世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【レトロ6】「俺たちの朝」のロケ地(神奈川)

 

TVドラマ「俺たちの朝」

このドラマ、ご存じでしょうか。

1976年から1977年までの約1年間、日本テレビ系列で放送されたました。

オッス(勝野洋)とチュー(小倉一郎)とカアコ(長谷直美)の三人が主人公の青春ドラマです。

テーマソングは小室等が作曲した昭和のフォークっぽい曲で、ブレイクする前の松崎しげるが歌ってました。

 

一昨年TVKで再放送

私はリアルタイムではなく、学生時代に再放送を観ました。

そして昨年(2018年)TVKテレビ神奈川)でとても久しぶりに再放送され、甘酸っぱい青春の思いを胸に、懐かしい映像を観ることができました。

 

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ロケ地は江ノ電沿線

ドラマのロケ地は、江ノ島電鉄鎌倉駅から江ノ島駅の沿線です。

当時、廃線の危機にあったのに、このTVドラマのヒットで乗客が増え、再び活気を取り戻したと聞いています。

再放送の後の昨年(2019年)、そのロケ地巡りをしてきましたので、そのことを記事にしたいと思います。

 

鎌倉駅

まずは鎌倉駅です。ドラマでも何度も登場しました。

駅頭でのシーンでは、エキストラではなく一般の通行人が多数映っており、「えっ、あれ勝野洋じゃない?TVの撮影中よ。」などと話している様子が見られたりしました。

 

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こちらは江ノ電鎌倉駅ホームです。

ここでも電車に乗降するシーンが多数撮影されました。

 

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そしてこちらは駅の東西を結ぶ連絡地下道。

アパートの大家さん(穂積隆信)が、息子が家出して慌てて走るシーンで使われていました。

 

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ジーンズショップ

三人が経営したジーンズショップ「オッスとチューとカアコの店」として使われた建物が、まだ残っています。

鎌倉駅から小町通りを少し歩き、横道に入ってしばらく行ったところです。

下の写真の中央の小さな平屋がそうです。

ああ、ここで三人が喧嘩しながら頑張ってたのかあ。

 

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小町通り

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ジーンズショップとして使われた建物

 

鶴岡八幡宮

ドラマ本編では登場しなかったと思いますが、オープニングで「太鼓橋」を渡るシーンが出てきます。

今は通れませんけど。

 

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極楽寺駅

江ノ電に乗って「極楽寺駅」へ。

ここは三人が住んでいた家の最寄駅として、数多く登場しました。

私が行ったときは補修中でしたが、改札口と駅前の構造は基本的に変わっていません。

大きな看板も当時と似た形で残っています。

ポストの位置は少し動いていますし、電話ボックスはなくなっています。

概ねドラマで観たままなので、嬉しかったです。

 

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こちらは極楽寺駅のホーム。

ここはだいぶ違いましたね。

電車の停車位置がもっと西で、ホームも改札から入って左方向に延びていたように思います。(間違ってたらごめんなさい)

 

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極楽寺駅周辺

駅周辺も何度か撮影に使われています。

カアコが自転車で登った坂とか。

ドラマ後半で三人が共同生活した家は残っているか定かではありません。

 

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木造アパート

ドラマの前半で三人が住んでいたアパートは、なんとまだ残っています。

当時すでにそれなりに古かったので、今はいったい築何年なのでしょう。

現役で居住者がいるようでしたので、お邪魔にならないように控えめに見学して、すぐ失礼しました。

 

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ドラマの中では、奥に見えるアパートから出た三人が、手前の踏切まで線路を歩く様子が何度か映っていました。

今も住民の人は線路を歩くのかな。

 

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線路と道路の並走区間

ここもよく登場したロケ地です。

線路と道路の間に柵はありません。

江ノ電が走っていく脇を自転車で並走したりしてね。

江ノ電らしい光景です。

 

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海岸の砂浜シーン

「夕方や夜に家を飛び出した一人が、海岸の砂浜に座って悩んでいるところに、他のふたりが心配して探しに来る」みたいなシーンでよく使われた海岸です。

遠くに江ノ島が見えます。

「オーーーーーーーッス」という叫び声が聞こえそうです。

 

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堤防の上を歩く

駐車場の一画です。

オープニングでここをみんなで歩くシーンがあります。

カアコはこの堤防(?)の高い所を歩いていました。

私も歩いてみたのですが、怖かったです。

駐車場側は高さ1mくらいなのですが、海側は10mくらいあってかなり高いです。

長谷直美さんも怖い思いをしながら撮影していたのかな、などと思いました。

 

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おまけ

TVを観て私なりに少し調べて、ここかなと思うところへ行ってみました。

いわゆる聖地巡礼の楽しみと、昭和レトロ探訪の楽しみがあわさって、思いのほかいい一日になりました。

ついでに久しぶりに江ノ島に寄ってきました。

島の一番奥にある食堂は、テラス席が絶景でお勧めです。

 

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次回

「レトロな街探訪シリーズ」はもう少し続きます。

次回は、首都圏からの小旅行にピッタリの高崎のレトロな街を探訪します。

つづく 

 

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