- リスク回避で節度ある旅
- 新幹線半額とGOTOキャンペーン利用
- 最初の目的地は秋田
- ディーゼル特急「つばさ」
- JR東日本の東京駅
- 秋田新幹線「こまち」
- 秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)
- 竿灯大通り
- あきた鮨海鮮丼
- 男鹿線
- 小さな街と船川港
- なまはげ
- ホテルでゆっくり
- 秋田銘菓
- 明日も鉄道で移動
リスク回避で節度ある旅
久しぶりに国内旅に出ます。
リスク回避に努め、節度ある旅を心がけます。
新幹線半額とGOTOキャンペーン利用
今回の旅、どこに行こうかいろいろ考えました。
そのとき「JR東日本の新幹線が半額になる」との情報が。
数に限りがあるものの、早目に手配すれば「乗車券+特急券」が本当に半額になるらしい。
そこで移動は新幹線を主にして、宿泊はGOTOキャンペーンを利用する旅にしました。
最初の目的地は秋田
私が生まれる前、家族は秋田に住んでいました。
そして私が小学生の頃、家族で東京から秋田に旅行に行きました。
そのとき行ったところへ少し立ち寄ってみようと思います。
ディーゼル特急「つばさ」
初めて秋田に行ったのは1970年代ですから、もちろん新幹線はありませんし、電化もしてません。
昼行のディーゼル特急「つばさ」で8時間くらいかかったと思います。
今は「こまち」で4時間弱。
2回目は仕事で10年前くらい。
往路は飛行機、復路は新幹線でした。
今回は3回目の秋田です。
JR東日本の東京駅
東京駅から「こまち」に乗ります。
新幹線eチケットを初めて利用。
Suicaで改札を通れて楽ですね。
JR東日本の新幹線はいろんな車両があって楽しいです。
秋田新幹線「こまち」
乗車率は25%くらいで空いてました。
東京→秋田が通常18,120円のところ、今回は「お先にトクだ値スペシャル」で8,950円です。
これは大きい。
最後列の座席をリクライニングしてゆったり。
車内紙「トランヴェール」に沢木耕太郎さんのエッセイが載ってました。
なんか嬉しかったです。
「こまち」は盛岡まではフル規格ですが、秋田新幹線区間は在来線です。
単線なのですれ違うために5分停車とか、途中で進行方向が変わるとか、秋田新幹線ならではですね。
朝早かったので仙台まで爆睡しましたが、その後はずっと飽きずに景色を眺めてました。
天気悪かったけど。
秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)
秋田駅から「ぐるる」というバスで「ねぶり流し館」へ。
竿灯まつりをテーマにした施設です。
小学生の時、竿灯まつりを観ました。
道路中央に設置された観客席に座って、目の前を通る無数の竿灯を間近で見ることができました。
巨大な竿灯を手・腰・額で支え、バランスを取る姿を見て、とても驚きました。
帰宅したら箒で真似したのは言うまでもありません。
その時のことを思い出しました。
隣の「旧金子家住宅」もさらっと見学。
竿灯大通り
少し歩いて大通りへ。
約50年前に竿灯まつりを観た場所です。
ここで観たんだなあ。ビックリしたなあ。
としばし感慨にふけりました。
あきた鮨海鮮丼
お昼は「あきた鮨海鮮丼(820円)」を買って、駅前広場のベンチで食べました。
なかなか美味しかったです。
芝生が綺麗で、風が爽やか。
とても気持ちいいランチタイムでした。
男鹿線
私が生まれる前、家族は父の転勤で男鹿に住んでいました。
小学生の時の旅行でも訪れました。
ほとんど覚えていませんが、そこへ行ってみようというわけです。
地元の高校生は半分くらいマスクしてません。
確かに東京より感染リスクは低いでしょうけど、大声で話してると気になります。
小さな街と船川港
終点の男鹿駅で降りると、静かな街が広がります。
すぐ近くに船川港があり、港湾施設があります。
月日の経過を感じる古い建物や廃屋が並び、人や車の往来は多くありません。
かと思えば「オガーレ」という新しい道の駅があったり、男鹿駅も建て替えたばかりでピカピカだったり。
あいにく雨が強まって、少ししか歩けませんでしたが、小さな街の佇まいを感じる事ができました。
「子どもの頃ここに来たんだな」と思う。
それだけでいい時間になりました。
なまはげ
ここから足を延ばすと「なまはげ館」がありますが、今回はパスしました。
個人で行くには交通がやや不便だからです。
それと、「なまはげ」はあまり好きではありません。
子どもの頃住んでいた社宅は、男鹿勤務の経験者が多く、毎年年末に住人がなまはげになって各家を回るのです。
あの恐ろしい恰好をして、野太い声で「悪い子は居ねがー、悪い子は居ねがー」と叫びながら近寄ってきて、子どもを「ぐわーっ」と脅すのです。
就学前の子どもだった私は、とても恐ろしい経験を何度もしました。
大人は怖がる子どもを見て大笑いしていましたが、子どもには最悪の経験だと思います。
今はさすがに怖くはありませんが、なんともいえない嫌悪感は残っています。
ということで「なまはげ館」はパスです。
ホテルでゆっくり
この日の宿は「コンフォートホテル秋田」。
GOTOキャンペーン利用で朝食付3,185円です。
外できりたんぽ鍋でも食べたいところですが、夜の飲食店はリスクが高いと思うので、ホテルの部屋で食べました。
目の前が西武百貨店なので、地下で閉店前の半額惣菜を買ったのですが、これが結構美味しかったです。
秋田銘菓
それと、秋田銘菓を買ってきて食べました。
香ばしい砂糖の塊みたいな「もろこし」と、甘酸っぱいゼリーみたいな「さなづら」です。
家族が秋田に住んでいたので、秋田の知人から送られてきたのを、子どもの頃よく食べてました。
大人になってからは忘れてたのですが、今日土産物屋で「ああこれ、昔食べたなあ」と急に思い出しました。
ホテルで食べたら懐かしくて懐かしくて。
明日も鉄道で移動
さて、朝早かったので、早目に寝ます。
翌日は鉄道で次の目的地へ向かいます。
つづく
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