雑談を少々。(失敗談多数)
海外でレンタカーを何度か利用しました。
うまく使えば便利で楽しく、人数が多ければ費用も割安。
でも注意事項もいくつかありますね。
私自身、何回か失敗しました。
(当時の写真がみつからないので、画像はイメージです)
卒業旅行
米国へ三人旅
初めての海外レンタカーは、卒業旅行で米国に行った時でした。
友人と三人旅。
旅程は「サンフランシスコ→フロリダ→ニューヨーク→ロサンゼルス」
このうちフロリダとロスでレンタカーを利用しました。
割安で便利
私は生涯2度目の海外旅行。
全員免許はあるものの、普段から運転していたのは私だけ。
なので専ら私が運転しました。
不安はありましたが、三人旅だったので「レンタカー&モーテル」は割安。
それに、フロリダとロスは車の方が圧倒的に便利なので、思い切ってレンタカーにしました。
【フロリダ】
失敗談その1(迷子)
フロリダはマイアミからキーウェストの往復です。
「左ハンドル右側通行」で最初はドキドキしましたが、すぐに慣れました。
でも序盤で早くも道に迷ってしまいました。
幹線道路の一本道のはずが、いつの間にか脇道に入ってしまったようです。
カーナビなんかありませんので、道端に車を止めて三人で地図を見ていると、隣に車が停車しました。
女性が「May I help you?」と。
「本当にMay I help you? っていうんだあ」と変なところに感動していると、親切に道を教えてくれました。
アメリカって怖い国だと思ってましたが、田舎道で地元の人の親切に触れ、嬉しかったのを覚えています。
キーウェスト絶景ドライブ
キーウェストへの道は素晴らしかったです。
青い空、白い雲、緑豊かな島々にかかる橋を、風を切って走ります。
異国の絶景ドライブを存分に楽しみました。
歩行者絶対優先
印象的だったのは運転マナーです。
キーウェストの街中は「歩行者絶対優先」。
車はゆっくり走り、人が見えれば迷わず止まります。
米国も都市部は荒いですが、田舎町は優しい運転でした。
【ロサンゼルス】
大都会にビビる
同じ旅行の最後にロスで再び運転しました。
こちらは大都会。
片側6車線のフリーウェイ、巨大なジャンクション。
地図とルートNo.を頼りに走りますが、ビビりまくり。
モーテル
行き当たりばったりでモーテルに入り、部屋を見せてもらって宿を決めました。
三人だと、ツインにエキストラベッドで格安に泊まれました。
お湯が出なくてヘタクソ英語で交渉し、部屋を替えてもらったりしたなあ。
失敗談その2(閉じ込み)
ある日、モーテルの駐車場に停めて部屋に入ると、車のキーがありません。
車に戻ってみると、助手席に光るキーが見えます。
一旦部屋に戻って作戦を練り、キーを取り出すべく再び駐車場へ。
完全に動揺した状態で道路を渡って車に向かって走っていると、なんと赤色灯を回したパトカーが近づいてきました。
警察官はパトカーの中から私に向かって「〇△◇※?」と何か言っています。
私は車上荒らしを疑われたと思い、 「いや、あの、車の中にキーを入れたままロックしちゃって…」とカタコト英語で必死に説明します。
警察官は再び「〇△◇※?」と同じ質問をしますが、聞き取れません。
私は再度「車のキーが中に…」と半泣き。
警察官は「わかったわかった、もういいよ」みたいな感じで行ってしまいました。
後から考えると、警察官は「赤信号、見えなかった?」と聞いていたようです。
そう言えば「red light」と何度も言ってた気がします。
きっと道路を横断する際に、気がつかずに信号無視してたのでしょう。
見逃してくれてよかったです。
ところで、閉じ込んだキーをどうやって出したのか、覚えていません。
警察に捕まりそうだったことしか覚えてないや。
失敗談その3(事故)
そして最後の最後に事故は起きました。
「明日飛行機で日本に帰るだけ」という最後の晩。
空港近くのホテルの地下駐車場で、なんと車の側面を柱にぶつけてしまいました。
幅20cm、長さ50cmに渡って結構なキズ。
その瞬間、三人とも「あああああああ」と叫んで、その後しばし静寂。
insurance
レンタカー会社に電話しましたが、英語が通じず「英語が話せる人に頼んで掛け直せ」と言われて電話ガチャン。
後から思えば「insurance(保険)」という単語が聞き取れてませんでした。
仕方ないので空港にあるレンタカーの事務所へ行きました。
窓口のお姉さんが「保険に入ってるので大丈夫。この書類に記入して。」
英作文
書類は事故報告書ですね。
名前やパスポートNo.はいいとして、問題は「事故の状況」です。
英作文ですよ。
よく覚えてませんが、「〇〇ホテルの地下駐車場でスペースを探している際に、柱にぶつかって、車体右側をこすってしまった。」みたいなことを一生懸命書きました。
「The right side of the car was scratched.」と「scratch」を使ったのを何故か鮮明に覚えています。(あってるかどうか知らんけど)
無罪放免
書いた書類を恐る恐る持っていくと、一瞥したお姉さんは「OK」と軽く言ってスマイル。
「車はそのまま乗る?それとも交換する?」
→「明朝返すのでこのままでいい」
→「じゃあ手続き終了。もう大丈夫。お疲れ様。」
みたいな感じで無罪放免になりました。
ずっと緊張していた糸が、最後の最後でプッっと切れたんでしょうね。
事故るような場所ではありませんでした。
当時は目の前が真っ暗になりましたが、今となってはいい思い出です。
次回
このあと、海外で3回レンタカーに乗りました。
ハワイ、ニュージーランド、英国です。
次回も続きを書いてみます。
また失敗談ありです。(失敗おおすぎ)
つづく
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