世界の街シンプル一人旅

「旅ブログ」と「短い動画」やってます。「知らない街を歩くこと」が好きです。

【レトロ5】温泉以外の「別府と湯布院」(大分)

 

温泉ではなくてレトロ

昨年、別府と湯布院に行きました。

目的は「レトロな街探訪」で、温泉ではありません。

いやあの一応、地獄めぐりはしました。

でも、安宿に泊まったので温泉には入っていません。

地獄の写真を1枚だけ貼っときますが、今日はレトロの話を書きます。

 

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アクセス

私は豊後高田からJR日豊本線の各駅停車で別府へ行きました。

その後大分駅近くの安宿に泊まって、翌日JR久大本線の各駅停車で由布院駅まで行きました。

帰りは由布院駅から直通バスで大分空港に出て、飛行機で帰りました。

 

別府駅市場

別府の目的地は「別府駅市場」です。

有名でも何でもない、線路の高架下の小さな商店街です。

駅を出て南に歩き数分で到着。

 

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十数軒が静かに営業

細い通路の両側に小さな店が並んでいます。

観光客向けの土産物店というよりは、地元の人向けの店ですね。

シャッターが閉まっている場所もあり、買い物客の休憩場所「ふれあい広場」も地味でいいです。

えっと、ただそれだけの場所です。

なぜここに行ったのか?・・・こういうの好きなんです。

 

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湯布院は観光地そのもの

湯布院を勘違いしてました。

ひなびた温泉街だと勝手に思っていました。

行ってみたら原宿の竹下通りですね。

全盛期の清里の方が近いかな。

観光客が食べ歩きしながら、ショッピングを楽しむ街でした。

 

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昭和レトロパーク 湯布院昭和館 

それでもゆったりと散歩を楽しみながら目的地へ。

それは「昭和レトロパーク 湯布院昭和館」。

外見から、「観光地に建てた安易な施設かな」と正直あまり期待せずに入場しました。

ところが実際は期待以上でした。

 

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昭和の街を高い次元で再現

中に入ると、昭和の街並みが高い次元で再現されています。

その造作物の完成度は高く、そして当時の物が適切に設置されています。

「適切に」というのは、ただポンポンとやたらに置くのではなく、当時の生活をよく知っている人が、「これはここにこういう風に置いてあった」というぐあいに、ふさわしい場所に、ふさわしい角度で、ふさわしい数だけ置いてあるのです。

写真を見ると、私の言いたいことがわかると思います。

 

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茶の間

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電器屋

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駄菓子屋

 

ありがちなスナック

通路の両側に、さまざまな店舗や設備が配置されています。

特によかったのはスナックですね。

カウンター、椅子、キープボトル、ポスター、灰皿、ピンク電話、ゲーム機…。

照明の暗さやスポットライトの角度とか。

うーむ、再現性が高すぎる。

 

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スナック

 

懐かしい物がたくさん

アコーディオンとか、まさにこういう色たったよなあ。

エレクトーンも、こんな風にボタンが妙にビビットだったなあ。

 

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電話交換室

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アコーディオン

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エレクトーン

 

街として統合

そして、これら個々の店舗や物品が、街として統合されて表現されています。

とてもいい感じでした。

 

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最高レベルの昭和レトロ博物館 

「昭和レトロ博物館」的なこの手の施設はいくつか見てきましたが、ここが一番よかったですね。

前日の豊後高田もよかったですけど、個人的には由布院の方が好きです。

行ってよかったです。ああ楽しかった。 

最後に、本来の湯布院らしい写真も1枚だけ貼っときます。 

 

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次回

今回は小倉からの九州旅のクライマックスということで、少し長くなってしまいました。

次回は、ガラッと変わって江ノ電方面を探訪します。

(ちょっと違った角度から)

つづく 

 

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