灘観光隧道)

約1分の短い動画も撮りました。どんな乗り物なのかイメージが伝わればと思います。

 

東方明珠電視塔

トンネルで着いたのは浦東の高層ビル街。

ひときわ目立つのが東方明珠電視塔ですね。

2つの球に上ると4千円、その上まで上ると6千円。

私は20年前に2つの球に上ったので、今回は地上から見上げておしまいにしました。

できた時はセンセーショナルでしたが、周りに高いビルが増えてやや埋もれ気味かなあ。

 

上海のファストフードはスマホアプリ注文

お昼はマックでチキンバーガーコンボ27元≒540円。

普通にマックです。

注文はカウンターではなくタッチパネルでします。

それは今や普通になってますが、この店は機械が1台しかありません。

スマホアプリでのオーダーがほとんどなのでしょう。

私も日本ではアプリでテーブルオーダーします。

上海のケンタッキーは既にタッチパネルの機械は1台もなく、全てスマホアプリになってました。

 

古い住宅街が軒並み消え去っている!

ディープな街を歩きたくて老西門から豫園東側までの住宅街を歩いてみました。

ところが老西門から方浜中路に入ると、あるはずの街がすっかり消え去っていました。

建物は壊されブルドーザーが整地作業をしています。

東に歩いて行って豫園の東側の安仁街、その南の上海老街あたりは、建物はまだ残っているもののエリア全体が堅牢な壁で囲われていて、取り壊しを待つ状態になっていました。

以前見た庶民の生活の場は何ひとつ残ってませんでした。

年月と生活を感じる街歩きが好きな私にとって、ショックな光景でした。


【参考 : 20年前の街並み】

 

中国に居ることを実感

古城公園のベンチで休憩します。

目に入ってきた看板を見ると「ああ中国に居るんだなあ。中国に入れてよかったなあ」と思います。

 

前回泊まったホテル

20年前に泊まった宿に行ってみます。

趣のある中級ホテルで外観はほぼそのままでしたが、2階の全てのテラスになぜか熊のぬいぐるみがいました。

路線変更でしょうか。

 

新しくてお洒落な飲食店街

新天地へ。新しくてお洒落な飲食店街です。

私には似合わない街なので「ああこういう場所ができてるんだなあ」と見物だけ。

メトロの駅に向かう途中、またしても取り壊し待ちの古い住宅街地区を見かけました。

ここも大きな集合住宅か新天地のような場所になるのでしょうか。

 

フードコートで夕食

夕飯はビルのフードコートの「恭喜里」という店。

叉焼、目玉焼、茹でたモヤシと白菜が載った丼を頼んでみました。

これがなかなか美味くて野菜も取れて大満足。

スープと飲むヨーグルトが付いて28.8元≒580円。

 

外灘の夜景は豪華絢爛

この日は最後に外灘の夜景を見に行きました。

通りの夜景も派手派手で、人出もかなりのものです。

川辺に出ると対岸は昼間行った未来都市。ピカピカ光る遊覧船が次々と通ります。

振り返ると古い建造物がライトアップされていて、まあ豪華な夜景だこと。

 

【動画】【上海】新しい街と古い街の夜景(外灘、浦東)

動画も撮りましたので、上海の新旧の夜景を是非ご覧ください。

 

高層ビル群は20年で大変貌

20年前の写真と見比べて高層ビルの増え方にビックリしました。

左が20年前、右が今回。ほぼ同じ場所です。

 

20年前の上海の街の様子

今日は20年前からの変貌を感じる日になりました。

この街は今後もどんどん変わっていくでしょう。

旅人は現地のことに責任をもてませんから、ただひたすら見守るのみです。

20年前に訪れた時の街の様子は、下の記事をご覧ください。

 

明日は香港に移動

明日は上海を後にして香港に移動します。

つづく。

 

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