- 大歩危峡の観光遊覧船
- 全く期待してなかった「妖怪屋敷」
- これは怖い「かずら橋」
- 特急以外に選択の余地なし
- 徳島駅周辺の商店街は…
- 徳島のゲストハウス
- 阿波おどり会館とロープウェイ
- 鳴門渦潮は涙の撤退
- なんでもない駅の夕暮れ
- 最終目的地の高松
- 帰る必要などあるのか?
大歩危峡の観光遊覧船
駅のホームには小さな「かずら橋」がありました。
駅から歩いて大歩危峡の観光遊覧船乗り場を目指します。
30分の遊覧船は楽しかったです。
JRの線路が凄い所を走ってるのがわかって、少し怖くなりました。
全く期待してなかった「妖怪屋敷」
近くの道の駅にある「妖怪屋敷」に寄ってみました。
「どうせ…」と全く期待してませんでしたが、意外と楽しめました。
道の駅は眺めのよい展望台やカフェもあるので、時間があれば寄ってみては。
これは怖い「かずら橋」
バスで祖谷のかずら橋へ。
数十年前にNHK特集か何かで観て、ずっと来たかった場所です。
まず渡る前から支柱?がスゴい。
渡り始めて下がスカスカで怖い。
歩くに連れて揺れてまた怖い。
みんな一歩ずつノロノロ歩く中で、動画撮りながらスタスタ歩く人がいてビックリ。
なかなか貴重な経験でした。
特急以外に選択の余地なし
バスで大歩危駅に戻って徳島へ向かいます。
前の記事にも書きましたが、四国は普通列車の本数が極端に少ないです。
下の大歩危駅の時刻表をご覧ください。(右は駅にいた妖怪「子泣き爺」)
黒字が各駅停車、赤字が特急です。
この駅から普通列車に乗ることはできても、次の乗継駅では数時間待つ可能性が高いです。
普通列車だけで旅行者が移動するのはかなり難しいですね。
ということで私は、特急を乗り継いで行くことにしました。
徳島駅周辺の商店街は…
宿にチェックインして、夜は駅周辺を街歩き。
ホームは昔ながらだけど駅ビルが立派でした。
しかし周辺の商店街は人通りが少なかったですね。
人の流れが郊外に移った感じでしょうか。
私は寂れた街も大好物なので、ズンズン歩きました。
これはこれで歩くには楽しい街です。
徳島のゲストハウス
徳島の宿は「HOSTEL PAQ tokushima」。再びドミトリーです。
ごく一般的なゲストハウスかな。朝食付で2000円台。
スタッフがフレンドリーで親切。
ノープランで夜の街歩きに出る際に、周辺の街の構造を大まかに教えてもらいました。
駅からも阿波踊り会館へも徒歩10分足らず。
共有スペースもいい感じ。
朝食は自分でホットサンドを作る感じです。
安宿としてはよい選択肢かと思います。
阿波おどり会館とロープウェイ
翌日午前中は徳島市内観光。
「阿波おどり会館」で展示を見た後、ホールで公演を観ました。
(写真の1枚目は人形、2枚目は人間です)
「眉山ロープウェイ」は2連なのが珍しいですね。
今回の旅も天気に恵まれてます。
鳴門渦潮は涙の撤退
午後はバスで鳴門渦潮へ。
私は船は苦手。でも「瀬戸内は大丈夫」と聞いて乗る気満々でした。
しかしこの日は風が強く、バスから見えた船は木の葉のように大きく揺れています。
「やっぱり無理」と断念。
長崎の軍艦島でも予約したのに当日キャセルしました。
あの悪夢再び。
「エスカル鳴門」という長いエスカレーターで展望台に上りました。
その後、千畳敷展望台・お茶園展望台から大鳴門橋と鳴門海峡を眺め、大鳴門橋架橋記念館で渦潮に関する展示を見て満足。
でも大塚国際美術館と渦の道はお休みだったので不完全燃焼。
まあ仕方ないですね。天気よかったからよしとしましょう。
【長崎の軍艦島の悲しいお話はこちらです】↓
なんでもない駅の夕暮れ
バスで鳴門駅に出て、JRで鳴門から高松へ向かいます。
鳴門から池谷まで行って、ここで高松行に乗り換えます。
夕暮れ時でいい感じでした。
地元の人にとってはなんでもない駅ですし、前述の下灘駅のような観光地でもありません。
でも、そのなんでもない感じがよかったんです。
最終目的地の高松
高松駅はさすがに大きなターミナルですね。
全ての線路が車止になってる駅は好きです。
お腹が空いて駅近の徳島ラーメンの店で夕食。
徳島から高松に着いたのに徳島ラーメン…。
高松築港駅から「ことでん」で2駅の瓦町まで行き、宿に到着しました。
帰る必要などあるのか?
最終目的地の高松に着いて、もうすぐ帰ることになります。
しかし考えてみると私はなぜ帰るのでしょうか?
帰る必要などあるのでしょうか?
そもそも帰るとは?
ラーメン食べながら、そんなことを考えていました。
次回は最終回。高松を歩いて帰ります。
つづく
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