- 温泉ではなくてレトロ
- アクセス
- 別府駅市場
- 十数軒が静かに営業
- 湯布院は観光地そのもの
- 昭和レトロパーク 湯布院昭和館
- 昭和の街を高い次元で再現
- ありがちなスナック
- 懐かしい物がたくさん
- 街として統合
- 最高レベルの昭和レトロ博物館
- 次回
温泉ではなくてレトロ
昨年、別府と湯布院に行きました。
目的は「レトロな街探訪」で、温泉ではありません。
いやあの一応、地獄めぐりはしました。
でも、安宿に泊まったので温泉には入っていません。
地獄の写真を1枚だけ貼っときますが、今日はレトロの話を書きます。
アクセス
私は豊後高田からJR日豊本線の各駅停車で別府へ行きました。
その後大分駅近くの安宿に泊まって、翌日JR久大本線の各駅停車で由布院駅まで行きました。
帰りは由布院駅から直通バスで大分空港に出て、飛行機で帰りました。
別府駅市場
別府の目的地は「別府駅市場」です。
有名でも何でもない、線路の高架下の小さな商店街です。
駅を出て南に歩き数分で到着。
十数軒が静かに営業
細い通路の両側に小さな店が並んでいます。
観光客向けの土産物店というよりは、地元の人向けの店ですね。
シャッターが閉まっている場所もあり、買い物客の休憩場所「ふれあい広場」も地味でいいです。
えっと、ただそれだけの場所です。
なぜここに行ったのか?・・・こういうの好きなんです。
湯布院は観光地そのもの
湯布院を勘違いしてました。
ひなびた温泉街だと勝手に思っていました。
行ってみたら原宿の竹下通りですね。
全盛期の清里の方が近いかな。
観光客が食べ歩きしながら、ショッピングを楽しむ街でした。
昭和レトロパーク 湯布院昭和館
それでもゆったりと散歩を楽しみながら目的地へ。
それは「昭和レトロパーク 湯布院昭和館」。
外見から、「観光地に建てた安易な施設かな」と正直あまり期待せずに入場しました。
ところが実際は期待以上でした。
昭和の街を高い次元で再現
中に入ると、昭和の街並みが高い次元で再現されています。
その造作物の完成度は高く、そして当時の物が適切に設置されています。
「適切に」というのは、ただポンポンとやたらに置くのではなく、当時の生活をよく知っている人が、「これはここにこういう風に置いてあった」というぐあいに、ふさわしい場所に、ふさわしい角度で、ふさわしい数だけ置いてあるのです。
写真を見ると、私の言いたいことがわかると思います。
ありがちなスナック
通路の両側に、さまざまな店舗や設備が配置されています。
特によかったのはスナックですね。
カウンター、椅子、キープボトル、ポスター、灰皿、ピンク電話、ゲーム機…。
照明の暗さやスポットライトの角度とか。
うーむ、再現性が高すぎる。
懐かしい物がたくさん
アコーディオンとか、まさにこういう色たったよなあ。
エレクトーンも、こんな風にボタンが妙にビビットだったなあ。
街として統合
そして、これら個々の店舗や物品が、街として統合されて表現されています。
とてもいい感じでした。
最高レベルの昭和レトロ博物館
「昭和レトロ博物館」的なこの手の施設はいくつか見てきましたが、ここが一番よかったですね。
前日の豊後高田もよかったですけど、個人的には由布院の方が好きです。
行ってよかったです。ああ楽しかった。
最後に、本来の湯布院らしい写真も1枚だけ貼っときます。
次回
今回は小倉からの九州旅のクライマックスということで、少し長くなってしまいました。
次回は、ガラッと変わって江ノ電方面を探訪します。
(ちょっと違った角度から)
つづく
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