青春18きっぷ
5回分セットで12,050円(1枚あたり2,410円)。
若い頃から知ってましたが実は利用したことがありませんでした。
働いてた時はお金より時間が大切で、飛行機や新幹線で素早い移動しか考えてませんでしたので。
時間ができて海外に行けない今、ようやく活用する機会がやってきました。
乗り物好きとしては、これでやっと一人前になった気分です。
今回は青春18きっぷを使って、JRを乗り潰しながら街歩きを楽しもうと思います。
初日の目的地は仙台
今日は東京から仙台まで約10時間かけて走ります。
ルートは常磐線経由。
常磐線は高萩までしか乗ったことがないので、一気に乗り潰します。
常磐線快速
通勤通学時間を避けて出発。
まずは常磐線快速で水戸へ。
ここまでは仕事で10回くらい来たことがあります。
途中で特急に2回抜かされ、切り離しが1回。
まあ慌てずのんびり行きましょう。
水戸で乗り換え時間(50分)を使って昼食。
いい感じのテラスカフェでベーグルを。
美味かったよ。幸先良し。
湯本で寄り道
水戸から先は中学生以来の約40年ぶり。
電化複線で車輌も新しく、110kmくらいでガンガン走ります。
さすが幹線の常磐線という感じです。
1時間20分ほどの湯本で途中下車。
温泉の街らしく、ホームにも街中にも足湯があります。
徒歩10分ほどで「さはこの湯公衆浴場」に到着。
趣のある外観ですが現役の銭湯です。
入ってる時間はないので外から鑑賞のみ。
更に徒歩5分で「いわき市石炭・化石館」。
前半は化石の展示、後半は炭坑を再現したディスプレイ。
なかなか本格的で十分楽しめました。
電車の関係で湯本散策は1時間。
あちこちにブロンズ像があったりして面白い街です。
駆け足でしたがいい寄り道でした。
いわき駅周辺散策
湯本から10分ほどでいわき到着。
乗り換え時間は40分くらい。
駅は立派ですね。
周辺の飲食店街あたりをテキトーにぶらぶらしました。
青春18きっぷだと躊躇なく途中下車できるのがいいですね。
東日本大震災・原子力災害伝承館
いわきを過ぎると被災地に来たという感じがします。
沿線にはガランと空いた土地に、土台だけ残った区画や真新しい家がポツポツ建っていたりします。
最近整地された高台に新築の平屋が密集して建っていたり。
まだ大型重機がそこここで工事しており、福島第一原発も遠くに見えました。
震災の5ヶ月後に新幹線で仙台と石巻に行きましたが、ここまで近づいたのは初めてです。
そして今日は双葉で下車します。
新しい駅舎、改札口には「0.080μSV」の表示と注意事項。
駅舎の隣のオレンジ色の建物にある時計は14:46を指しています。
昨年できたばかりの震災関連施設に行ってみます。
駅からシャトルバスですぐ。
何もないエリアにピカピカの建物があります。
内容はとても充実していてよかったです。
情緒的ではなく事実を伝えています。
映像や実物そして数字やグラフを活用してわかりやすく説明。
屋上からは海が見え、庭にはメッセージがありました。
短時間しか居られませんでしたが、よい訪問になりました。
無事仙台到着
双葉から原ノ町で乗り換えて19:47仙台着。
初日が無事終了。
2ヶ所の寄り道は充実してましたし、それなりに長距離移動できました。
満足です。
6,700円分
今日は約10時間。約6,700円分乗りました。
青春18きっぷは1回当たり2,410円ですから、4,290円節約。
いや、新幹線指定席の正規料金は11,410円ですから、9,100円節約したと言えるかも。
電車ばかりかと思いきや11,000歩歩いてました。
まだ旅は始まったばかりです。
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