久しぶりに車の旅
先日、レンタカーの旅に出ました。
数年前に東京に転居した際、マイカーは手放しました。
東京は駐車場が高いし、公共交通機関が便利ですから。
その後はカーシェアをたまーに利用する程度。
車で泊まりで旅に出るのは10年ぶりくらいでしょうか。
若い頃の思い出の地
千葉に来るのは日帰りも含めると今年3回目。
若い頃にしばらく住み、仕事でもあちこち回りました。
その思い出の地を訪れたくて、これまで2回電車で来ました。
でも車でないと行きにくい場所も多いので、今回レンタカーで再訪となりました。
東京湾観音
まずは内房方面。
富津にある巨大な観音様。
相変わらず穏やかな表情です。
あえて一般道で
館山道は使わず一般道を南下します。
昔、仕事で回ってた時は高速がなく、千葉から館山までノンストップで2時間半かかってました。
今は高速で1時間20分くらいですかね。
その懐かしい道を走りたくて国道127号線。
しばらくは工業地帯、そして海岸沿いをクネクネノロノロ走ります。
「この先右側に海が見えてくるはず」「並走する内房線のトンネル覚えてるわ」「あの店で丼飯食べたなあ」などと、様々な記憶が蘇りますね。
カーブの数だけ思い出があります。
鋸山(日本寺)
10月に電車で内房に来た時は、金谷駅まで来ておきながら先を急いでパスしましたので、今回は外せません。
車なのでロープウェイではなく登山自動車道で山頂エリアへ。
今日はいい天気です。
駐車場から徒歩で「地獄のぞき」へ。
何度来ても怖いです。
途中の百尺観音は6年かかって掘った石像とか。
大仏口の駐車場に移動して、再度徒歩で羅漢エリアで無数の仏様を拝みます。
階段を下りて大仏広場へ。
初めて来たのはたしか小学生の頃。
あの時も今も変わらずにここにいらっしゃるんですね。
道の駅とみうら
さらに一般道をクネクネ南下。
取引先を訪問した際に傷物をいただいてその場で食べたら、美味くて美味くて涙が出たのを思い出します。
この道の駅はかなり好きです。
建物もしゃれてますし、いい感じのテラスカフェもあります。
すぐそばを川が流れ、春には花がたくさん咲きます。
びわソフトが名物で、400円と少し値が張りますが本物の琵琶の実を使っていて、とても美味しいです。
びわ関連のお菓子を1つずつ3種類買いました。
どれも美味しかったです。
崖の観音
近くにある小さなお寺です。
ここも十数年ぶりかな。
文字通り崖にあってスリル満点。
穴場的な場所で駐車場も狭いですがお勧めの場所です。
取引先巡り
このあと館山市内の元取引先に何ヶ所か行ってみました。
今は退職して部外者ですから外から眺めるだけにしましたが、懐かしいですね。
廃業した会社も結構あって寂しい気持ちです。
あの社長や番頭さんまだ元気かなあ。
あと、携帯電話がなかった当時、よく使った公衆電話がまだありました。
九重そば
館山市街地から東へ、128号線沿いにあるそば屋。
繁盛店で、昔取引先と何度も来ました。
今は昼だけの営業で、閉店間際に行ったので広い店内にお客さんはもう1組だけでした。
見覚えのある大きなテーブルなど、了解をいただいて写真を撮らせていただきました。
くじらのたれ
私は出張のたびに同僚に頼まれて冷凍の「くじらのたれ」を数人分買い、クーラーボックスに入れて持ち帰ったものです。
「くじらのたれ」とは、鯨肉をタレに漬け込んだもの。
つまり「液体のタレ」ではなく「固形の加工鯨肉」です。
炙って食べると酒のつまみに最適です。
千倉のハクダイ食品や大阪屋商店で買ってました。
両店とも健在でしたが、大阪屋は休みだったのでハクダイ食品でくじらカレーを買いました。
野島崎灯台
房総半島南端の白浜へ。
なにやら西の空が不思議な景色です。
雲から放射状にオレンジ色の光が射して、UFOでも降りてきそうです。
さて、野島崎灯台に上ります。
上れる灯台はあまり多くないそうですね。
結構あちこち上った気がしますけど。
そして周辺の磯場を歩くと、岩場の上に白いベンチが。
「以前はなかったなあ」と思って登ってみると、「朝日と夕陽の見える岬」とのこと。
なるほど。
そうこうしてるうちに日没の時間。
ちょうど大島の上に沈みました。
宿
さて、日が沈みましたので本日はここまで。
宿はJR東日本ホテルズの「ファミリーオ館山」。
なんと定員4名の広~い部屋。
コンビニであれこれ買って、一人大宴会しました。
お客さん少なくて大浴場は独占状態。
リラックスできるスペースも無人。
目の前が海で夏はアクティビティが楽しめるようです。
なかなかお勧めです。
明日
今日はよく走りました。走行距離150km。
ゆっくり休んで、明日は外房と内陸へ足を延ばします。
つづく
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