軍艦島のオプション
前回の記事に書いた通り、軍艦島は中止しました。
夕方のバスで雲仙に行く予定でしたが、昼の便に前倒しすることにしました。
それでもまだ午前中が空いてます。
お土産
まずは家族へのお土産を買うことに。
当初は駅の売店で買おうと思ってましたが、時間ができたので街の店舗へ行きます。
「みろくや浜町店」で皿うどんチョコレート。
「文明堂総本店(江戸町)」でカステラ。
商品は同じでも、ここで買ったことに意義がある。
市電の分岐
路面電車の分岐点が好きなんです。
函館でも鹿児島でもわざわざ分岐を見に行きました。
今回は長崎駅前の分岐をスマホでしばらく撮影しながら鑑賞しました。
ここは特徴的な三叉路で1系統と3系統が分岐します。
交通量が多く、たくさんの車やバスと一緒に市電が走る様子を見ることができます。
動画もご覧ください。
【動画】【長崎】市電の分岐点(長崎駅前)
トルコライス
バスターミナルの中2階にあるレトロな店で、昼食にトルコライスを食べました。
なんと600円。
普通だいたい1000円~1200円しますので半額です。
フォークもレトロだし、十分美味しかったですよ。
特急バスで雲仙へ
突然空いた半日を楽しく過ごすことができて、軍艦島のダメージ回復。
レトロなバスターミナルから特急バスに乗ります。
1時間40分で雲仙温泉に到着しました。
雲仙地獄
予定より早く着いたので、チェックイン後すぐ出かけます。
雲仙は宿から徒歩圏に雲仙地獄があります。
別府より規模は小さいですが、個性ある「地獄」を遊歩道を1時間ほど歩いて楽しめます。
思ったより活動が活発で、適度なアップダウンがあり面白かったです。
玉子の販売はしてませんでした。
中でも清七地獄は蒸気の勢いが激しくて、道路の視界が悪くて事故が起きるんじゃないかと思うほど。
この煙のすぐ先に横断歩道があるのですから心配してしまいます。
(◇のマークが見えますよね)
街は静か
観光客はまばらです。
平日なので土産物屋も半分閉まっています。
おもちゃ博物館も休館中。
せんぺいも焼いてません。
レトロな食堂
さて問題は食事です。
リスクを下げるために今回の旅は全て素泊まりです。
しかし温泉地は選択肢がありません。
先日も天橋立で苦労しました。
スーパー・コンビニはなく、Yショップで朝食のパンとバナナを買いました。
夕食は食堂が数軒。
開いてそうな店に入ってみるとお客さんおらず。
恐る恐る「やってますかあ?」と声掛けると「はいどうぞ」と。
ちゃんぽんを注文すると、家庭用の冷蔵庫から材料を出して厨房で調理し始めます。
店内の照明は3つの内1つのみ点灯。
気温は0℃くらいですが暖房は入っていません。
そして障子で区切られた小上がりからはいびきが…。
「こりゃいいや」と不思議な雰囲気を楽しんでいると、ちゃんぽんがやってきました。
野菜たっぷりでごく一般的なちゃんぽんですね。
素朴な感じで美味しかったですよ。
割り箸入れや醤油さしもいいですね。
たしか500円だったかな。安いです。
あったまりました。
宿
ザ・温泉観光ホテルという感じの「雲仙東洋館」。
広い和室の窓際に椅子とテーブルのスペース。
窓からは薄っすら積もった雪と池が見えます。
雲仙は標高700mで長崎市より5℃低いそうです。
窓からの冷気で暖房がなかなか効きません。
障子・カーテン・障子を全て閉め、ようやく和室が温まりました。
設備は古さを感じますが、むしろ温泉ホテルっぽくてOK。
ゲームコーナーと卓球台もあります。
大浴場は感染対策で最大5名までの予約制。
露天風呂は占有状態でとても気持ちよかったです。
PM2.5
TV観てたら天気予報でPM2.5のコーナーが。
やはり九州北西部は今も影響あるようですね。
雲仙地獄ナイトツアー
今日はもう一山あります。
20:15集合のナイトツアーです。
なんと参加者は私だけ。ガイドさんと1:1です。
夏場は40人くらい参加するらしいです。
30分間で600円。申し訳ないようです。
先ほどの清七地獄はライトアップ。気温-3℃。
ここ以外の場所は照明なしで、懐中電灯が頼りです。
既に昼間歩いた場所ですが、解説があると全然違います。
遊歩道の石が温かい場所とか、案内看板の間違いとか。
雲仙は有毒ガスが少ないので、地獄の近くに宿があり、草木も豊富なんだそうです。
一番よかったのは「大叫喚地獄」(写真は昼間撮影)。
アドバイス通りにしたら、本当に怖い声が聞こえました。
昼間は聞こえず夜しか聞こえないそうです。
不思議だしビックリだし、ガイドツアーでなければ聞けませんでした。
興味ある人は是非ナイトツアーに参加してください。
明日
明日は島原から佐世保へ移動します。
つづく
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