一畑電車
山陰の旅の2日目です。
乗るのは一畑電車。
地元ではバタデンと呼ばれているとか。
思ったより新しい車輌で、スピード出すし、直線が多いし。
のどかなローカル私鉄だと思ってたので、少しイメージ違いました。
でも、車内ど真ん中に「しまねっこ」がいたり、神話のモチーフが描かれてたり、ちょっと変わってて面白いです。
出雲大社前駅
駅舎は昭和5年に建てられたそうです。
半円形の緑の屋根とステンドグラスが印象的ですね。
ここでコインロッカーに荷物を預けます。
今日は夕方のチェックインまで一日荷物と一緒です。
レトロ車輌の展示
出雲大社前駅にはレトロ車輌が展示されています。
古い車輌は趣がありますね。
売店でグッズも売ってました。
出雲大社参拝
さて、神々が集う、大いなる社へ。
駅から神門通りを歩きます。
二の鳥居である勢溜(せいだまり)の大鳥居をくぐります。
祓社(はらえのやしろ)で身を清め、三の鳥居→松の参道→手水舎。
銅鳥居をくぐると目の前に拝殿が。
立派なしめ縄は一般の神社とは左右逆だそうです。
そして参拝は「二礼四拍手一礼」。
さらに奥の八足門。
ここから御本殿を参拝します。
神在月(他の地域の神無月)に出雲大社に集まった神々の宿となる十九社(じゅうくしゃ)。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る素鵞社(そがのやしろ)。
そして270畳の大広間がある神楽殿。
しめ縄が巨大。
いろいろスケールが大きいです。
「因幡の白兎」のうさぎにも会いました。
周辺を散策
帰りは脇から出て、お宮通りと神迎の道を通って二の鳥居まで戻ります。
ここから神門通りを駅の方向へ。
行きは「まずは参拝」と思って素通りした店を覗きながら歩きます。
出雲そば
割子そばも釜揚げそばも、つゆをかけて食べるそうです。
「荒木屋」などの有名店は行列ができてました。
テラス席があるそば屋「奥出雲そば処 一福」に入ったら「テラスはペット同伴のみ」とのこと。
代わりに一般席から離れたお一人様用の席を提案されました。
確かにここならリスクはだいぶ低いかなと思い入店。
「琴弾割子」を注文。1,210円。
舞茸天ぷら、とろろ、山菜おろしの三段になってます。
上から薬味とつゆをかけて、残ったつゆを下の段にかけて継ぎ足すという作法で食べました。
いろんな味が楽しめて美味しかったです。
つゆは濃くて甘めかな。
ぜんざい
続いて別の店でデザート。
「ぜんざい」のルーツは出雲地方の「神在(じんざい)餅」とのこと。
日本ぜんざい学会壱号店は改装中だったので、ご縁横丁の坂根屋で温かいぜんざい餅をテイクアウト。
まあ普通のぜんざいかな。
一畑電車ふたたび
再度一畑電車に乗って東へ向かいます。
今度は青い2輌編成。
約1時間で終点の松江しんじ湖温泉駅。
路線バスで松江城へ。
堀川めぐり
一周約50分。
舟には毛布が常備され、明日からはコタツが入るそうです。
面白いのは、低い橋をくぐる時に屋根が下がること。
乗客は頭をぐっと下げなければなりません。
これも演出のひとつのようで、皆楽しく協力してました。
船頭のおじさんは愉快な人でしたが、正直あまり見どころはなかったかな。
松江城
ここの天守閣は再現ではなく、江戸時代に造られたものです。
戦争でも焼けず、よく残ったものです。
中は暗くて階段が多くて、なかなか楽しかったです。
興雲閣
お城の隣に、明治時代に造られた洋館があります。
外観と階段は風格があっていいです。
夕日
宍道湖は夕日が綺麗とのこと。
西岸の夕日公園近くで日没を待ちます。
あいにく雲が。
でも雲の向こうからオレンジの光が漏れてきて、これはこれで綺麗でした。
米子へ
松江を後にして今日の宿泊地の米子へ。
山陰本線の時刻表を見ると、半分が特急。
JRの戦略にハマり、特急「やくも」に乗車。
古さを感じるデザインと内装がいい感じです。
宿
グリーンリッチホテル米子駅前。
GOTOとクーポンで実質約2,500円です。
新しくて綺麗で設備もアメニティも充実しサービスもよい。
ビジネスとしては満点。おすすめです。
これで2,500円は申し訳ないです。
明日も山陰
由緒ある場所を訪ねたし一畑電車にも乗れたし、いい一日でした。
東京から出雲、松江、米子と移動したので、かなり駆け足でしたね。
明日も山陰の旅を楽しみます。
つづく
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